あれからの私達家族 | ★小細胞肺癌の父と家族の物語★

★小細胞肺癌の父と家族の物語★

2013年5月に小細胞肺癌(Ⅲb)と診断され、その後脳転移、そして2014年6月には、骨転移と癌性髄膜炎にもなり、同年8月7日父自身の誕生日が命日となりました。最悪な状況の中でも、最期まで前向きに諦めなかった父と、その家族の日々の出来事などを綴っていきます。

最後の更新から、3年以上ぶりの更新になります。

 

あれからの私達家族には、色々な事がありました。

 

父の旅立ちの後・・・

ショックとストレスが原因で、妹はジストニア(痙性斜頸 )になってしまったり、母も父のいない悲しみと寂しさから、精神的にかなり不安定な状態になってしまって、会うたびに暴言を吐くようになってしまい、自分自身もそれが相当精神的にきてしまったのと、今までずっと気を張って『自分がしっかりしなくては!』と過ごして来たものがバランスを崩してしまったのか、体調もずっと悪くて一時期声が出なくなったり、動悸が出たり不眠になったりで病院にも通ったり・・・

 

子供の頃からずっと明るい性格だけが取り柄で、人を笑わせたり楽しい事が大好きで、前向きな自分だとずっと思ってたはずなのに・・・

 

色々な出来事からちょっとした事でもすごく神経質になって、必要以上にマイナス思考になったり、不安になったりすぐに泣いてしまったり、いつの間にかそんな自分が大嫌いになってました。

 

 

そんな私が結婚して11年目で子供を授かる事が出来、出産2ヶ月前には家族として13年間ずっと一緒に毎日を過ごして来た愛犬(マルチーズ)が、急に虹の橋に渡ってしまい、以前から子宮筋腫で毎回検診の度に出産時に影響するかもと言われ続けてた事、切迫早産で絶対安静にもなり、大きな悲しみと不安や心配も重なりましたが、2016年1月に39歳で無事に出産する事が出来、今2歳の女の子の母親をしています!!

 

 

父が旅立つ前日まで、何故か私の子供は絶対に女の子だぞ!と何度も何度も言ってました。今思えば、何か父なりに感じるものがあったのかなーなんて思います。

 

 

父がずっと楽しみにしてた娘には、残念ながら会わせる事が出来ませんでしたが、私達家族は妊娠をきっかけに、それぞれが前をしっかり向いて、一歩一歩ゆっくりではありますが、進んで今日に至ります。

 

 

妹もその後は病状も落ち着いて、母も昨年は帯状疱疹になりましたが、娘や甥っ子のおかげで笑顔も増え、今では色々お出掛けしたりして穏やかに元気に過ごしています。

 

 

私はまだ病院にリハビリなどで通院中ですが、本来の自分をやっと取り戻して、今は娘の成長を生き甲斐に、慌ただしい毎日を明るく楽しく過ごしています。

 

 

 

このブログを始めた事がきっかけで、沢山の方と繋がりを持つことが出来、あの時は本当に父だけでなく、私達家族にも温かいお言葉を頂き、励まされ支えられて沢山の勇気も貰いました。

とても感謝しています。

ありがとうございました。

 

 

父と同じ病気や他の病気と闘ってる方や、ご家族の方達が、今も元気で過ごされてたり、積極的に色々活動されてるのをブログで拝見したりすると、本当に嬉しくて仕方ありません!!

 

時にはブログで励ましてくれたり、やり取りしてくれてた方が、旅立ったというのを知り、悲しくて悔しくて泣いた日も沢山ありました。

 

先日父が旅立った日まで書いてた闘病日記や、自分のブログを最初から読んで、その当時の病状や治療法など、まだ書いていない事も沢山あったので、少しでも誰かのお役に立てたらと、かなりのスローペース更新になると思いますが、ブログを再開させる事にしました。

 

 

かなりの長文&乱文になってしまいましたが

読んでくれてありがとうございます!

 

以前いいねやコメントでやり取りして下さった方々や

初めましての方

 

改めまして皆さんどうぞよろしくお願い致します。