「ジュンス・・・俺も会いたかった」
耳元でユチョンが囁く。
注ぎ込まれる熱い吐息にぶるっと体が震える。
「俺もって、あっ、やっ」
耳朶を軽く噛まれ、舌が撫でるように滑った。
「俺に会いたいって言ったよね」
聞かれていた。
僕がライブ中、つい口走ってしまったことを。
「あっ、あれは、その・・・つい、あっ」
「つい、何?俺の事を思い出してしまったってこと?」
「だっ、だって」
「んっ?」
「ユチョンのせいだもん」
「俺のせい?」
「ユチョンが僕にあんなこと・・・」
「あんなことって、こんなこと?」
ユチョンの手が僕のバスローブを掻き分け、何も身に着けていない股間を覆った。
「やっ!」
「ジュンス、待ってたんだね。ほら、もうこんなに熱い」
ユチョンの手に覆われて、たちまち反応を始める僕。
緩く動き出した手に、体中が痺れ出す。
駄目だ、このまま流されてしまう。
僕はバスローブの上から、ユチョンの腕を掴んだ。
「だめ、ユチョン」
「なんで?」
「だっ、だって、こんなこと、こんな成り行きで・・・」
「成り行きじゃない!」
突然ユチョンが怒ったように声を荒げた。
燃えるような目で僕を見ていたと思ったら、次には泣きそうなほど切なく顔が歪む。
今にもユチョンの瞳から、大粒の涙が零れそうだ。
「どう言ったらいい、ジュンス?俺は君が好きだ。愛している。ライブで、ユスペンが君を煽ってくれるのを密かに心待ちにしていたよ。君はいつもそれを冗談だと笑い飛ばしていたけど、俺はいつもユスペンに感謝していた。ジュンスの相手は俺だけだって言ってくれるから。君が結婚する相手も俺が良いと言ってくれる。世間に何と思われてもいい。俺の結婚する相手は君だけだ。ジュンス、結婚して。いや、しよう。して下さい。愛してるんだ、ジュンス。愛してる。愛してる。愛して・・・る・・・」
ユチョンの瞳からほろりと涙が零れた。
僕はその涙の粒を指先で拭い、ユチョンの頬に手を当て引き寄せると、ちゅっと口付けた。
「僕、結婚します」
「ジュンス・・・」
「愛するユチョンと」
その夜、僕の花はユチョンによって摘み取られ、月の光のように清かに花開いた。
To be continued.....
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ユチョーン(≧▽≦)
君の亀を全力で応援するユスペンじゅんじゅんよーヽ(゜▽、゜)ノ←
だから、終わらないのさ(T_T)←