
:2019年10月3日(木)
会場:日本青年館ホール
出演:パク・ガンヒョン、シン・ヨンスク、ヤン・ジュンモ
上映会は17時から2時間40分ノンストップ、
コンサート終了したのが21時40分
5時間以上会場に座ってハードだけど、
映画もコンサートも素晴らしかった
ミュージカル映画を日本語字幕で観た後に、
出演者の方々が出てきて、歌ってくれるなんて
新しい試みだし、贅沢な時間
ヴィクトル・ ユーゴーの小説を原作に、2018年に話題となった韓国オリジナルミュージカル『笑う男』を日本青年館の大スクリーンで上映するイベント
今回の映像は韓国のクラシック会場でも有名な“芸術の殿堂”が、カメラ16台で収録したクオリティー高いハイビジョン素材となっており、まるで劇場でミュージカルを鑑賞しているような臨場感あふれる映像が見どころです。
そして、10月2日(水)、10月3日(木)には、映像にも登場したパク・ガンヒョン、シン・ヨンスク、ヤン・ジュンモの3人が生の歌声で『笑う男』の世界観を披露するコンサートも開催
韓国エンタメニュースより
2015年ミュージカル界デビュー。2016年にミュージカル『ベア ザ・ミュージカル』『イン・ザ・ハイツ』に出演し、『光化門恋歌』『キンキーブーツ』『笑う男』など話題の大型ミュージカル作品の主演を務め、爆発的な歌唱力と信頼性の高い演技力で第7回イェグリンミュージカルアワード男優新人賞を受賞。その後、話題作『エリザベート』『エクスカリバー』でも観客の絶賛を受け、“ライジングスター”として注目されている。
[シン・ヨンスク] ジョシアナ公爵役
1999年ミュージカル『「明成皇后』でデビュー。2010年に初演された『モーツァルト』でヴァルトシュテッテン男爵夫人役を演じ、圧倒的な歌唱力で観客に強い印象を残した。『マンマ・ミーア!』『レベッカ』『ファントム』など多様な作品に主演。2018年『笑う男』ではジョシアナ公爵役を務め、ファル・ファタールな魅力で表現力を高めた。
[ヤン・ジュンモ] ウルシュス役
『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『スウィーニー・トッド』『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『ドラキュラ』などに出演し、男性ミュージカル俳優が演じたい役柄をすべて演じた、韓国ミュージカル界を支える重鎮。2015年と2017年『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念舞台で完璧な日本語でジャン・バルジャンを演じ、日本ミュージカルファンを感動させた。

韓国版は3回観て、グウィンブレン役のパク・ヒョシンさんの圧倒的な歌声に魅了された「笑う男」
日本版も観ましたが、日本語で話が理解出来るはずなのに、ちょっと別物感がありモヤモヤ
来年1月からのソウルでの再演に向け、
映画上映会に、パク・ガンヒョン、シン・ヨンスク、ヤン・ジュンモと、主な出演者が三人も同じステージで歌ってくれる夢のような企画
映画は、映像の撮り方も綺麗で臨場感があり、日本語字幕もありとても良かった
雪の場面や舞台美術の美しさに改めて感動
2時間半休憩無しでトイレが心配だったけど、集中して観ていたせいかあっという間でした
日本版で、あらすじは理解していたつもりでも、
セリフも歌詞もダイレクトに日本語訳が付くので、細かいところまで理解出来て、
作品として様々な伏線がセリフにあり、とても練られた脚本だったのだと改めて感動
最初の庭での園遊会の場面も、女王とジョシュアナ侯爵の罵りあいが
面白かったのも日本語訳があったから
日本版には無い、ステージでヴァイオリニスト演奏が吟遊詩人の語りのようで浪漫があり、
やはりこの作品には欠かせないと思いました。
ヤンジュンモさんが最後の場面でウルシュスは泣かない男の設定なのに、
一人残されて、後ろをむいていつも泣いていたそうです
主役以外もスクリーンではアップで映るから、同じ役者さんがいくつもの役を兼任してるのがわかって面白かった
女王役とビーナス役は同じ女優さんで、議会のロングトーンの歌はやはり凄い
「エクスカリバー」でアーサーの宿敵となるサクソン族の軍隊を率いる異教徒ウルフスタンを演じたイ・サンジュンさんが
『笑う男』では使用人ペドロを演じてます
軽妙で巧みな演技が本当に上手くて、好きな俳優さん
グウィンブレン役は難曲が後半に続いて喉に負担がかかる難しい役
ガンヒョン君は好奇心があるけど、真っ直ぐな若者らしさが出ていて、歌声も素晴らしかったです
「エリザベート」「エクスカリバー」「マリーアントワネット」と大作に抜擢されるのも実力があるからこそだからですね
コンサートセトリ
韓流ぴあより
パク・カンヒョン:
can it be?、
幸せの権利(ヤン・ジュンモと)
世界を変える
笑う男
存在しない愛(エクスカリバー)
シン・ヨンスク:
私の中の怪物
自分の生を生きる
私だけに(エリザベート)
レベッカ
ヤン・ジュンモ:
残酷な世の中
千の風になって(日本語バージョン)
Stars (レミゼラブル)
映画上映が終わり、皆さまダッシュでトイレ休憩
本当にこの舞台に三人が出てくれるかドキドキ
ガンヒョン君はスッキリした古風な顔立ちのイケメンさん
手がスッとして、綺麗でした
シン・ヨンスクさんは、赤いシースルーのドレスに高いピンヒール
デビュー20周年だし、堂々とした貫禄と色気がある方でした
ヤン・ジュンモさんは、レミゼラブルのカーテンコールの挨拶で一度拝見しましたが、
スーツ姿でも鍛えてることがわかる肉体派
20代から父親役を演じてるとか(笑)
顔も強面ですが、歌うと慈愛溢れる素敵な方でした
パク・カンヒョン君とシン・ヨンスクさんと
トークで、作品で苦労したところを質問されたら、
ガンヒョン君が、
最後にワイヤーで吊るされて、空に昇っていくシーンが、ワイヤーと自分を繋ぐハーネスが体に食い込んで、
ディアも抱えてるから重くて、生まれて初めての痛みだったと言ってました
それから創作ミュージカルは、練習しながらせりふや歌詞が変わるから、前に練習したことが
無くなったりして苦労したそうです
シン・ヨンスクさんは、次回はグウィンプレの
服を脱がすシーンをもっと激しくしてくれるそうです(笑)←出演確定?
ヤンジュンモ さんが「文化交流は国と国とを近づけてくれるもの。私たちは小さな使命感を持ってこの場に来ています」と言っていました。
今の日韓情勢の中での来日コンサートは、
心配もあったかと思いますが、この言葉が、
深く心に響きました
2020年1月に
「笑う男 」上映会&コンサートを、衛星劇場で放送だそうです

芸術の殿堂・オペラ劇場で「笑う男」再演されます
期間は2020年1月~2月の約2ヶ月。その後 地方公演も予定




ノエルも新しいことにチャレンジしたいニャン
