GWですが、車も電車も大混雑なんだろうなと思ってました。
また、高速道路も休日割引が効かず高いので、余計に遠出する気がなくなります。
でも、高速を使わないで、ゆっくり下道を行けばいいのでは・・・と思い立ちました。
で、どこに行こうか考えた結果、まだ残雪期なので百名山でも南の方の恵那山を選びました。
これは恵那ちゃんな。一応、中央アルプスのようです。
さて、高速を使わず道を調べると
距離にして300km以上、時間にして8時間くらいと出ました。
南アルプスをぐるっと回っていますが、こうして地図を見るとリニア作るなら、そこに高速道路も通してほしいなと思いました。
GW後半の初日5/3の朝10時ごろ出発し、その日の夜までに現地到着のつもり出ます。
しかしGW初日の渋滞は想像を絶するものでした。調布の中央道入口で相模湖まで3時間以上と見たことない表示が出てます。20号で高速を横目に走りますが、高速混んでいるときって、出入り口付近が動かなくなるんですよね。結局、相模湖に着いたのが4時間後でした。
そのまま20号から目的地を目指し、9時前には目的地前に到着。
しかし、駐車場の手前でこのような通行止めになります。
真っ暗でほかに情報なく、この進入禁止が明日朝には解除されるかは不明です。
しかもこんな看板もあります。事前にヤマレコの直近の記録や阿智村のHPで調べましたが、橋は流出したが通れるようになっていると情報あって、ここに来たのに・・・
いったん引き返そうと思いましたが、ここまで来る県道は21時通行止めになりました。
この近辺で車中泊し朝を待つか、別の登山口を目指すか悩みましたが、結局、高速に乗り次の中津川まで行き、そこから真っ暗な山道を1時間以上登って、神坂峠駐車場に来ました。
(ほかでも感じましたが、岐阜県ってこういう情報発信やる気ないですよね・・・)
到着は23時ごろで、疲れ切ってそのまま寝ましたが、夜半に寒さで目が覚めます。
この時期だから寝袋とかいらないと油断してましたが、ここは標高で1600mくらいあってものすごく寒かったです。おかげで寝不足のまま4時半ごろには起きだします。
もう空は白みかけていて、出発している人もいます。
朝食を済ませて5時過ぎには出発します。
ここの駐車場ですが、停まれる数が少ないので、この時点にはもういっぱいでした。
駐車場からすぐそこに登山口があります。
まずは千両山に登りましが、最初から結構登りが急です。
20分ほどで千両山に到着。
恵那山の全景が見えますが、ものすごく山頂が平らな山です。
眺望も素晴らしいです。
南アルプス側には雲海が広がっています。
恵那山縦走路の方に下っていきます。
結構下って、鳥越峠に到着。ここから3時間だそうです。
ウバナギ??
大判山に到着。ここで一休みします。
こだまエリアに
テングナギとか変わった名前が多いです。
山頂まであと2kmですが、ここまで平坦基調だったのがものすごい急登に変わります。
残雪が出てきましたが、この辺だけで、特にチェンスパとかは要らないです。
本宮ルートとの合流点に到着し、斜度が落ち着きました。
そこからはものすごい平坦で、かつ結構な距離があります。
しばらく歩いて、そろそろ恵那山最高点ですが
ふと、左手を見ると
何と、ものすごく目だない最高点がありました。
少し下って、山頂小屋がありました。
そこからしばらく歩くと祠がありましたが、これが本社でした。
恵那山(日本百名山2191m)山頂に到着です。
先ほどのは最高点でしたが、こちらには三角点があって、こちらが山頂扱いのようです。
本宮ルート分岐点まで戻って来ました。神坂峠方面に下っていきますが、
朝は気づかなかったですが、南アルプス方面の展望が素晴らしいです。
テングナギからの眺めも素晴らしいです。
こだまエリアに戻って来ました。
気温が上がってきて、日向で休憩できないので、木陰で休みます。
眺めは良いですが、日向はとても暑くて疲れます。
やっと鳥越峠まで帰ってきました。
ここからの登りが最後にして、結構きつかったです。
千両山まで帰ってきました。
後は駐車場まで20分ほど下るだけです。
登山口まで戻って来ました。
今回は累積標高1155mでしたが、結構足に来ていました。
もう1泊して近くの仙丈ケ岳に行こうかなとも思ってましたが、やめてよかったです。
帰りは高速で帰りましたが、お約束通り、大月-小仏間2時間以上と大渋滞でした。
まあ、GWでなくとも休みの日はこんなものですね。