「ジュンス、立てる?」
「あっ、うん」
タオルを持ってベッドから立ち上がると、ユチョンは汗を含んだシーツを剥がし始めた。
「ジュンス、見ないから今のうちに体拭いて、下着も変えて」
「あっ、うん」
背中を向けたユチョンが黙々とシーツを剥がしている間に、下半身の汗を急いで拭くと、下着を変え、新しいパジャマに着替えた。
ユチョンが真新しいシーツを綺麗にベッドに敷き詰めるのとほぼ同時に、僕はきれいさっぱり汗を拭い終えた。
「着替えた?」
「うん」
ちゃんと確認してから、ユチョンは汗で濡れたシーツを持って振り返った。
「じゃあ、寝て」
僕の手からタオルを取り、顎をしゃくって、ベッドに寝るように促す。
まだ少し気怠い体を、言われるままにベッドへ横たえた。
ユチョンが取り替えたシーツがふわっとその気怠い体を包み込む。
乾いているだけじゃない。
何だか不思議な温もりと、優しい香りがした。
「もうこれは必要ないかな?」
ベッドから下ろした冬用の布団を持ち上げ聞く。
こくんと頷くと、布団を隅に置いて、僕の体にタオルケットが掛けられた。
そのタオルケットからも、ふわりといい香りがする。
何だろう。
いつも使っているものと同じはずなのに。
「このカバーも外した方がいいな・・・」
ユチョンはぶつぶつと独り言を呟きながら、隅に置いた布団から手早くカバーを外した。
「これ、片付けてくるね」
シーツとカバーとタオル、それに洗面器を持ち、ドアに向かうユチョンの背中にはまだ汗が光っていた。
とりあえず自分は濡れたパジャマを脱いだだけで、僕のことを優先してくれたんだろう。
パジャマは脱いでいるものの、トランクスが汗で湿って色が変わっていた。
タオル越しとは言え、ユチョンが下着一枚で僕の体に触れていた事実に今更ながら動揺した。
ただの介抱だけど、裸のユチョンからは、何とも言えない色気が漂って、僕はまるで一ファンの女の子のように顔を赤く染めた。
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進まないだろう?
だって・・・
頭が沸騰してるからーヽ(゜▽、゜)ノ←ユス熱で
皆。
辛抱強く付き合ってね( ̄ー ̄)←嫌って言っても聞かないけどな