恋風 ~7~ | infection  ~YooSu~

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「ジュンス・・・俺も会いたかった」



耳元でユチョンが囁く。

注ぎ込まれる熱い吐息にぶるっと体が震える。



「俺もって、あっ、やっ」



耳朶を軽く噛まれ、舌が撫でるように滑った。



「俺に会いたいって言ったよね」



聞かれていた。

僕がライブ中、つい口走ってしまったことを。



「あっ、あれは、その・・・つい、あっ」



「つい、何?俺の事を思い出してしまったってこと?」



「だっ、だって」



「んっ?」



「ユチョンのせいだもん」



「俺のせい?」



「ユチョンが僕にあんなこと・・・」



「あんなことって、こんなこと?」



ユチョンの手が僕のバスローブを掻き分け、何も身に着けていない股間を覆った。



「やっ!」



「ジュンス、待ってたんだね。ほら、もうこんなに熱い」



ユチョンの手に覆われて、たちまち反応を始める僕。

緩く動き出した手に、体中が痺れ出す。

駄目だ、このまま流されてしまう。

僕はバスローブの上から、ユチョンの腕を掴んだ。



「だめ、ユチョン」



「なんで?」



「だっ、だって、こんなこと、こんな成り行きで・・・」



「成り行きじゃない!」



突然ユチョンが怒ったように声を荒げた。

燃えるような目で僕を見ていたと思ったら、次には泣きそうなほど切なく顔が歪む。

今にもユチョンの瞳から、大粒の涙が零れそうだ。



「どう言ったらいい、ジュンス?俺は君が好きだ。愛している。ライブで、ユスペンが君を煽ってくれるのを密かに心待ちにしていたよ。君はいつもそれを冗談だと笑い飛ばしていたけど、俺はいつもユスペンに感謝していた。ジュンスの相手は俺だけだって言ってくれるから。君が結婚する相手も俺が良いと言ってくれる。世間に何と思われてもいい。俺の結婚する相手は君だけだ。ジュンス、結婚して。いや、しよう。して下さい。愛してるんだ、ジュンス。愛してる。愛してる。愛して・・・る・・・」



ユチョンの瞳からほろりと涙が零れた。

僕はその涙の粒を指先で拭い、ユチョンの頬に手を当て引き寄せると、ちゅっと口付けた。



「僕、結婚します」



「ジュンス・・・」



「愛するユチョンと」



その夜、僕の花はユチョンによって摘み取られ、月の光のように清かに花開いた。




To be continued.....


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ユチョーン(≧▽≦)


君の亀を全力で応援するユスペンじゅんじゅんよーヽ(゜▽、゜)ノ←



だから、終わらないのさ(T_T)←