こ〜んに〜ちは〜|´ρ`)ノ
愛情不足に陥っている人の特徴として、「4つのコントロールドラマ」というシリーズでお話しています。
- 犠牲者
- 傍観者
- 尋問者
- 脅迫者
前回は「犠牲者」についてのお話をいたしました。今回は「傍観者」についてのお話をしたいと思います。
傍観者のコントロールドラマを生きている人は、傍観するという、一歩引いた立ち位置で自分のエネルギーを守りながら、相手が近づいて来るのを待っている人です。
ですので、犠牲者同様、受け身のタイプとなります。
傍観者の人は、一見するとよそよそしく、無関心で、あいまいな返事しかしません。なので、こちらの方からアプローチし続けないと、望む反応が返ってきません。しかし、そうやって相手から働きかけてもらうことで、エネルギーをもらうということをしています。
こうした傍観者の共通点は、親などの育ててくれた人が、口うるさく過干渉だったり、過度に心配性だったり、いくつになっても一人前として扱ってもらえず、また自立しようと試みても、「危ないから」とか「心配だから」とか、「お前には無理だ」といった感じで、新しいことに挑戦することを、ひたすら阻止されて育ってきたというものがあります。
つまり、最初のところでもちょっとお話しましたが、子どもが自立しようとしても、親のエネルギーフィールドから出ることを許されなかったという体験をすると、傍観者としてのコントロールドラマを生きるようになってしまうのです。
そのため、傍観者を生きている人は、自分に対する存在価値というのが、著しく低かったりします。
傍観者の特徴は以下の通り
- 無関心を装うことで相手が近づいてくるのを待っている
- 決して責任あるポジションを取ろうとしない
- いつも曖昧な返事や、曖昧な態度でいる
- 約束は果たさず逃げる
- 相手とのエネルギーを断ち切ることで自分を守る(突然いなくなる、突然関係を切る)
- さり気なく自分の気持を察してもらいたい素振りを見せる
- 時々「犠牲者」になる
- 否定的なアウトサイダー(世捨て人、反抗者)になりやすい
- 謙遜を装った無関心
- 謙遜を装って非協力的
- 気難しい(扱いが面倒、コミュニケーションにエネルギーがいる)
- 天の邪鬼(本心とは反対のことを言う、言うことがコロコロ変わる)
- ケチ(自分から与えられない)
- 何を考えているのかよくわからない
傍観者はよくこういうセリフを口にします。
「さぁどうだったかな?」
「別に...」
「それでもいいよ...」
「どっちでも」
「さあ、わかりません」
「あとで」
「私は他の人とは違うから」
「誰も私のことをわかってくれないから」
「巻き込まれるのは嫌だから...」
「私には関係ない」
「〜があれば○○できるのに」
「〜がないので○○できません」
さて、傍観者は次のタイプの人を引き寄せます。それは、
尋問者
です。
犠牲者と傍観者は、内向的ですが、
尋問者と脅迫者は、外向的です。
犠牲者と脅迫者はペアになりやすいように、傍観者は尋問者とペアになりやすいんですね。
尋問者については次回詳しくお話いたしますが、簡単に言うと、言葉で追い詰めていくタイプの人です。
つまり、根掘り葉掘り聞いたり、詮索したり、問い詰めたり、細かい言葉尻を捕まえて相手を責め立てたりしていくタイプですね。
そうすると、傍観者の方はいつでも見張られている気分になり、ますます自分の心を閉ざして表に出さないようになります。そしてある日突然いなくなったり、連絡が一切取れなくなったり、失踪してしまったりします。
あんなに仲が良かった友だちが、突然音信不通になっていなくなってしまった、ということはないでしょうか。
この場合、こちらが尋問者で、友だちが傍観者という関係になっていたかも知れません。
傍観者は、相手から干渉されることでエネルギーをもらおうとしますが、自分のパーソナルスペースに侵入されるのを極度に嫌うという、矛盾した性質を抱えています。
そのため、過干渉が過ぎたり、自分の知られたくない部分に踏み込まれたりすると、逃げ出してしまうというわけなのです。
また、親が尋問者で、子どもが傍観者になってしまった場合、自信も逃げ場も失った子どもは社会にも出られず、引きこもってしまったりします。こうなってしまった場合は、第三者の助けなしには、復帰は難しいかも知れません。
本人が、ありのままに自分を見ていくのも大事ですが、無意識の内に子どもを追い詰めている親が、まず学んで生き方を改めていかなければなりませんし、子どもが自立できるように、家以外の場所で社会復帰のためのリハビリができるように手助けしてあげなければならないでしょう。
近年、40/70問題、50/80問題といったものも大きな社会問題となってきていますが、その背景には、こうした尋問者の親と、傍観者の子どもというコントロールドラマがあったりしますので、決して無視できる問題ではないことがわかります。
ところで、これは余談というか、傍観者と同じく、傍観者的生き方になりやすいタイプの人がいるのですが、それが、
ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)
の人たちです。
ASDさんたちは、他人の情緒的なものを理解する力が弱く、そういったセンサーを持ち合わせていないので、他人の気持ちを理解するのにとても時間がかかってしまいます。
また、コミュニケーションが苦手で、自分の言いたいことをはっきりと言うにもとても時間がかかり、印象としては、反応が鈍く、無関心な感じで、返事を急がせると、曖昧な返事になってしまいます。
わざとやっているわけではないのですが、振る舞いが「傍観者」と酷似してしまうという特徴があります。
そのため、ASDさんの身近にいる人は、このことを理解していないと、口うるさい尋問者的なコミュニケーションや、犠牲者的コミュニケーションをするようになってしまったりします。たとえば「カサンドラ症候群」などがその一例です。
ASDさんとのコミュニケーションによって、例えばカサンドラ症候群などになってしまった人は、まさに傍観者と尋問者、犠牲者の関係にとてもよく似た構図になってしまいます。
しかしこれは、いわゆる発達障害が原因で起きてくる問題なので、単純に同じとは言えませんが、しかしそのことがきっかけとなって、傍観者となってしまっているASDさんや、尋問者となってしまっている、その家族やパートナーさんを見かけます。
そもそも、ASDさんは振る舞いが傍観者に似ているので、尋問者の素地を持った人から好かれやすいし、尋問者の素地を持った人はASDさんに惹かれやすいのです。
この問題を解決するには、まずASDに対する理解が必要です。そして尋問者や犠牲者となっている人たちの気づきと学びが欠かせません。
そもそもコントロールドラマというのは、十分な愛情を得ることができないことによって発生するわけですが、それはその人に問題があるというよりは、環境や状況にそもそもの要因があるわけで、誰が良いとか悪いといった話ではないのが、本当のところです。
また、愛情の形や、表現方法もまた、人によって違います。
自分なりの愛情表現をしていたとしても、相手がそれを愛情表現だと認識していないときもあります。そういう場合は、相手は愛されていないと感じてしまうわけですが、これは相互理解や価値観、観念の相違からくる問題であり、やはりどちらが悪いという話ではないのです。
人間関係の問題のほぼ全ては、相互理解ができていないことに起因しています。
だとしたら、まずは自分のこと、そして相手のことをありのままに見、知り、理解していけば、問題の多くは解決してしていくはずなのですが、なぜそうしないのでしょうか。
そういったことも受け止めていくことが必要だと思います。
さて、傍観者の人たちがそのドラマから抜け出すためには、やはりまず第一に自分を見ていく必要があります。
前回と同様、自分を見ていくポイントは次の通り
- 自分の行動の癖、口癖
- 私が〜という言い方をしているか、○○が〜という言い方をしていないか
- どんなタイプの人を引き寄せやすいか、どんなタイプの人と付き合っているか
- 自分が隠していること、ごまかしていること、人に言えないこと
まずは、自分を良いとか悪いとか一切判断することなく、ただありのままに見ていくことが大切です。
そして傍観者の人が、自分の才能を活かしながら社会復帰していくには、次の仕事をしたり、そういった立場になるとよいでしょう。
- 積極的な変わり者になる(嫌われる勇気を持つ)
- 冷静なアドバイザーとしての立場や仕事
- 心理カウンセラー
- 哲学者、科学者、研究者、宗教家
- 芸術家
- 占い師、ヒーラー
傍観者になりやすい人というのは、人とは違う視点でものごとを見ることができる人なんですね。そして物事の本質を見抜いていく目を持っています。
また犠牲者同様、内向的でコミュニケーションが苦手な人も多いため、それもまた傍観的な態度に拍車をかけてしまいます。頭の回転はかなり早いのですが、アウトプットが苦手なのです。
だからこそ、その鋭い観察力と思考力で、子どもの頃から、親の本質や、世の中の仕組みみたいなものを見抜いてしまい、世界に対して早々に諦めたり、達観するようになってしまうわけですね。
だとしたら、その才能を活かせる勉強や仕事していけばよいわけで、そうやって人と関わっていくことで、傍観者としてのコントロールドラマから抜け出すことができるようになります。
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