1964年にデビューし,1970年1月リリースのアルバム 『 Bridge Over Troubled Water (明日に架ける橋) 』を最後に活動を停止するまで,フォークやフォーク・ロックを代表するデュオとして数々のヒット曲を世に送り出し,1990年に ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りをも果たした サイモン・アンド・ガーファンクル(Simon & Garfunkel).

 1981年9月19日には,ニューヨークのセントラル・パークで再結成チャリティコンサートを開いて53万人もの観衆を動員し,その時の模様は 『 The Concert In Central Park (セントラルパーク・コンサート) 』 や,映像 『 The Concert In Central Park (セントラルパーク・コンサート) 』 としてもオフィシャル・リリースされています.

 また,この時,世界ツアーを行っているのですが,本商品は,その世界ツアーの一環での初来日(1982年5月)公演から,2公演目となる1982年5月8日大阪の 大阪スタヂアム(通称:大阪球場)公演のオーディエンス録音を収録し ZIONレーベルから2004年12月にリリースされた 『 At Osaka Stadium 1982 (ZION-003) 』 で,今回,商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして,本商品が 50セットのみ限定配布されたもの.

 因みに,3連続(5月10日,11日,12日)行われた,東京 後楽園スタヂアム公演のオーディエンス録音は,ZIONレーベルから 6枚組の 『 Korakuen Stadium 1982 (ZION-133) 』 としてリリースされています.

 音像は若干遠目で,元々の出音の関係か,マイク位置の関係か,多少,籠った感はあるものの,録音された年代や屋外と言う事を考えれば,高音質のオーディエンス録音と言えるのでは無いでしょうか.
 ファンにとっては,待ちに待った初来日と言う事もあって,オーディエンス・ノイズ(拍手,歓声等)で,演奏が掻き消される箇所もあります. 

 メーカー情報では
 『SIMON & GARFUNKELの1982年、初来日公演は、大阪球場2回、後楽園球場で3回の、計5回のスタジアム公演で行われましたが、このたび大阪公演2日となる5月8日公演を素晴らしい高音質で収録したファン待望のタイトルがプレスCDで登場です。
 大阪初日は過去に「FAR EAST REUNION」というタイトルでCD化されていましたが、2日目は完全初登場になります。トレーダー間でも一切出回っていない高音質カセットマスターをダイレクトに使用。非常に暖かでアナログ風な高音質サウンドで収録されており、あの素晴らしかった再結成公演をリアルな高音質サウンドで再現します。彼らの音楽同様に観客の雰囲気も暖かで、そのウォームフルな雰囲気までをも実によく捉えている見事な名録音と言えるでしょう。120分テープがマスターになっており、テープチェンジのポイントにあたるThe Late Great Johnny Aceでの後半カットが残念ですが、それ以外は終始、たいへん安定したサウンドで録音されており、ボーカル、楽音ともに非常に鮮明な音質で録音されているので、安心してコンサートに集中することができます。

 ★beatleg誌 vol.55(2005年2月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
 1982年の再結成ツアーから大阪二日目の公演が初めてアイテムとしてリリースされた。非常に良好な音質のオーディエンス録音で、前日の大阪初日は『FAR EAST REUNION』というタイトルで海外からリリースされており、それも非常に良好な音質のオーディエンス録音だったことでこのツアーの決定版とされてきたが、それをも上回る素晴らしい音質である。
 元々この来日公演は当時発達したばかりの録音機材の恩恵もあって良好な音質の音源に恵まれているが、その中でもずばぬけた高音質だ。この来日公演特有のスタジアムでの臨場感はもちろん、演奏も非常にはっきりとした音像で捉えられており、しかも各楽器のバランスも非常に良くナチュラルで厚みのある音質であり、文句なしでこのツアーのベストと呼べる。スティーブ・ガッドのドラムなども良い音色で捉えられており、さらに「El Condor Pasa」における観客の手拍子がこだまするところなどは正にスタジアムでのコンサートといった感じだ。その盛り上がりも素晴らしく二人もかなり上機嫌で終始演奏しているのだが、勢い余ったのか本編最後の「The Sound Of Silence」ではポールのアコギの下の弦のチューニングが少し狂っており、歌いながら舞台の袖に向かって神経質そうに合図を送る彼の姿が目に浮かぶようだ。とにかく音質が良好で、大阪公演どころかこの来日公演における決定版と呼ぶにふさわしいアイテムだと思う。

 ★現在、同じZIONレーベルから「EASTBOUND」と言うタイトルで同日のサウンドボード音源がリリースされていますが、この「AT OSAKA STADIUM」もオーディエンス録音ながら、非常に素晴らしい高音質で収録されており、これもファン必携の一枚と思います。今、聴き直しても「こんなに良いサウンドなのか!」と改めて感動・感激してしまう、実に高品質な一枚です。

 ★オリジナル・リリースは2004年12月です。ZIONレーベルの初期タイトルです。既に完売のタイトルですが、海外より50セットが特別再入荷。今回、特別にギフト・リリース致します。お薦めの一枚です。』

At Osaka Stadium 1982 (ZION-003)
 
 Live At Osaka Stadium, Osaka, Japan
 08th May 1982
 [From Original Masters]

  Disc 1
   01. Intro.
   02. Mrs. Robinson
   03. Homeward Bound
   04. America
   05. Me And Julio Down By The School Yard
   06. Scarborough Fair
   07. My Little Town
   08. Wake Up Little Susie
   09. Still Crazy After All These Years
   10. Bright Eyes
   11. Late In The Evening
   12. Slip Slidin' Away
   13. El Condor Pasa
   14. 50 Ways To Leave Your Lover

  Disc 2
   01. American Tune
   02. The Late Great Johnny Ace
   03. Kodachrome / Maybellene
   04. Bridge Over Troubled Water
   05. The Boxer
   06. Old Friends / Bookends Theme
   07. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
   08. The Sound Of Silence
      [Encore]
   09. Late In The Evening
   10. The Boxer

 Paul Simon : Vocal, Guiar
 Art Garfunkel : Vocal, Harmonica
 John Eckert : Trumpet
 John Gatchell : Trumpet
 Gerry Niewood : Saxophone
 Fred Lipsius : Saxophone
 George Wadenius : Guitar
 Pete Carr : Guitar
 Richard Tee : Keyboards
 Ed Walsh : Synthesizer
 Wayne Pedzwater : Bass
 Steve Gadd : Drums

 Homeward Bound
 
 Scarborough Fair
 
 The Boxer
 

[参考]
 1982 Japan Tour Dates
  May
   07 Osaka Stadium,Osaka,JAPAN  
   08 Osaka Stadium,Osaka,JAPAN
   10 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN
   11 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN
   12 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN




























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#2023-01-17