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solve the secret

まぶたの裏 へばりついた 宇宙を旅してんだ

▽ 西の魔女が死んだ

solve the secret-西の魔女が死んだ

監督/長崎俊一
脚本/矢沢由美、長崎俊一
出演/サチ・パーカー、高橋真悠、りょう

録音で多少気になるところ(知りたいところ)はあったけど、おいといて。
前半はちょっとたる~っとなっちゃった。私は。
後半は面白かった。
変な感想なんだけど、丁寧すぎる印象。
大森南朋だけまとってるオーラが違った。さすが、としかいえないけど。
サチ・パーカーのおばあちゃん役はよかった。



▽ 男はつらいよ 知床慕情

solve the secret-男はつらいよ 知床慕情

監督/山田洋次
脚本/山田洋次、朝間義隆
出演/渥美清、倍賞千恵子、三船敏郎、竹下景子、淡路恵子ほか

素晴らしい音だなあ。
先生だからって褒めてる訳じゃなくって
もうたまんない。
さくらさんがお辞儀した時にちょっと声がぼける、とか。
ロングショットのカットの音はやっぱり遠くの音、だし。
そういう音に対するこだわりって、
当然映画をリアルに浮き上がらせるし、
観客はまるで映画の中にいるみたいになる。
サラウンドはおろか、ステレオでもない、この録音で
「ああ、寅さんの音だ」って観客に思わせることのできる技術。
ほんとに神業だ。
ストーリーもいい。
三船敏郎と淡路恵子の演技もとってもいい、し
竹下景子の役者としての器用さには驚かされる。
どんな女性を演じても様になる。かっこいい。



▽ ドラゴン危機一発

solve the secret-ドラゴン危機一発

監督/ロー・ウェイ
脚本/ロー・ウェイ
出演/ブルース・リー、ジェームス・ティエン、マリア・イーほか

ちょうど去年の夏休みにも見たんだよね。
リーの映画はやっぱり爽快。
もちろん去年気付かなかった、録音でアレ?ってところもあって
「ちょっとは成長したのかも!」なんて嬉しくなったけど...
映画は楽しんでみるもの。
それを教えてくれる映画。



バットマン ビギンズ

solve the secret-バットマンビギンズ

監督/クリストファー・ノーラン
脚本/クリストファー・ノーラン、デヴィッド・S・ゴイヤー
出演/クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソンほか
(2005年・米・ワーナーブラザーズ)



見てすぐ、ノーラン監督だな、って分った。
インセプション』しか見たことなかったけど、
音楽も凄く似ていたし、
音も編集も撮影もロケ地も似ていた。
それが監督の“個性”に繋がるんだけどね。
この監督は、音楽を効果音みたいに使う人だ。
大抵、映画の音楽は効果を狙ってるんだけど、
もっともっと意図的に。
緊迫したシーンに弦が効いててイイと思った。
インセプションより好きだな。
ただこの監督の描く女性は魅力的じゃない(笑)



ダークナイト

solve the secret-ダークナイト

監督/クリストファー・ノーラン
脚本/クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
出演/クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー
(2008年・米英・ワーナーブラザーズ)



なんといってもヒースの素晴らしさ。
まるでジョーカーが存在するように、
実際にここに生きているように、演じてる!
目線、呼吸、仕草、口調。
相当に役を作りこんでなきゃこんな演技はできないよ。
演出意図も理解してるし、脚本もそうとう読み込んでたんだろうな。

ジョーカー、トゥーフェイスを見ていても思ったことは、
特殊メイク凄すぎる…技術の進歩。
あと、ダークナイトはビギンズほど音楽が気にならなかった。
気にならないのが凄いことなんじゃないかな~
話に入り込んでたってことでもあるし。
編集と撮影にもそつがない。
一番見たいところを見せてくれるし、つながりに間違いがない。
これは洋画のいいところだと思う。
編集のアジという意味では、
それがある映画にあまり出会ったことがないけど。


個人的趣味を書けば

両方とも、マイケルマインが
最っ強にかっこよくて悩殺されました。

おじいちゃん萌。



風の中の子供

solve the secret-風の中の子供

監督/清水宏
脚本/坪田譲治(原作)、斎藤良輔(脚色)
出演/河村黎吉、吉川満子、葉山正雄、爆弾小僧ほか
(1937年・松竹)



子どもにとって物事は風であり、子ども時代は風のようである。
そして大人にとって、子どもは風。
って伝わった。風が吹き抜けるみたいな映画だった。
だからタイトルが素晴らしいと思う。
小津映画に出る前の、笠智衆が少しだけ出演してる。



おとうと

solve the secret-おとうと

監督/市川崑
脚本/水木洋子
出演/岸惠子、川口浩、田中絹代、森雅之
(1960年・大映)



素晴らしい。シンプルでありつつ、優美。
見えないところで、足を動かす白鳥みたいな感じ。
映画ってこうあるべきじゃないかな、って思う。
余白の美しさやら、演出意図にぴったりのカメラサイズやら...
とにかくカメラワークが素晴らしすぎる。宮川一夫に敬礼!
家族4人の心理描写の演出も「見事」の一言。
ストーリーに厚みはあまりないから物足りないと思うこともあるけど、最後はやっぱり泣いちゃう。
山田洋次の『おとうと』も素晴らしかったけど、さすが市川崑です。



にごりえ

solve the secret-にごりえ

監督/今井正
脚本/樋口一葉(原作)、水木洋子、井手俊郎
出演/
十三夜:丹阿弥谷津子、三津田健、田村秋子、芥川比呂志、久門祐夫
大つごもり:久我美子、中村伸郎、荒木道子、仲谷昇ほか
にごりえ:淡島千景、山村聡、宮口精二、杉村春子ほか
(1953年・松竹)



短編三部作。
十三夜:この少人数で、ぎっちりと濃密な人間ドラマを描けるなんて!と驚嘆。
大つごもり:久我美子の美しさたるや。「この後」を想像してしまう良作でした。
にごりえ:淡島千景を筆頭に豪華な出演者。宮口精二なんてとても七人の侍のクールな侍とは思えない。

にごりえのキャプチャースクラッチ(画像)を見たとき「溝口健二?」と思ったのだけど
また溝口とは違う、男女の曖昧な関係が上手く出ててよかったな。溝口は「女!」だけど。
でも最後は『赤線地帯』っぽかった。
ラストのナレーションがとてもよかった。