「あっ・・・」
「ごっ、ごめん」
ユチョンと歩く並木道。
2人の手が触れ合った。
ユチョンは、慌てて手を引っこめると、謝った。
ユチョンから好きだと言われてから、今日で一週間。
手も繋がなければ、抱き締めもしない。
あんなに不意打ちのようにしていたキスもない。
ただ目があっただけで、狼狽したように目をそらす。
ユチョンからしてくれていたから、僕はただ待つだけで良かった。
でも、今は二人でおどおどと一緒に歩くのが精一杯だ。
ユチョンの手が揺れている。
ほんの少し手を伸ばせば触れることが出来る。
どくんどくんと胸を高鳴らせながら、僕はおずおずと手を伸ばした。
らしくない。
こんなに何も出来ないなんて。
キスもした仲なのに、ジュンスを見つめるだけでドキドキして、手も握れない。
余裕綽々だった俺はどこかに消えた。
今はジュンスの一挙手一投足が気になる。
告白から一週間。
ジュンスをやっとデートに誘った。
「嬉しい・・・僕・・・ユチョンと一緒ならどこでもいい」
頬を染め、恥ずかしがりながらも、喜んでくれたジュンスを、今日こそは恋人として完璧にエスコートしようと思っていたのに。
いざデートになると、手さえ握れない。
それどころか、会話さえ上手く出来ない。
ジュンスが可愛過ぎて、見つめるのにも緊張する。
しっかりしろユチョン。
あの余裕を思い出せ。
そうだ、まず手を握れ。
デートなんだから。
自分で自分を鼓舞して、やっとジュンスの手を握ろうと思った俺の手に、ふんわりと柔らかいジュンスの手が振れた。
To be continued.....
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腐腐腐腐腐( ´艸`)
恋って・・・
たまんねー(≧▽≦)←
ユチョン、恋のドキドキをたっぷり味わってねーヽ(゜▽、゜)ノ←新しいユチョ亀弄りバージョンよ