『ライブ見てるよ。頑張って』
「これだけ?」
僕は思わず紙片をひっくり返して、他に何か書いていないか探した。
ただの白い紙片に、たった一行の文字。
何のことはない。
友達としての応援メッセージだった。
何でわざわざ、こんなものをくれたんだろう。
今までもソロライブはしてきた。
でも、いつも口頭で応援してくれたのに。
『何か意味があるの・・・ユチョン?』
本人に聞けない言葉を、心の奥で呟いた。
ライブはいつものように熱気に溢れていた。
やっぱり僕はこの瞬間が好き。
歌もダンスも、そして何よりファンが楽しんでいる姿を見られるのが嬉しかった。
「僕、キスしたことないよ」
ミュージカルの話から、キスの話になってそう言った僕に、会場中からブーイングの声が上がった。
実際、仕事でのキスはキスとは呼ばない。
僕がキスと呼ぶのは・・・。
「舌を入れてするのしかキスって言わないでしょ?」
会場がどよめき、僕は慌てて打ち消しに掛かる。
自分でも何故そんな言葉を口走ったのか分からない。
でも、僕の頭の中には、この前のユチョンとの深い口付けが蘇っていた。
どんな人と唇を合わせても、あんなに胸が締め付けられたことはない。
苦しいのに、離れ難く、堕ちていくのに、舞い上がる。
紫煙の香りのするキスはほろ苦く、甘かった。
To be continued.....
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うううううううううo(;△;)o
うわーん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
じゅんじゅんのあほー(/TДT)/←やっぱり終わらない
皆、途中で止めても許せよ(T_T)