The first time ever I lay with you | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。



「あっ」



不器用な僕は、ただ唇を閉じてユチョンのキスを受け入れただけ。

でも、ユチョンのキスは甘くて、僕をたちまちとりこにした。

すっと唇から熱が去り、そうっと目を開けると、複雑な表情をしたユチョンが居た。

僕、下手だったのかな?

ねえ、黙ってないで何か言って。





「すうっ」



深く息を吸って、気持ちを落ち着けようと試みる。

ジュンスとキス出来るなんて。

長い間、自分の気持ちに蓋をしてきた。

それがキスひとつでこのざまだ。

体中が熱くなり、何かが下半身で蠢いた。

落ち着け、俺。

やっと気持ちが通じたんだ。

焦りは禁物だ。

俺は何度も深呼吸を繰り返した。





「ユチョン・・・あの・・・僕、つまんない?」



こんな質問馬鹿げている。

ユチョンは優しいから、僕を傷付けるわけがない。

もし本当につまんないと思っていても、本当のことを言うはずがない。

でも聞かずにおけない。

だって僕は恋してるから。

ユチョンのすべてが気になるんだ。

嘘でもいい。

僕をつまんなくないと言って欲しい。

あの優しい眼差しで僕を見つめて安心させて。





「違う、そうじゃないんだ。俺が悪いんだ」



好きなのに。

好きで、好きで、胸が張り裂けそうなほどなのに。

ジュンスにこんなこと言わせてしまうなんて、俺は何をやっているんだ。





「ううん、ごめん。答えられないよね」


僕の馬鹿。

ユチョンを困らせるなんて。

好きと言って貰っただけで幸せなのに。

キスしただけで、ユチョンのすべてを手に入れたくなる。





「違うんだ。俺はジュンス、君のすべてが欲しい。今、ここでだ」



早過ぎる。

ジュンスが許してくれるわけがない。

あんなに幼く、無邪気なジュンスとキス出来ただけでも信じられないのに。

どうして俺はそれ以上を欲しがるのか。

拒絶の言葉を待ち、目を伏せた俺の耳に軋む音が聞こえた。





「僕をユチョンの思うままにして」



はっきりとは分からない。

でも、ユチョンが求めるなら、何をされても構わない。

ユチョンの喉仏がごくりと上下すると、ゆっくりと僕に近付き、そのまま熱い体が圧し掛かった。





「カーンカーン」



祝福の鐘の音が響く。

僕達は、出会い、唇を合わせ、そして初めて横になった。

これからもたくさんの初めてを二人で共に分かち合おう。




Fin.



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はあはあ(*´Д`)

何でサジン小説なんか上げようと思ったんだろう(T_T)←時間が倍以上掛かる

皆様。

何か合ってないなと思っても、スルーしてね(。-人-。)

この三部作のタイトルは繋がっています。

一話目から、


「The first time ever I saw your face」


初めてあなたの顔を見たとき



「The first time ever I kissed your mouth」


初めてあなたと唇を合わせたとき



「The first time ever I lay with you}


初めてあなたと横になったとき



Roberta Flack(ロバータ・フラック)と言う歌手の「The first time ever I saw your face」と言う曲の中の歌詞を使わせて貰いました。

恋は二人で初めてを重ねていくこと。

そして、何度も何度も、好きの気持ちを確かめること。

ユスへの恋心。

じゅんじゅんは、まだ確かめているところです(^∇^)


最後まで付き合ってくれてありがとう。



じゅんじゅん