コンセプト
新馬戦のタイム分析から、将来の重賞馬をどれぐらい予測できるかという試み
タイム指数と上がりの速さから指数を出し、重賞馬との相関を調べてみた。
ベースとなるタイム指数は先週の結果分析から拝借。
結果
集計対象:2001~2019年までの新馬戦勝馬。
重賞勝ちだと十分なサンプル数が確保できなかったのでOP勝も入れてみました。
※2019は除外
明確な差がありますが下位がきれいな相関にならず。まあ古馬になってから強くなる馬もたくさんいますから、これは致し方なし。
世代別で調べてみた結果は以下のとおり。
当たり前ですが、世代別OPの方が明らかに相関が高いという結果が得られました。
勝馬にこだわらず世代別重賞3着以内でデータを作ると以下のとおり。
きれいな相関です。
芝1600~芝2000の新馬勝馬に限定すると、さらにその確率は上がり、指数10以上で約41%の確率で、世代別重賞好走ができます。
2021年度指数上位馬
そこそこの結果が出たので、2021年度新馬戦の指数一覧を公開します。
20以上で上位0.5%、10以上で上位11%
指数が10以上あると、クラシック期間内のOP勝あるいは重賞好走の確率が、通常の新馬勝の馬の約2倍になり、それが芝1600~2000の新馬勝ちだと、その確率はさらに上がります。
現状のタイムから見たクラブ馬のクラシック候補は
セリフォス、トップキャスト、ラスマドレス、ジオグリフ、ソネットフレーズ、イクイノックス、フォラヴリューテあたりですね。
ジオグリフ、リューベック、トップキャストがぶつかる札幌2歳は要注目ですね。
●指数順
●50音順