サイモン・アンド・ガーファンクル(Simon & Garfunkel)の初来日 2公演目となる1982年5月8日大阪の 大阪スタジアム(通称:大阪球場)公演のサウンドボード音源を収録し,2009年夏に ZIONレーベルからリリースされていた 『 Eastbound (ZION-022) 』 と同内容が,商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテム 『 Osaka Stadium 1982 (Gift 2CDR) 』として登場.
 懐かしいこともあって確保.
 そして多分人生初となるであろう サイモン・アンド・ガーファンクルのプライベート盤(笑)
 因みに今回のギフト・アイテム化に当たっては商品としてリリースした時とジャケットもタイトルも変更されており,昨年9月にも一度ギフト・アイテムとして登場しているようです.

 洋楽を聴き始めた頃に聴いていたので,聴き始めると嵌りますね.
 しかもサウンドボード音源を収録しているので音質的な問題もありません.
 メーカー情報の beatleg誌のレビュー要約には 「 初心者にはちょっと癖のある音源といえるが 」 の件がありますが,私的にはそうは思いません.

 メーカー情報では
 『1982年、初の日本ツアーより、5月8日の大阪球場2日目のライブを流出ステレオ・サウンドボード録音で収録。
 クリアーで澄み切ったようなリアルなステレオ・ライン録音で収録されており、静かな部分ではアナログマスター特有のヒスノイズも聴こえますが、音の鮮度そのものは素晴らしく、全てのファンを大いに感動させてくれた初来日公演を最高の音質で楽しむことができます。
 この大阪2日目は、数年前、同じZIONレーベルから、「At Osaka Stadium」というタイトルで良好なオーディエンス録音によりリリースされるまで音盤化されていなかった公演であり、それがライン録音で聴けるということで、本盤はファンにとってはとても嬉しいリリースとなることでしょう。
 既発オーディエンス録音盤で後半カットのあったThe Late Great Johnny Aceは本盤では完璧に収録されています。今回の流出サウンドボード音源でカットのあったEl Condor Pasa後半(2:49以降)とショウ終盤のLate In The Evening3:02以降からアンコールThe Boxerの再演までは同日のオーディエンス・テイクで繋いでおり、完全収録を実現しています。こちらのテイクも非常に高音質でしたので違和感なく一気に聴き切ることができます。
 初来日のBridge Over Troubled Waterがステレオ・ライン録音で聴ける日が来るとは、と感動の思いで聴き入ってしまうファンの方々も多いと思います。The Boxer終演後、ポールが「カンパイ、オオサカ」とMC、The Sound Of Silence終演後、ポールがギターチューニングをしながら「多分、僕らはもっと日本語を練習してくれば良かったと思うよ・・次回こそ!」とMCを行います。
 大阪球場2回、後楽園球場で3回の、計5回行われたサイモン&ガーファンクルの初来日スタジアム公演よりステレオ・サウンドボード録音タイトルがリリース決定です。
 
 ★beatleg誌 vol.109(2009年8月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
 まるでS&Gの来日公演決定を祝うかのようにしてネット上に突如現れたライン音源をプレスのディスクで商品化したもの。
 これまで82年の来日公演は時代を反映した良好なオーディエンス録音に恵まれており、この日もZIONレーベルの『AT OSAKA STADIUM』でリリースされていた公演だ。それに比べると今回のライン音源はミキシングボードからのモノラル録音なのだが、レンジ狭めの音質で、しかも元々臨場感が薄くなりがちなこの手の録音に輪をかけて臨場感がなく、それがショウ序盤のバンドの音数の少なさと相まって、迫力不足に聴こえることだろう。
 しかしバンド全体が加わる「My Little Town」以降はミキシング・バランスの向上と重なってグッと聴きやすくなる。それにこの音源は「El Condor Pasa」のエンディングと「Late In The Evening」の後半から「The Boxer」の途中までが欠けており、その箇所は先のタイトルのオーディエンス録音で見事にパッチされているのだが、それの騒がしい臨場感を聴けば、やはり演奏の輪郭のシャープさではライン録音にはかなわないな、と思わされてしまう。
 しかもそのような丁寧な編集によってアイテムとしての完成度を高めてくれているのが単なるダウンロードものと一線を画している。
 そして「Bridge Over Troubled Water」における、ポールと違いライブの経験が薄いアートの不安定な歌いっぷりや、反対に「The Sound Of Silence」におけるポールのギターのチューニングの不安定さがはっきり伝わってくるのもライン録音ならではの聴きどころ。以上の理由により、初心者にはちょっと癖のある音源といえるが、それ以上にこの来日公演からライン音源が遂に発掘されたことは大感激だろう。

 ★2009年にリリースされた、当時初登場となった82年大阪公演のサウンドボード・タイトル「EASTBOUND」を、初のギフト化。ジャケ・タイトルともに新装してのリリースです。』

Osaka Stadium 1982 (Gift CDR)
 
 Live At Osaka Stadium,Osaka,JAPAN
 08th May 1982
 STEREO SOUNDBOARD RECORDING

  Disc 1
   1. Intro.
   2. Mrs. Robinson
   3. Homeward Bound
   4. America
   5. Me And Julio Down By The School Yard
   6. Scarborough Fair
   7. My Little Town
   8. Wake Up Little Susie
   9. Still Crazy After All These Years
   10. Bright Eyes
   11. Late In The Evening
   12. Slip Slidin' Away
   13. El Condor Pasa
   14. 50 Ways To Leave Your Lover
   TOTAL TIME (53:09)

  Disc 2
   1. American Tune
   2. The Late Great Johnny Ace
   3. Kodachrome - Maybellene
   4. Bridge Over Troubled Water
   5. The Boxer
   6. Old Friends - Bookends Theme
   7. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
   8. The Sound Of Silence
   9. Late In The Evening
   10. Member Introduction
   11. The Boxer
   TOTALTIME (48:02)

 Paul Simon : Vocal, Guitar
 Art Garfunkel : Vocal
 John Eckert : Trumpet
 John Gatchell : Trumpet
 Gerry Niewood : Saxophone
 Fred Lipsius : Saxophone
 George Wadenius : Guitar
 Pete Carr : Guitar
 Richard Tee : Keyboards
 Ed Walsh : Synthesizer
 Wayne Pedzwater : Bass
 Steve Gadd : Drums

 Homeward Bound 
 
 Scarborough Fair 
 
 El Condor Pasa 
 
 Bridge Over Troubled Water 
 
 The Sound Of Silence 
 

[参考]
 Eastbound (ZION-022)
 

 1982 Japan Tour Dates
  May
   07 Osaka Stadium,Osaka,JAPAN  
   08 Osaka Stadium,Osaka,JAPAN
   10 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN
   11 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN
   12 Korakuen Stadium,Tokyo,JAPAN




#2019-07-09