部屋には荒い息を吐く音だけが響いた。
僕もユチョンも無我夢中で快を追い掛ける。
ユチョンは自分の分身を僕の内壁に強く打ち付けては、えぐるように引いていく。
今まで味わって来た快が、小さなものに感じられるほど、身体中が喜びに包まれる。
例えようのない充実感に、僕は身体を震わせた。
「はあはあ、ジュンス、ジュンス」
「ああっ」
名前を呼ばれ愛されることが、こんなに至福を持たらしてくれることを教えられ、身体の奥底から幸せの涙が溢れ出す。
ユチョンが好きだ。
ずっと好きだった。
友達としても、仕事仲間としても、そして恋愛対象としても。
かけがえのない人。
「ジュンス、辛いの?」
僕の涙を見て、ユチョンが動きを止めた。
こんなにギリギリの状態でも僕を最優先に考えてくれる。
優しいユチョン。
どこまでも優しいユチョン。
僕の大切な人。
伝えよう。
素直に。
この気持ちを。
僕はユチョンを引き寄せ囁いた。
「愛してます、ユチョン」
告白は僕の心を愛で満たした。
To be continued.....
ううっ(iДi)
良かったね、ユチョン(ノ◇≦。)←感動