ユチョンの穏やかな微笑みが、驚きに変わった。
僕の真意を確かめるように、食い入るように僕を見つめている。
「ユチョンが一緒にベッドに戻らないなら、僕がユチョンと一緒にシャワーする」
ユチョンの特徴的な喉仏が上下すると、微かに唾を飲み込む音がした。
「じゃ、じゃあ、ジュンスが先に・・・」
「一緒がいい」
今度ははっきりとごくんと音をさせて喉仏が上下した。
「分かってるの、ジュンス。俺は我慢しているだけで、今すぐにでも君を・・・」
「行こう、ユチョン」
ユチョンの腕を掴んで半ば強引に立ち上がらせると、開きっ放しだった部屋のドアを静かに閉めて、バスルームへと向かう廊下を歩き出した。
「ちょっ、ちょっとジュンス、待って」
「待たない」
決心が揺らがないように、ユチョンの背中を押すように前に進む。
何をするか、どうなるのか、そんなことは分からない。
でも今ユチョンから離れたら駄目だ。
何故か頑なに僕はそう信じていた。
バスルームは濃い闇に沈んでいた。
そこに来て突然、僕はバスルームの皓々とした照明を点けるのを躊躇った。
シャワーを浴びると言うことは、今着ている物をすべて脱ぐと言うこと。
それはユチョンの前で自らすべてをさらけ出し見られると言うことだ。
カッと全身が熱くなり、顔がカッカッと火照る。
まる1日掛けて下がった熱が、一瞬にしてぶり返す。
でも僕は引かない。
どんな恥ずかしさも、僕の為に自分を押し殺してくれたユチョンの辛さに比べれば大したことではない。
僕はふうっと深呼吸をすると、バスルームの照明のスイッチを入れた。
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ダイちゃん、正解\(^_^)/←なかなか進まない
さあ、ジュンスがいつになくリードしておりますよ。
このまま雪崩れ込めるのか!
どう思う( ̄ー ̄)?←