英語脳 | Flog

Flog

Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

普段、英語の中で生活をしている訳で、今では、下手をすると英語を訳したような日本語 を 話すこともある程、脳が英語に慣れて来ては居るが、これだけ長く暮らして来ても、未だにダメなのが数字。例えば、相手が云う電話番号を書き留めると、全く デタラメな数字が並んで居たり、逆に、相手に伝えた数字が、伝えたはずの数字と全く違っている。つまり口から出て来る数字が頭で描いたものと全く別物に なっている。勿論、ゆっくり、ひとつひとつ『翻訳』すれば問題はないのだが、どうも、英語の数字と脳で認識している数字のイメージが、一対一で繋がって居 らず、高速処理に耐えられない模様。思うに、コレは未だに、数字の処理は日本語環境で行われていて、咄嗟に英語には変換出来ない所為ではないかと。

同様なことが、セミナーを聞いている時に、録るノート。最近でこそ、ノートを録り乍ら、英語の講演を聴けるようになったが、未だに、うっかりノートに集中 し過ぎると、耳から何も入って来なくなる。ノートは、英語で録るのだが、コレもどうやら、英語で書いてはいるが、頭の中では(=物を考える時に)、日本語の処理装置を使ってい るに違いない、と思っている。日本語処理装置が、ONになった途端、英語処理装置が、OFFになり、聞こえなくなるのかも。

勿論、これが、日本語の講演なら、何も問題はない。尤も、若い頃は、記憶力が今より格段に良かったので、今が問題が無いとは云えないが。例えば、話のテン ポが早い演者 や、或いは、次々とスライドを繰り出すような演者の場合でも、今ならお手上げだが、昔は、その場で話を聞き乍ら、同時に、ちょっと前に話された内容を頭の 隅にメモしておいて、或いは、2-3枚前のスライドの像を頭に記録しておいて、頭の中のそのメモや絵を見乍ら、少し前に遡ってノートを録り直すなどと云う ことが平気で出来ていた訳だ。

閑話休題。

恐らく、bilingualなる人々は、この処理装置が渾然一体となっており、言語に依る切り替えの必要がないのだろう。

因に、ノートを英語で録るから未だマシで、英語の話を聞き乍ら、日本語でノートを録ることは、私には出来ない相談だが、他の外国人はどうなんだろうと以前から思っていた。以前にセミナー で、たまたま隣にChristine Thisseが座ったので、そぉ~っと覗き見してみたら、ノートをフランス語で録ってましたねぇ。ふぅ~ん。

と、一見、脈絡が無い話。今日、と或る所で、と或る手続きをしていて、電話番号を聞かれたので、それを相手に伝えようとして、四苦八苦して、以上のようなことをツラツラと思い出した次第。

今日の 世の中: オジェック氏が次期日本代表監督に内定;JTと日清、加ト吉を買収検討 両社で再建支援;「緑の黒髪」遺伝子あった 東大チーム、米学会で発表;ガンバリ 氏報告見送り 中国が出席反対 ミャンマー問題;外国人の指紋採取を開始 「テロ脅威」「強制、最悪」;千葉真一さんが改名 「JJサニー千葉」に;ア・ リーグMVPはヤンキースのロドリゲス;井上ひさしさんら有識者7人、「宇宙基本法」反対アピール;「かぐや」打ち上げ延期、NECの不十分な部品点検が 原因;ワニ無許可飼育男に有罪判決 金沢

今日の瞬間最低体脂肪率: 23%