どうして僕は僕なんだろう。
どうして君は君なんだろう。
僕は生まれて初めて、僕が僕であることを呪った。
「ジュンス、どうかしたのか?」
「別に」
「こっち見ろよ」
顔も上げずに答える僕の肩を、ユチョンは怒った様に掴んで引っ張った。
「何でそんなに俺の事避けるんだよ」
「別に」
「その言い方止めろ」
普段はほとんど怒らないユチョンの声が怒りに震える。
分かっている。
ユチョンはこんな物言いをされるのが大嫌いだ。
分かってやっているんだ。
ユチョンが怒り出せばいい。
そう思っているから。
「俺に不満があるなら言えよ。こんな無視されるようなやり方は嫌なんだ」
無視なんかしてない。
無視出来るなら、どれほど楽か。
無視出来ないからこそ、こんなに苦しんでいるんだ。
僕は意味が分からないと言うように両肩を竦めると、ユチョンの手を払った。
「言ってる意味が分からないよ。ユチョンに不満なんかないよ。僕、やることがあるから」
目を合わせていると泣き出しそうだ。
ユチョンに背を向けると、廊下を歩き出した。
さっさとこの場を離れるはずだったのに、強く腕を引っ張られて前のめりになった。
「来い」
ぐいっと腕を引っ張られて、ユチョンの部屋に押し込まれると、ユチョンの憤りを表わすように、背中でドアがけたたましく閉められ、ガチャンと音を立てて鍵が閉められた。
To be continued.....
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ううっo(;△;)o
また自分の首を絞めてしまったよ(T_T)←
今回は表小説は止めようと思ったのに―(/TДT)/←お出掛け中の予約投稿により崩壊中
では、皆様。
ちゃんと完結出来るように祈ってね(。-人-。)