「それで、ユチョンがキス以上のものを求めてるって何となく分かったの。でも、分かったからって、具体的にどうすればいいかなんて全然知らないし、ただ、体を固くしてじっとしていることしか出来なかった。そしたら、ユチョン、僕を見て、一瞬、ほんの一瞬だけ何て言うか凄く辛そうに顔を顰めて・・・」
言葉を切って、すんっと鼻を鳴らすジュンスの頭をゆっくりと撫でる。
「うん、それで、ユチョンはどうしたんだ」
「それから大あくびして、眠い、寝るって、目を閉じた。僕、何だか居たたまれなくなって、散歩でもしてくるって部屋を出て来たの。ユチョン、目を閉じたまま頷いて、僕を見もしなかった。ユチョンのこと、怖いなんて思わなかったのに、何て言ったらいいのか、どうすればいいのか分からない。ユチョンを好きなのに。本当に好きなのに・・・ひっく、ひっく」
ジュンスが俺の胸に顔を擦り付けて、すすり泣く。
恋。
ジュンスは本当の恋を知った。
俺はまるで子供を抱く母親のように、すべてのものから守るようにジュンスをぎゅうっと抱き締めた。
「そのままでいいんだよ、ジュンス。ユチョンはジュンスの気持ちを分かってるよ。焦らなくていいんだ。どんなに時間が掛かってもいいんだよ。ジュンスがユチョンを好きで、一緒に居たいと思うなら安心して一緒に居ろ。分からない時は分からないって言っていい。安心してユチョンに甘えればいい。ただ信じればいいんだよ。自分がユチョンを好きだと思う気持ちを。まっすぐに受け止めていればいいんだ」
「うっ、うえっ、ジェジュン、ジェジュン、僕、ごめんなさい。こんなに何も知らなくて、皆に迷惑ばかり掛けて」
「迷惑だなんて誰も言ってません。お子ちゃまって言っただけです」
「チャンミンの意地悪」
ジュンスは目尻に浮かんだ涙の粒を拭いながら、でもふふっと楽しげに笑った。
「それでいい。泣き虫ジュンスより、お子ちゃまジュンスの方が弄り甲斐があるってものです」
毒舌だけど、愛情たっぷりのチャンミンの言葉に、皆の心がほんわかと温かくなった。
「ジュンス、俺が話をしてもいいけど、不器用でもやっぱり自分で伝えた方がいいと思うぞ」
ユノがジュンスの頭をくしゃくしゃっと撫でると、ジュンスはこくんと頷いた。
「うん。僕、ユチョンに話す。ちゃんと伝える」
「えらいぞ、ジュンス。じゃあ、俺も素直に言うよ。そろそろ、その場所を譲ってくれ」
「へっ?」
「俺だってジェジュンに抱き締めて貰いたいんだ」
ユノがおどけたように口を尖らせ両手を広げると、俺に抱き締められているジュンスごと抱き締めた。
「ジェジュン、俺もよしよししてー」
「あははははは、ユノ、苦しいよ。分かったから、僕、もう離れるから」
ユノと俺にサンドイッチみたいに挟まれたジュンスが、独特の笑い声を上げて身を捩る。
楽しくなって、俺はよりきつくジュンスを抱き締めた。
「可愛いジュンスを離せるもんか。ユノ、大人しく待ってなさい」
「いやだー、俺もジェジュンによしよしして貰うんだー」
「似合わないことは止めてください。気持ち悪いです」
「焼くな、チャンミン。ほら、お前もよしよししてやろう」
傍観していたチャンミンを、ユノは無理矢理その輪の中に取り込んだ。
皆で抱き合っていると言うより、だんご状態で揉み合っているみたいだ。
「止めてください。僕はべたべたするのが嫌いなんです」
「まあ、そう言うな、愛しいチャンミンよ」
「ユノ、ほんっとに気持ち悪いです」
「あははははははははは。苦しいけど、楽しい」
一番真ん中でもみくちゃにされているジュンスが大らかに笑うと、やっとユノは皆を解放した。
「なっ、ジュンス。恋も一緒だ。苦しいけど、楽しいもんだぞ」
皆が真顔で見返すと、ユノは照れたように頭を掻いて笑った。
ああ、俺、ユノを好きになって良かった。
俺は、まだ頭を掻いているユノに、飛びつき抱き締めた。
To be continued.....
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ああ・・・
じゅんじゅん・・・
ユンジェを好きになって良かったー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。←信者
さて、ここでまた奇跡です。
そうです、新しいアメンバーさんです。
ちょんちょんのところから、ふらふらと流れて来て下さった方でございますよ(・∀・)←ありがとう、ちょんちょん、罠に誘い込んでくれて
シアペンのユスペンさんです。
ご紹介します。
ゆみおさんです。
申請ありがとうございます。
では、こんな罠もあったのか!のお時間です( ̄▽+ ̄*)
ゆみおさん。
ちゅーーーーー![]()
これからもよろしくお願いします(^∇^)
さあ、皆。
ほのぼのした雰囲気に相応しく!
濃厚に襲わせて貰ったわ( ̄▽ ̄)=3←満足
では、皆様。
ユス菌繁殖するので、このへんでー(^-^)ノ~~←サジン祭りよ
