ライブハウス
今晩は、友人の
LIVEがあるので、
仕事の途中ですが
ちょっとだけ抜け出してきました。
会場の L@N AKASAKA です。
傘を持って来なかったので、
空模様が心配です。
雷が鳴ってます。 (°д°;)
火の政治、水の政治
中国の春秋時代、
鄭の名宰相で子産という人がいました。
- 子産〈上〉 (講談社文庫)/宮城谷 昌光
- ¥680
- Amazon.co.jp
彼は死ぬ間際に、後継者である
子大淑に対してこう言いました。
「あなたには、政治に対して、
厳しい態度で臨んでもらいたい。
例えば、火というものは、熱く、恐ろしいものだから、
人が近づいてこないため、実際に焼死する人は少ない。
反対に水というものは、冷たく、優しいものだから、
人は近寄り、その結果、水死する人が後を絶たない。」
ところが、子大淑は、子産の言いつけを守らず、
寛容な政治を行ったところ、
侮られて盗賊が増えてしまったという話です。
子産は、徳による寛容な政治が
一番良いと考えていましたが、
寛容な政治というのは、
徳を持った秀でた政治家にしかできない。
つまり、寛容な態度で人民を治めるというのは難しいので、
凡人は、次善策として、厳しい態度で政治に臨んだ方が、
却って人民のために良いということを説いていたのです。
会社経営を行っていると、
寛容か、峻厳か、
こういうことで悩む方も多いと思います。
しかし、この子産の教えは、
素晴らしい示唆に富んでいますネ。 \(゜□゜)/