私は何が原因で体調を崩しているのだろうか

義家族か?夫の喪失からか?

前者であればこれ程情けないことはない



一周忌前日の23時すぎ

義妹からメールが届いていた



《 明日の一周忌に参列します 》



直前に有無を言わさず送られてきた文章にはそれだけ書いてあった。私に対する気遣いの文章はなかった



しかし、その時私はそれどころではなかった



一周忌当日=夫が亡くなった日



亡くなったのは明け方



蓋をしていた1年前のその日を思い出す

私の人生最大の後悔の日

どれだけ時間を戻したくても戻すことはできない



考えれば考える程苦しくなり

夫は1人で辛かっただろう 苦しかっただろう

もしかすると助けを求めたかもしれない



眠っていたのは防音室

なんの音も聞こえるはずがない



私が一緒にいれば

私が様子をみに行っていれば



死体検案書に書かれていた死亡時刻は明け方

一緒にいる時間に起こっていれば夫は助かる可能性があったのではないか?

なんでよりにもよって睡眠中に起こるのか



その時間が近づくにつれ、苦しさと涙が止まらなかった



朝になっても寝られる訳などなく、

その日は徹夜だった。

布団にじっとしていられず

早朝5時前からごそごそと準備をはじめる



体調は最悪だが

徹夜明け独特の変なテンションで朝を迎えた



読んで欲しい私の1番の後悔の日