solitude ~2~ | infection  ~YooSu~

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「僕、部屋に帰る」



「いいから、座れ」



ユチョンは怒りを堪え、僕の前にキャスターのついた椅子を机の下から引き出し滑らせた。



「座れよ」



有無を言わさぬ態度に、僕はしぶしぶ椅子を引き寄せ座った。



「それでいい」



自分はベッドに座りながら、ユチョンが言う。



「さあ、腹を割って話そうぜ。何か言いたいことがあるなら言えよ」



「無いよ」



「嘘だ」



即座に答えた僕を、ギロリと睨んで言う。

そうだ、嘘だ。

でも本当のことなんて言わない。

言えない。

言ったところで、もっと気持ちがもやもやするだけだ。

いや、もやもやするくらいならましな方だ。

もうユチョンの前に立てなくなるかもしれない。

その不安が僕を逆に笑顔にした。



「やだな。そんなに深刻な話じゃないんだよ。ちょっと上手くいかないことがあってさ。そんなにいつもと違ったんだ。心配掛けてごめん」



にこっと笑って、潔く頭を下げた。

ユチョンは黙っている。

頼む、騙されてくれ。

これ以上僕を苦しめないでくれ。

祈るような気持ちで、涙が滲みそうな目をぎゅうっと瞑った。

長い沈黙があって、ユチョンがふうっと息を吐いた。

緊迫した空気が少し緩み、ユチョンはベッドから立ち上がると僕の前に立った。



「ジュンス、顔を上げて」



僕はなるべく普通に見えるように、口角をすいっと持ち上げて顔を上げた。

目の前にユチョンが居た。

ユチョンは笑っていない。

笑っていないどころか、どちらかと言うと悲しげに見える。

ずきんと胸が痛む。

ユチョンのこんな顔は見たくない。

悲しむ顔を見るくらいなら、怒った顔の方がましだ。

罵られ、蔑まれても、ユチョンの悲しむ顔を見るよりはましだ。

無理に上げた口角が力なく下がった。



「ジュンス、俺はジュンスが・・・ジュンスを大切に思ってるんだ。だから、こんなこと・・・」



ユチョンが僕の頬を両手で包むように覆った。



「しないつもりだったのに・・・」



苦し気に顔を歪めたユチョンの唇が僕のそれに触れた。




To be continued.....


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もやもやもやもやもやもや


ええい、もっとハゲシク襲えヽ(`Д´)ノ←


さて、この話、どう決着つけようか( ̄ー ̄)←誰か教えて