夢見る頃を過ぎても | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。



「ねえ、ユノ」



俺が頼み事をするのを分かっているように、ユノはちょっと構えて答える。





「何だい、ジェジュン」



外では大人びて見える君も、俺と居る時は時にとてつもなく子供っぽい。

そんな君の甘えたような仕草にふふっと笑う。

でも、俺は知っている。

ユノは俺の頼みごとに弱い。

試すわけじゃないけど、少し深刻を装って言ってみる。




「俺・・・欲しいものがあるんだ」



案の定ユノの表情が変わる。

さっきまでの子供っぽい仕草は消え、少し心配そうに俺の顔を覗き込んだ。




「何が欲しい?」



欲しいもの。

そんなのひとつしかない。

俺が欲しいものは、たったひとつ。

ユノ。

君とずっと一緒に居たい。

君との時間が欲しい。

俺は。

俺は、




「一人にしないで・・・」



分かっている。

君のせいじゃない。

誰でもが通る道。

今だけの辛抱なんだって。



「ジェジュン・・・」



俺の我儘に、ユノはしばらく沈黙した後、ふいに立ち上がり部屋の奥に消えた。

次に現れた時は、ユノの顔は最前の子供の顔に戻っていた。





「絶対一人にするなよ」



頭に乗せられたそれは、今も俺の側に居る。





「ユノって名前の甘えん坊がね」




大人になって夢見る頃を過ぎても、恋はいつまでも夢を見せてくれるものさ。

ねっ、甘えん坊のユノ。





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むーん( ̄ー ̄)


大人なユンジェを書こうと思ったのに・・・


何故か可愛いユンジェになっちゃったー(≧▽≦)←



じゅんじゅんの夢見る頃は、トンに巡り合えてからずっと続いてるよ。

ねっ、皆(^∇^)