「いっ、いくってどこへ?」
「部屋」
「部屋?家に帰るの?」
ユチョンはドアノブを掴んでぴたっと立ち止まり、握っていた僕の手を離した。
「ちょっとここで待っててくれる。すぐ戻るから」
「あっ、うん」
僕の質問には答えずに、ユチョンはドアを開けて出て行った。
ぽつんと一人取り残されて、不安が押し寄せる。
僕は何かおかしなことをしたんだろうか?
まさか、僕のキスがあまりにも下手で気分を害したとか・・・。
「だって仕方ないじゃない。僕、初めてなんだもん・・・」
何だかそれが正解のような気がして、小さく呟くとテーブルまで戻りぺたんと椅子に座った。
ユチョンのキスは甘く優しく、唇を吸われると全身から力が抜けそうだった。
僕はただそのキスを受け入れるのが精一杯で、どうすればユチョンが満足してくれるかなんて分からない。
それがユチョンにはあまりにも幼稚に感じられて、がっかりしたのかも知れない。
「だって知らないんだもん。ユチョンが教えてくれないの?」
思わず呟いた言葉に、はっとして口元を押さえ、きょろきょろと周りを見渡した。
誰も居ないことを確認して、ほっと息を吐いた瞬間、勢いよくドアが開かれユチョンが飛び込んで来た。
まさか聞かれたかもと、体を固くした僕の側につかつかと歩み寄り、手を掴むと椅子から引っ張り上げた。
ユチョンはそのまま無言で僕を部屋から連れ出し、足早に店を出た。
「あっ、お金・・・」
「払った」
エレベーターホールに来ると、まるで僕達を待っていたように扉が開く。
ユチョンは僕をエレベーターの奥に押し込むと、自分は階数表示のボタンの前に立ち手を動かした。
ほどなくエレベーターは下降を始め、四角い箱の上部に取り付けられた電光板がパッパッと点滅して階数を刻んだ。
沈黙に耐えられなくなって、ユチョンの背中に声を掛けようと口を開き掛けた時、ごく軽い衝撃があってエレベーターが止まった。
ゆっくりと開いた扉の向こうには落ち着いた色合いの朱の絨毯がひかれ、壁には左右に四桁の数字と矢印が書かれたプレートが見えた。
To be continued.....
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あはははは(≧▽≦)
エレベーターに乗っただけで一話終わったよ(T_T)
もも、この話今年中に終わると思う( ̄ー ̄)?←知るか!
エレベーターが開いたところで分かったと思うけど、ユスが食事をしていたのはホテルの最上階のレストランみたいですね(≧▽≦)
ホテルに連れ込むなんて、ユチョン、
「この後、どうするの?あほ猿」←さあね
では、皆様。
小説を書くだけでへろへろのじゅんじゅん。
ネタがあっても記事が書けませーん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「・・・・・」
とっても有難い本をMAX上司から借りちゃったのーヽ(゜▽、゜)ノ←活字中毒
難しい本なので、まだしばらくは小説上げるだけで許してちょ(^ε^)♪←さあmayuちゃま、何の本でしょう♪


