改変作 | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

今日も、アメリカン・スタンダードを経験。

貰ったチェックが溜まって来たので銀行へ。ATMは、信じていないので(それと、預ける際の使い方を知らない・爆)、窓口へ。何か間違いがあった時に、直ぐ、対処出来るからねぇ。計$980.10のはずが、レシートを貰って窓口を去り乍らふと見たら、$908.10って、をぃをぃ。頼むから、金髪のねぇちゃん!


時々、書評を書いているbk1で、「ビーケーワン怪談大賞」と云うのをやっているのを見付けました。もう、8回目と云うことですが、そんな物の存在自体、全然、知りませんでした(笑)。

まぁ、選ばれる訳はないんですが、賞金に釣られて、出してみましょう。800字だから、直ぐ書けるし。3編まで応募出来るので、ひとつずつ紹介すれば、ブログネタ代わりになるし。(因みに、ブログ等で発表している程度なら、未発表作品として見なされることは、問い合わせて確認済み)

取り敢えず、ジョンの改変作。


『いでんしこわい』/ぜのぱす

『この装置では24時間以上の保存は無理です。必ず今日中にこのキットで操作を始めて下さい。』女は現金と引き換えにサンプルとキットを受け取り安堵のため息をついた。これで『彼』の精子が造れる。
 30年程前にその原理が発明されたiPS細胞(人工多能性幹細胞)は今や再生医療には欠かせない技術だ。本人の体細胞から免疫拒絶反応のない移植用の臓器や更には卵子や精子などの生殖細胞すら作製出来る。倫理的な観点から生殖細胞作製は長年世界各国で禁止されて来たのだが、第4次世界大戦後、戦場に大量に撒き散らかされた原爆由来の放射線に依る遺伝子損傷の為に、まともな精子を造れる男性の数が世界的に激減し、人類はその存続の危機にさらされるに及んで、iPS細胞からの精子作製を認める国が現れ始めた。一旦堰が切れるともう止められない。その頃には、iPS細胞は家庭で簡単に造れる医療キットまで市販されていたので、其処に精子作製キットが加わるのは時間の問題でもあった。製薬会社はこぞって開発競争に乗り出し、初の精子作製キットが人工受精キットとセットで発売され始めたのが5年前である。
 大きな問題はヒトの遺伝子資源そのものの枯渇であった。無傷な遺伝子を持つ男性が少ないのだ。多くの女性は放射線を遮断する安全なシェルターで戦争をやり過ごしたので、卵細胞の元になる遺伝子の方は問題が少ない。そこで依頼主が目を付けた男性からiPS細胞の材料となる皮膚の細胞の一部を『盗み』出し、それをキットと共に売りつける闇商売がこの数年はびこって来た。
 一年後、女は『彼』の面影など全くない、お岩さんのような赤ん坊を抱いて途方に呉れていた。それもそのはずである。『彼』の見てくれの良さは闇の医療機関によって行なわれた違法な『遺伝子整形』に依るものだったのだ。唯一、盗まれた手の甲の皮膚組織だけが『彼』本来の遺伝子を持っていた訳だ。


ん~ん、自分で云うのも何ですが、コレは駄目だわ(爆)。はぁ、こんなの投稿しちゃったよ。

次作に乞うご期待(なのか?)!

今日のつぶやき つぶやいてませんなぁ。

Mon, Jun 28


  • 19:16  をぃをぃ、CIPし忘れてたよ。これじゃ、ど素人だよ。疲れてるなぁ、って、まだ、月曜か(苦笑)。

  • 14:03  Gradが、彼女の"旦那"が焼いたバナナ・パウンドケーキをlabへ持って来て呉れたので、昼飯代わりにcoffeeと戴く。

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今日の瞬間最低体脂肪率: 25.4%
今日の万歩計: 電池切れ