「おい、大変だ、ジュンス」
ライブのリハーサルを待つ楽屋に、ジェジュンが血相変えて飛び込んできた。
鏡の前でぼんやりと、ユチョンとの今夜の約束を思い出していた僕は、知られる訳もないのに、慌てて居住まいを正した。
「何が大変なの?ジェジュンのアクセサリーでもなくなったの?」
のんびりした口調で聞く僕の隣に、ジェジュンが渋い顔で座った。
「喧嘩だよ」
「喧嘩?」
「ユチョンがスタッフに何か声を掛けられたと思ったら、突然掴みかかったんだ」
「ユチョンが!何で!」
僕は驚いて、ジェジュンに詰め寄った。
ユチョンが喧嘩するなんて有り得ない。
何かの間違いだ。
「知らないよ。止め入った俺の手から、マネージャーが引き取っていったから。今、多分マネージャーが話を聞いてるよ」
「ユチョン・・・何で・・・」
「まったくだ。もう時間だってないってのに。しかもスタッフと喧嘩なんて、何考えてるんだ、あいつは」
ジェジュンが苦りきった顔で、頭を抱える。
何だか自分のせいのような気がして、しゅんとして頭を下げた。
「ごめん、ジェジュン」
「ジュンスが謝るなよ。怒ってないよ。びっくりしただけだ。ユチョンが喧嘩するなんて、絶対何か理由があるはずだ。話を聞けば、きっと納得出来るさ。ユチョンは馬鹿じゃない。ライブ前にスタッフと喧嘩するなんて、よっぽどのことがあったんだろ。戻ってきたら、ちゃんと話してくれるさ。でも、これくらいは許せよ、ジュンス」
ジェジュンはこぶしを振り上げてから、下ろす仕草をすると、わざと明るく笑った。
コツンとおでこを叩かれて、苦笑いするユチョンを想像して、僕も少しだけ気が楽になった。
きっと戻ってきたら、ごめんって言って、理由を説明してくれる。
そうしたら、リハーサルをして、ライブをして・・・それから・・・。
あらぬ方向に行きかけた僕の想像を断ち切る様に、楽屋のドアが勢いよく開かれた。
To be continued.....
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うーむ( ̄ー ̄)
せっかくのライブ記念だってのに、何を書いているんだろう( ̄ー ̄)←
皆を楽しませるつもりが・・・
悶々と悩ませてるぞー(≧▽≦)←楽しい