「ジュンス、腕上げて」
ユチョンは洗面器とタオルを捧げ持つように部屋に戻って来た。
自分で出来ると言う僕に、
「病人は甘えるのが仕事だよ」
と説き伏せ、パジャマを脱がせると汗の滴る体をまず背中から拭いて、腕を掴むと言った。
何だか子供みたいで、くすぐったい気持ちだったけど、濡れたタオルの心地良い感触に、言われるまま素直に腕を上げた。
「少しくすぐったいかも」
腋から横腹にかけて、冷たいタオルが滑る。
確かにくすぐったくて、僕は腕をつかまれたまま身を竦めた。
「ふふっ、ジュンスはくすぐったがりやだね」
楽しそうに言いながら両脇を拭くと、タオルはそのまま前に回ってきた。
「ユチョン、あの・・・」
「いいから」
鎖骨を拭ったタオルが、胸に降りて小さな実を撫でた。
何だか変な感じがして、ぶるっと体を震わせると、ふっと耳元でユチョンが笑った気がした。
タオルは胸からお腹へと下ろされ、丁寧に汗を拭っていく。
そのままパンツのゴムの部分までいくと、当然のようにユチョンの手がゴムを掴んだ。
「あっ、ユチョン、もっ、もう・・・」
ユチョンの手を慌てて押さえた。
いくら病人だからって、これ以上は恥ずかしい。
「いいよ、今日は許してあげる」
「えっ?」
許す?
許すって、何?
そう聞こうとした僕からすっと離れると、ユチョンはそれ以上何も言わずに、タオルを洗面器の水に浸し軽く絞ると僕の手に握らせた。
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こらーヽ(`Д´)ノ
許さーんヾ(。`Д´。)ノ
何でジュンスの可愛いポーを吹いて、あっ、いや、拭いてやらんのじゃー(=`(∞)´=)←
皆様。
あまりにものんびりと進む汗拭き場面で、じゅんじゅんがどれだけ暑さに参ってるか察してね( ̄ー ̄)←ずっと寝てるよ