You take my breath away | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。



「ねえ、ユチョン。海って気持ちいいね」




大好きな海での撮影にはしゃぐ君。





「ユチョン、こっちに行ってみようよ」





「ジュンス待って。撮影なんだから、あんまり離れちゃ駄目だよ」



仕事を忘れて今にも駆けだしそうなジュンス。

本当は一緒に楽しみたい。

海で遊ぶなんて、まるでデートのようだ。

でも舞い上がりそうになる自分の気持ちを抑える為に、わざと少し咎めるような口調で言った。




「分かってる。でも、少しだけ。お願いユチョン」



無邪気にはしゃいでいた君が、突然表情を変えた。

どくん。





「仕方ないな。少しだけだぞ」



高鳴る鼓動を悟られないように、わざとぶっきらぼうに言って歩き出す。

少し先を嬉しそうに歩く君が、ふいに立ち止まり言った。





「かくれんぼしよう、ユチョン」





「何言ってんだよ。もう戻るぞ」



苦しい。

ジュンスがただ無邪気に言っているだけの言葉が、俺の胸を締め付ける。

勝手にその言葉に何かを期待して、体が震える。

このまま二人でいたら、俺は何かを口走ってしまうかもしれない。

早く戻らなければ。

そう思って踵を返そうとしたのに、





「嫌だ」





「ユチョンが僕を見つけてくれるまで戻らない」



そう言うと海岸線に広がる鬱蒼とした木々の群れに、ジュンスは姿を消した。

俺は慌てて後を追う。





「ジュンス、どこだ。ジュンス」



木々を掻き分け薄暗い森に迷い込むと、むせ返るほどの緑が迫ってくる。

ジュンスの姿は見えない。

俺は枝葉を掻き分け無我夢中で奥へ進んだ。





「ユチョン・・・」



やっと見つけた君は、いつもの無邪気な君とは別人のように見えた。

君を見つけられた安堵感にほうっと息を吐いた俺を、嘲笑うかのように君は言った。





「僕を捕まえて」



遠く潮騒の音が聞こえる。

寄せては返す波が、俺の心を掻き乱す。

ジュンス、俺は、





「You take my breath away」



「息が出来ないほど君に夢中だよ」




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何だかとっても大人なユスになってます( ´艸`)


さあ、いよいよ告白するのかユチョン\(^_^)/←