レバレッジリーディングでは紙ベースのレバレッジメモに内容をまとめるように勧めていた本田さん。でも、本著では、もはやレバレッジメモというより、クラウドでの知識のシェアとフィードバックを推奨しています。
evernote、使おうと思いますキラキラ
スゴい軽くて読み易く、30分ほどでサクサクっと読めてしまいました。

本田 直之
東洋経済新報社
発売日:2011-04-22
レバレッジリーディングの本田さんの本。
リーディング1.0=一人で読む→
リーディング2.0=内容を活用する→
リーディング3.0=ソーシャルリーディングで、内容をシェアする

中でも実践しようと思ったのがevernoteの活用。iPhone買ってから稼働率が低いんだけど、やっぱり検索性の高さとか、パソコンとの親和性はピカイチ。おすすめの本とか、過去に読んだテーマを掘り出すには不可欠になりそうな予感。
これからは読書→evernote→ブクログ→Twitter→アメブロ→シェア→フィードバックというサイクルでアウトプットを出して行こうと決めました。

後FacebookはTwitterとブログの存在を両立できそう。発信しながら情報をストックしていけるという点で。Facebook設立のドラマを読んでヤル気になっているので、直ぐに開設しよう。
本で出ていたhootsiteというアプリが面白そうなので使ってみる。





iPhoneからの投稿
Twitterを始めよう、そろそろパーソナルブランディングを・・・と考えてる人に最適の本だと思います!
久々に読み返してみて再認識しました。

北野 充
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2010-07-17

外務省の審議官の北野さんが発信、パーソナルブランディングについて書いた本で、世界の外交官を相手にして議論する経験を積んで来ているだけに、議論の仕方やコミュニティーとの関わり方など、しっかりと分析されており大変勉強にりました。

特にウッフィーという概念。ソーシャルネットで結ばれた人からの信頼、尊敬という意味で、ウッフィーを意識した発言を心掛ける。
また国際会議ではフレッシュな事実関係を伝え、自分の主張をいかに勝ち取れるかを意識する。
この2つの意識が大事だと言っています。
原発をめぐる政府の対応、真摯に正確な情報を海外に発信していかなくては、国際社会からのウッフィーが無くなる一方です。(北野さんみたいに、発信の真髄を理解している人こそ、政府の情報管理の職についてほしい)

さらに、発信のステップアップの仕方についてもアドバイスが書かれています。
まずはハードルが低くてリアルタイム性の高いTwitterで発信を始め、ブログへ情報をストックしていく。さらに、勉強会などでリアルな関係とテーマを深堀していく。
この3本柱が発信の質を高めていくと。

以上、勉強になる情報満載でした。
実は以前この本を読んだ時は、発信は敷居が高い、面倒くさいとおもってたのですが、iPhoneを買ったとたんその敷居がグンと下がりました。WEB2.0だけでなく、デバイスとしてのアクセス性も非常に重要ですね!
とにもかくにも、これからTwitterを初めよう、とか思っている人にはその敷居を下げてくれて、大変参考になる本だと思います!




iPhoneからの投稿
僕は今20代です。今をどう過ごすか?そして今が今後にどうつながっていくのか?
そんな事を再認識できた本です。

20代で得たものが今後の人生にどのように影響していくか、フェーズに分け、その意義を添えて解説しており、日々の目標を再認識させてくれました。

・20代は仕込みの時期
上司のやり方を見ながら、自分のナンバーワンを見つける。キーワードは「意外、多数、複雑」。休活をしよう!にもあったように、組み合わせで自分だけのブルーオーシャンを確立して、それを大切に磨いていく事が重要ですね。
・得意分野はプライベートからしか生まれない

・地頭力を鍛える!
これ重要ですね。昔面接で「日本にある駐車場の総面積を計算しなさい」というのがありました。まさに地頭力が試されました。皆さんならどう答えます?

結局、日本の保有台数×駐車面積+平日の流動量×面積+休日の流動量×面積・・・
みたいな感じで答えたんじゃなかったな。でも何故か車の全長を2mとか答えていて、それを疑わなかった常識力の方が疑問ですが・・・(笑)

・仕事はやりたい事より欲しい結果で選ぶ
下手すると日々仕事に追われて苦労しながらも、「やりたかった仕事だから」と言い訳を言って過ごしていた時間がありました。そうじゃない、もっとワンランク上のレベルで、欲しい結果を見て仕事をやらないといけない、そう気づきました。

・30歳になった時の必須能力
マネジメント、人脈、表現力+社内交渉力
→どの会社からも欲しがられる人材に

再認識。特にWeb時代には書く能力もポイント。こんな書評を書くだけでも、表現力が磨かれると願います。

・数字に強くなれ!いずれ必要になるから
若いうちから会社の決算書とかは読めるようになったらいい、と言ってる本結構あります。
私は「1秒で財務諸表を読む方法」という本がオススメです。決算書のカラクリがわかるようになります。

色々と社会人の心構えを再確認させてくれた一冊です。




iPhoneからの投稿
大久保 隆弘
東洋経済新報社
発売日:2010-10-27

日本が明らかにトップランナーを走っている貴重な産業である電池産業。その現状を書いている本がないかと思って読みました。
著者の主張、電池の場合も以前読んだ主張と同じでした。死守すべきは「標準化とブラックボックス」。トップランナーの利を活かして標準を取り、しかしコアな技術は外に出さずにしっかりと握り、利益を確保すること。

そのために基礎研究の後の死の谷、そしてイノベーションが始まってやってくるダーウィンの海、その存在をしっかりと理解して投資を行うことが重要。
企業の強みである、コアコンピタンスをしっかりと認識して、そこへ重点投資を続けて行くことが経営者の役割でしょうか。

いずれにしろ、電池産業の歴史、概要、現状、将来、そしてビジネスの仕組みまで大変バランス良く、沢山の有益なデータを用いて解説していて、良い本でした。




iPhoneからの投稿
技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由/妹尾 堅一郎
¥2,520
Amazon.co.jp



会社のある部長さんが推薦していたので、先日のSONYの話とリンクさせて読んでみました。とっても参考になりました。


要は日本が90年代破竹の勢いで世界市場を席捲していた時に、欧米諸国はただ辛酸を嘗めていた訳ではなく、その次のビジネスの仕組みを着実に整えていた。日本はそこに胡坐をかいて座っていたことで、すっかり儲ける仕組みが変わってしまった現在でも、過去の成功体験にすがりついて、「今が踏ん張り時」と消耗戦を演じている・・・。


確かに、データを見ても身の回りを見ても明らか。過去電子機器は日本のシェア8割以上あったはずなのに、今は10%前後をうろうろ。自分の周りを見回しても、日本製品の割合が明らかに減っている。
iPhoneにACERのモバイルPC、特に感じるのがそれらの性能が格段に高まっていること。iPhoneは言うまでも無く、ACERのPCも日本製品以上に軽くて電池の持ちも良いし・・・。

じゃあ何故欧米企業が躍進したのか?どんな仕組みを作ったのか?



その答えは「急所技術を抑え」て作った「インテル・インサイド」「アップル・アウトサイド」型ビジネスの構築。

ご存知インテルは、パソコンの頭脳とも言うべきCPUを作っている会社で、今やほとんどのPCがIntelのチップを使ってます。CMでおなじみですね。
インテルが行ったのが、”急所技術”として中心となる演算装置と、その外部とをつなぐ通信装置(PCIバス)を徹底的に開発した。そしてPCIバスの内部の演算装置はブラックボックスとして内側に抱え込み、その外側は国際標準で規格化して完全に公開した。
公開された技術は台湾のメーカーによって安価で大量に生産され、世の中のパソコンはその規格と、安い台湾製品を使わざるを得なくなり、その規格に合ったCPUはインテルしか作れないのでIntelが市場を独占できる、という構図。


ここで重要なのが、急所技術以外は標準化、オープン化して他社の参入を促し、投資リスクを抑えつつ市場の拡大を狙えること。新規技術は「死の谷」といって、普及して市場が確立するまで時間もお金もかかる=ディフュージョンの過程。ここを他社と分業しているのだ。

アップルもしかり。MACにしてもiPhoneやiPodにしても、iOSというOSを公開することで、アップルはiTunesからの莫大なソフト収益を得ることができている。

大体こんなとこで、後は後は知財の仕組みが結構なボリュームがありましたが、難しめなので軽く読み進めました。


日本の企業はこの辺の仕組みづくりが苦手なように見えます。先日のSONYの話もしかり。結局音楽配信も全部自前でやろうとして失敗して、今や世界的な標準化の流れに飲み込まれています。
国もオープンイノベーションとか、産学官連携とか言っているけど、かなりの割合で彼らのビジネスを加速させるのに税金を費やしている部分もありそうです。日本はデファクトを取るのが弱いですね。
そういう意味で今強く頑張らないとならないのは電気自動車ですね。従来の自動車は数万点の部品のすり合わせ技術でしたので、細かなチューニングとか繊細な仕事に強い日本メーカーに利があったかもしれませんが、電気自動車はその数十分の一の部品点数でできてしまうので、どんな会社でも簡単にできてしまう。
これこそ、世界的に見て一歩進んでいる日本がいち早くデファクトを抑えなければならない分野だと思います。簡単に作れるからには、心臓部を抑えるしかないですね。スマートグリッドを見据えたバッテリーとの通信規格とか、モーターの制御技術とか。新規参入の技術レベルとかを見ていると、安全規格もしっかり作らないと。引いては安全なEVのイメージを確保して普及につなげないとならないし。


長くなりましたが、これからの技術経営を考える上でかなり良い参考書になりそうです~

この記事、かなり備忘録てきな内容ですね。