『あした おねたんち いこーかな。』
おねたん＝おねえちゃん＝私
やったぁ
妹家族がやってくる！
前回3月にやってきた妹家族
この時に遊んだゲーセンのコインの保管期限が5月末だったこともあり、私がGWに遊びに来るように促していたのだ。
その気になってくれて、ありがたい。
前回もそうだがここのところ妹は
旦那を置いて、甥っ子と姪っ子を連れてくる。気を遣ってるのかな。
なんにせよ、ありがたい。
私は早速映画館を予約する。
姪っ子と甥っ子にいい顔したいので
ちょっといいシート。
空きがあって良かった。
11時オープンのお店に食事に行くために
10時から並ぶ。
映画が12時15分からなので、確実に11時に入って、11時50分には出たい。
普通ならなんの問題もないのだけれど、
息子はとにかく時間がかかる。
息子がウダウダすることで
甥っ子、姪っ子に迷惑をかけることはもちろん
煙たがられることも母としては避けたい。
普通の中学校2年生と言えば
友人と遊ぶのが1番楽しいだろう。
だが、息子は、同世代の子と協調性を持って過ごすことが難しい。おそらくそれは、息子だけでなく、知的障害がある子どもは似たような感じじゃないのだろうか。
いくら優しくても
相手の気持ちを慮ることが彼には難しい。
だから、当たり前に友達はいない。
いや、いるんですよ。
学校や放課後デイに行けば。
だけれども、いくら好きな子がいても、自分で連絡先を聞く。繋がりを作る。コミュニティを形成する。それができない。
彼には今が全て。
だから、彼が卒業し、成人してしまえば、今の繋がりは無くなってしまうだろう。
それまでに、彼が自分で繋がりを作ろうという気持ちと、実行できる力が持てなければ、しようがないことだ。
少なくとも、私は今の息子を見ていると難しいかなと考えている。
だからこそ、息子が好きな彼らとの繋がりを大切にしたいのだ。
10時に到着し、私1人で並ぶ。
息子は車の中でYouTubeみている。
駐車料金を妹にメールする。
近隣で安いところがあればいいけど。
10時40分ごろ
妹家族が到着する。
この時点で待ち列は5組ほど。
もちろん私が一番手。
『私日頃寝てばかりだから、いい機会だから立って待ってるから、車に乗ってていいよ。』
10時50分になり、
息子を連れてくるよう妹にLINEする。
交渉は決裂した。
妹と列を代わり、息子を車から下ろしに行く。
相変わらず融通は聞かないけれど、頑固なのはだんだん穏やかになった。
そして、すんなり
5人でお店に入る。
鳥焼き？のお店
ここで息子
私の懸念のままに、甥っ子に絡み出した。
甥っ子が食べてるからぼくは食べない
と、言い出し、冒頭30分箸をつけなかった。
息子は食事時間が長い。
（これしか撮っていなかった
）
いじわるをする息子は許し難い。
『そんないじわるいうなら、もうお母さん知らない。』
すると、暫くして食べ出した。
この時点で11時40分。
映画にいくまでに起こることを想定したシミュレーションを妹に何パターンか伝える。
息子は今自分がやっていることを中断することが難しい。特に食事は。
だが、リミットは11時50分。
息子は食べ始めたばかりだけど、店を出るように促す。
すると、珍しく息子がいうことをきいた。
よほど姪っ子と妹と一緒に居たいのだろう。
そうして、予定通り11時50分に店を出た。
ここまでの支払い💵
- 昼食代 11,728（5人分）
つづく
