「んっ、あっ、ああ、ユチョン」
脊髄を競り上がる堪らない快に思わずユチョンの名を呼んだ。
しとどに濡れた股関に屹立したものが、解放を求めてもっと強い刺激を求めている。
生々しい欲望の求めに、僕は腰を浮かせ、ひくひくと蠢く小さな蕾に指先を誘った。
「あっ!」
前への刺激だけでそこは十分に解れ、するりと指を飲み込んだ。
忙しなく動かされる前を包んだ手が、新たな味方を得たように解放に向けてその速度を上げた。
「あっ、いいっ、ユチョン、もっと」
はあはあと荒い吐息を吐きながら、恍惚の瞬間を待ちわびる。
弾け飛びそうな快に目をつぶった瞬間、僕の蕾を新たな圧迫感が襲った。
「ああっ!ユチョン!」
蕾をいっぱいに押し広げ、あの部分を突き上げると僕は呆気なく果てた。
解放の余韻に震える身体を見て、体の奥底から競り上がってくる虚しさに僕は頬を濡らした。
ユチョンから口付けを受けた余韻は、僕を獣に変えた。
部屋に戻った僕は我慢出来ずに自分で自分を慰めた。
だが解放したあとの虚しさは今までの非ではなかった。
諦めると決めたのに、身体が心を裏切る。
手のひらに残った激しく醜い欲望の証を握り潰すと、ドロリとした感触が指の間から顔を出した。
「サイテー」
ぽつりと呟いた言葉は、そのまま嗚咽へと変わった。
ユチョンが僕を受け入れようとしても、それを喜んだら駄目だ。
駄目なんだ。
僕はユチョンの役に立たない。
何の得にもならない。
言われなき中傷を浴びて、ユチョンを苦しめるだけだ。
分かっていた。
ユチョンが僕を憎からず思ってくれていることは。
でもだからこそ僕は距離を置いた。
僕との未来はユチョンに何の益ももたらさない。
仲のいい友達。
それが世間が求める僕の役目。
ユチョンが僕を思ってくれても、僕がユチョンを大切に思うならば諦めなければならない。
僕は枷にしかならない。
僕がユチョンにあげられるものは何もないのだから。
この醜い身体と心以外に。
To be continued.....
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ううっo(;△;)o
ユチョンのばかーーーーー(/TДT)/←
ジュンス、世間が求めているのは、君がユチョンの亀となかよしこよしになることだよ( ̄ー ̄)←ええ、絶対