暑い日が続いています
今年の夏は体力が持つのか心配
早いもので、ソウル旅行からもう1か月経ちました
この前のブログで書いた「アラジン」はソウルから釜山公演に移りましたね
釜山公演:2025年7月11(日)~ 9月28日 釜山ドリームシアター
そして忘れないうちに忘備録です
ソウルでミュージカル「Phantom」
6月21日ソワレ
6月22日ソワレ
と2回観て来ました

『オペラ座の怪人』に比べ、主人公エリックの人間性や出生の秘密などにより深く迫った物語となっており、今も世界中のさまざまなカンパニーで上演され続けている人気ミュージカル
STORY
19世紀末のパリ、オペラ座。醜い顔を仮面で隠し、地下に潜む青年、エリックは、“ファントム”と呼ばれ恐れられていた。ある日、歌手を夢見るクリスティーヌの歌を偶然聞いたエリックは亡き母の姿を彼女に重ね、密かに個人レッスンをするように。次第に才能を開花させオペラ座での大役を任されるクリスティーヌ。そんな彼女にオペラ座のパトロン、シャンドン伯爵は愛の告白をするのだが、プリマドンナの嫉妬と陰謀で思わぬ悲劇が人々を襲う。
私が「Phantom」公演を初めて見たのが、
2017年1月22日 ブルースクエア劇場
その時のブログには
「モンテクリスト」「ファントム」と「デスノート」2公演を観るという










1幕のエリックとクリスティーヌ・ダーエ役の歌のレッスン場面
だんだんとクリスティーヌの歌が上達するにつれて高まる恋心にキュンキュンさせられました
넌 나의 음악(You Are Music)のメロディ🎼が別のシーンでも何度もリフレインされて美しい😍
マダムカルロッタ
リサ
チョン・スミ
ユン・サボン
オペラ歌手だけど歌が下手な設定で、滑稽だけどちゃんと歌える感が絶妙でした。
ゲラール・キャリエール
ミン・ヨンギ
ホン・ギョンス
お二人とも渋い演技と歌声でしたが、特にミン・ヨンギさんは「笑う男」でもヒョシンさんと
親子を演じられてるから息がぴったりでした。
「ファントム」はミュージカルですが、オペラとバレエの要素も取り入れているのが特徴です。
2幕のエリックの両親の出会いからエリックの誕生の秘密までをバレエでロマンティックに表現しています。
そして、演出家のロバート・ヨハンソンが韓国版の為にバレエシーンを取り入れだそうです
以前見たときより今回はストーリーがわかっているせいかベラドーヴァの哀しみがより伝わりました
ピクニックのシーンでは、狸(너구리ノグリ)をラーメンのノグリにかけて、クリスティーヌ辛いものは好きか?尋ねるシーンがヒョシンさんのアドリブみたいですよ❗️
せっかく心が通じ合ったのに、クリスティーヌが「お顔を見せて!」と何度も嘆願するからエリックも迷って決意して仮面を外したのにクリスティーヌが怖がって逃げてしまうなんて酷すぎる
この後のエリックの怒り💢の表現が凄まじかったです
普通は許すまじ‼️と思うのに、心の準備が出来て無かったからと許すのはなんて優しい
後半は殺人犯として追われるエリックが、父親のゲラール・キャリエールにピストルで撃たれて、
クリスティーヌのキスを受けて目を閉じるというとても哀しい結末ですが、
誰よりも純粋なエリックが最期は愛する人と父親に看取られた幸せだったかもしれませんね
韓国ミュージカルではカーテンコールでは主役が一節歌ってくれるのが定番で
観客の拍手と歓声や掛け声で盛り上がるのも、日本のミュージカルとは違うかな
カーテンコールデーの映像をお借りしました
そして最後には仮面🎭を取ってパッと振り向くと舞台が暗転し、観客が大盛り上がりでカーテンコールが終わります
さっきまでのエリックの悲劇は何処
ソウルも暑い中、8月11日まで
「ファントム」公演が続きます
最後まで無事に怪我なく千秋楽が迎えられるのを願っています
2016年「ファントム」CD2枚組
パク・ウンテバージョン
バレエシーンのDVD📀も付いてる
ウンテさんのエリックの歌声はノーブルで紳士的
NHKの番組「SONGS」井上芳雄さん出演回でウンテさんの名前と写真上がりましたね😍
「ファントム」や韓国ミュージカルのお話しも面白かったです
俳優の皆様はあんなに上手いのに更にボーカルレッスンを受けてるんですね