「ばか!」
「いってぇ」
「僕の方が痛かった!」
彼は自分の胸の辺りを掴んで見せた。
「遊ばれてるかもって思って怖かったんだからな!」
「遊ぶなんて!君を相手に誰も出来ないよ!」
「そんなことない!」
「ある!」
「ない!」
「ある!」
「ない!」
二人でにらみ合い、吹き出した。
「なにやってんだろ」
「ほんとだね。ところで返事は?」
和んだ空気に背中を押され、告白の答えを強請った。
と、また彼の顔が赤く染まる。
「そんなこと・・・言わなくても分かるだろ」
「いいや、分からない。ちゃんと言って。僕と付き合ってくれますか?」
どれだけの時間だったのか、多分短い間だったと思う。
でも長い間待たされた気がした。
彼は赤く染まった顔を上げると、頷き言った。
「僕も君が好き」
報われた想いが、歓喜の声となって溢れ出した。
続く・・・・・
ひゃっ腐ーヽ(゜▽、゜)ノ←歓喜の声
やっと両想いだね。
さあ、いつやるの( ̄ー ̄)?←台無し