「あっ、あの・・・ユチョン」
「んっ?」
「僕、自分で出来るよ」
「だーめ。ジュンスはじっとしてて。俺が無理させたんだから、俺がやるの」
「で、でも・・・そこは・・・あっ」
ユチョンはバスルームの床にひざまずいて、肌触りのいい海綿のボディスポンジで、白い残滓の残る僕の双丘の谷間を、たっぷりと泡立てた細かな泡で包みこんだ。
ユチョンの漲りを受け止め、そのまま頂点に導いた谷間が丁寧に洗われていく。
何だか変な感じだ。
そこは無理に広げられることも、割られることもなかった。
ましてやユチョンが微細な孔に、何かをすることもなかった。
ユチョンは僕とほぼ同時に達し、その熱い迸りを浴びただけなのに、まだユチョンの熱い塊が谷間にあるように感じる。
ボディスポンジが、優しくそこを擦っていく。
ユチョンは優しい。
こんな体を洗う行為でさえも、僕に恐怖を感じさせないようにしているのだろう。
「ジュンス、ありがとう」
谷間から双丘へと、スポンジを動かしながらユチョンが呟いた。
「えっ?」
「怖かっただろう。ここにあんなもの当てられて」
「あっ・・・」
やっぱりユチョンは分かっていた。
僕の初めての体験への戸惑いを。
「俺、待つから」
「ユチョン・・・」
「ジュンスが好きだから、いくらでも待つよ。側に居られるだけでもいいとずっと思っていた。でも、ジュンスは俺を受け入れてくれた。それだけでも本当に嬉しいんだ。ありがとう」
僕の後ろでひざまずいているユチョンが、どんな顔をしているのかは分からない。
ユチョンの言葉を疑うわけじゃない。
でも、僕はそんなに待って貰うほどの存在なのだろうか。
ユチョンはもてる。
何も僕を待たずとも、世界中にユチョンを待っている人が居る。
身体構造的にも、ユチョンをここまで我慢させる必要もないかも知れない。
僕じゃなければ、ユチョンは苦行のような苦しみを味わうこともないかも知れない。
「ユチョン、本当に僕でいいの?」
ぴたっとスポンジの動きが止まった。
「ジュンス・・・俺の気持ちがまだ分からない?」
「だって、僕はずっとユチョンに甘えてて、それは僕にとっては幸せだったけど、ユチョンは、その、我慢してたんだよね。しかも、僕は子供で、ちっともユチョンの気持ちに気付かないで・・・やっと気付いたと思ったら、こんなに何も知らなくて。ユチョンを何一つ満足させてあげることが・・・」
「ジュンス」
ユチョンがすっくと立ち上がり、僕の肩を掴むとくるりと体を回転させた。
目の前にユチョンがいる。
そう言えばバスルームに入ってからずっと、ユチョンには背中を向けていた。
白い靄の立ち込めるバスルームとは言え、ユチョンの艶めかしい体がすべて目に飛び込んでくる。
そしてさっき確かに僕の双丘の谷間で弾けたユチョン自身が、芯を持つ生き物のように蠢いた。
僕が直視出来ずに俯くと、ユチョンはその己の芯は無視して、僕の正面にまたひざまずいた。
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あんれー(^∇^)?
さらっと終わりのはずだったのに・・・
ナニ、やる気になってるんだよーユチョ亀ー(/TДT)/←
これはやはりナニか、今朝のユス菌のせいか( ̄ー ̄)?←萌えた