iPhoneアプリ開発:AR 目次

 

iPhoneアプリ開発、その(240) ヒエログリフのグリフ」の続きは無視して、AR始めます。

 AR(Argumented-Reality:拡張現実)が何か知らん人はAppleが紹介してる日本語サイトを見ましょう。

 

 ↓こいつね

https://www.apple.com/jp/ios/augmented-reality/

 

 で、予想はしてると思うけど実機で開発ってことになります。シミュレータで現実を拡張もクソもないからね〜。

 しかも対象がARなんで、iPhoneなら6s以降、iPadなら第5世代以降が必要ってことになりますな。

 

 ↓ここでAR対応機種が紹介されてた

https://www.moguravr.com/ios-11-ar/

 

 まあ、ARに対応できる実機を持ってない人は、いずれ手に入れた時を想像しつつブログ読んで脳内シミュレーションしちゃってください。

 ちなみに実機での実行は、2015年から開発者契約してない個人にも解禁になってるので問題ない。手続きはこのページで説明!

 ていうか、iPhoneアプリどうやって作ればいいの?な人は「リブートキャンプ by Swift(3) 走れマイアプリちゃん」を読みましょう。

 

§

 

 んじゃ、そろそろ始めます。

 ちなみにXcodeのテンプレートには、ARアプリプロジェクト用もあるんだけど、ここではリブートキャンプでやったように「Single View App」テンプレートを使います。

 そのほうが、既存のプロジェクトにAR機能追加するには何が必要かが明確になるからね。

 というわけで新規プロジェクト作っちゃってください。

 

 

 

 

 一応、プロジェクト作ったことがない人用にサンプル書いとく。

 経験者は適当に設定してよろしあるよ。

 

 

 

 これでワークスペースウィンドウが現れる。

 詳しく知りたい人は「リブートキャンプ by Swift 目次」を読もう!

 そのまま開発に入ってもいいけど、まずは実機で動くことを確認したいすね。

 てことで、iPhone付属のUSBケーブルでiPhoneとMacを繋いじゃってください。そんでもって実行先を実機に設定する。繋ぐの初めての人はiPhoneから「このコンピュータを信頼するか?」って聞かれるので信頼をタップだ!

 

 ↓実行先を実機にするまでの手順はこんな感じ(ラノベ本より)

 

 


 

 

 

 てな感じで、iPhone繋ぐとXcodeの実行先リストに自分のiPhoneの名前が出るようにはなります。

 ただ〜、実機で自分が作ったアプリを動かすには、もうちょっと承認作業がいるんですな。

 それが、次に示すXcodeのアカウントへの自分のApple IDの登録。

 

 

 

 で、こうやってXcodeのアカウントに自分のApple IDを登録して、初めて、今回プロジェクトを作る時に保留にしておいたTeamが選択できるようになるんですよ。

 

 

 どこで、選べるかというと、プロジェクトのワークスペースウィンドウにあるプロジェクト項目で選べます。

 

 

 これで、作成されるアプリの製作者が指定されたことになり、iPhone実機でアプリを動かす準備ができるわけですな。で、Teamメニューから自分が登録したApple IDを選んで、Run(当然、実行先は自分のiPhone実機ね)させると次みたいになります。

 

    ↓こんな感じ

 いや〜、ほんとiPhoneセキュアだわ。

 実行できたかな〜。

 これで、ようやくARアプリ実行準備が完了。

 次回は、ここで作ったプロジェクトarを加工して文字列を空中浮遊させてみる。

 じゃ、また。

 

       ↓こんな感じ

 

 

サンプル:

 http://tetera.jp/xcc/book-sample/ar.zip

 実機で動かす時はTeamを自分のApple IDにしてね