5月25日(水)は,JR京浜東北線の 新子安駅から程近い Live & Cafe しぇりる で行われた ユーフォニアム(Euphonium)奏者:海野百合香さんのリーダー・ライヴ 『 海野百合香 Trio 』 へ.
何故かトリオの標記が Trio ではなく Torio に!
この日はイヴェントも何も無く,定時退社できそうで,会場が近い関係もあり,思い立って,当日に予約を入れての参戦!
この日のメンバーは,1月16日(日)に 野毛にある 老舗 ジャズ喫茶 ちぐさにてライヴを行った時と同じく,ギターに 野内遼介さん,ベースに 古谷悠さん迎えての,ドラムレス・トリオ編成.
会社を定時で退社し,JR京浜東北線で,新子安駅へ.
改札を出て左手にある跨線橋を渡り,右手に降りれば,もう目の前が Live & Cafe しぇりる.
乗り継ぎが良ければ ,会社から,ドアtoドアで,30分前後でしょうか.開場予定時刻の 10分前には到着.
2Fに上がり,開場予定時間の18時30分まで待つことに.中からは,リハーサルと言うかサウンドチェックの音も漏れ聴こえてきます.
定刻通りに開場.
受付をして空いている席を確保.
コロナ禍の影響もあり,ライヴ時には 10席前後の席数です.
ドリンクとフードを注文.
コロナ禍という事もあってか,フード系は渇きもの程度でした.
白ワインとチーズ&クラッカー
配信もある関係から,定刻通りにスタート.
1st Set と言うか,ライヴのオープニングを飾ったのは,ジジ・グライス(Gigi Gryce)作の ”Social Call”.
演奏終了後に MC で 「 普段はドラムの入ったカルテット編成が多く,今回はドラムレスと言うことで,音の出数が何時もより減る分,見える景色も異なると思うので,それが楽しめる曲を演奏していきたい 」 と言っていたように,この日のセットリストはその辺を考慮した選曲をしているのでしょう.
続けて ジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson)作の ”Recorda-Me”.
そして,自身 「 最近一番美しいバラードだ思っている 」 とも言っていた セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の “Ruby, My Dear”.
過去のライヴの MC で 「 セロニアス・モンク(Thelonious Monk)は,難しいという印象もあって,今まで余り聴いて来なかったが,偶々,聴いていたアルバムに収録されていた ”Ruby, My Dear” を絶対演りたいと思って作曲者をみたら セロニアス・モンク(Thelonious Monk)だった 」 とも.
MCで 「 本当は,本番の日に楽器を洗ってはいけないと言われており,クラシックの方は、吹奏感が変わってしまうので、本番の1週間以上前(〜1ヶ月前)に洗浄を行うんですが,今朝,思い立ってしまって,配信もあるので,楽器をピカピカにお風呂場で洗浄してきたのですが,無事に音が出て良かった 」 とも言っていましたが,ここから,古谷悠さんの 「 管楽器の人って楽器と一緒にお風呂に入るんですか? 」 が切っ掛けで,楽器やヴィンテージのジーンズと一緒にお風呂に入る話に発展し,お客さんを笑わせてくれました.
1st Set 最後は,自身が 「 ジャズのナンバーで一番好き 」 とも言っていた ジェローム・カーン(Jerome Kern)作の ”All The Things You Are” を演奏し,暫しのブレイクへ.
ブレイク後の 2nd Set は,ベニー・ゴルソン(Benny Golson)作の ”Whisper Not” からスタート.
初めてのお客さんもいるとの事で,今日のトリオの説明があり,その中で,今年 1月16日(日)に,このメンバーで行われたライヴの話をしようとし 「 野毛にある 」 と口走った時に,古谷悠さんから 「 清香楼 」(せいこうろう) の一言が出て,1月の ジャズ喫茶 ちぐさ でのライヴの話の後に,清香楼の説明もする羽目に(笑)
因みに ジャズ喫茶 ちぐさのライヴの後も 清香楼へ行ったようです.
MCでは,ディズニー映画 『 白雪姫 』の劇中歌でもある ”Someday My Prince Will Come”(”いつか王子様が”)や,『 ピノキオ 』 の劇中歌でもある ”When You Wish Upon A Star”(”星に願いを”)がスタンダード的に演奏されているが,「 この曲も ”いつかスタンダード的に演奏されるようになれば良い” との想いを込めて音を採ってみた 」 とも言っており,自身が大好きなディズニー映画の 『 シンデレラ 』 の劇中歌で,シンデレラが 「 どれだけあなたの心が嘆いていても,あなたが信じ続ければ,あなたの願い(夢)は叶うでしょう 」 と歌っている ”A Dream Is A Wish Your Heart Makes”(”夢はひそかに”).
続けて,野内遼介さんのギター一本のイントロから,マニング・シャーウィン(Manning Sherwin)作の ”A Nightingale Sang In Berkley Square”.
この曲では途中でミュートを使用してユーフォニアムを演奏.
2nd Set 最後は,ジーン・デ・ポール(Gene De Paul)が,人気コメディ映画シリーズ 『 凸凹劇場 』 の一つ 『 凸凹カウボーイの巻 』 用に提供したテンポの良い ”I'll Remember April” を演奏.
満席の客席から,演奏終了に伴う大きな拍手,それがアンコールを望む手拍子に変わり,演者は,そのままステージ上に.
そして,アンコールに応えて,チャーリー・パーカー(Charlie Parker)作の ”Billie's Bounce” を演奏し,この日のライヴを終了しました.
それにしても,何気に ”Billie's Bounce” を聴くのは久し振り過ぎます.
ユーフォニアムの暖かい,ほっこりとする音色には本当に癒されます.また,回を重ねる毎に,アンサンブルが良くなってきていますので,次のライヴや,その後に予定されているレコーディング&CD リリースが楽しみですね.
最後に集合写真を撮らせて貰うのを忘れていました(泣)
[Member]
海野 百合香 : Euphonium
野内 遼介 : Guitar
古谷 悠 : Bass
[Set List]
1st Set
01. Social Call
02. Recorda-Me
03. Ruby, My Dear
04. All The Things You Are
2nd Set
01. Whisper Not
02. A Dream Is A Wish Your Heart Makes
03. A Nightingale Sang In Berkley Square
04. I'll Remember April
[Encore]
05. Billie's Bounce
[関連記事]
「海野百合香 Quartet @ 希望ヶ丘 CASK 2022-04-30」
「海野百合香 Quartet @ 希望ヶ丘 CASK 2022-02-03」
「海野百合香 Trio @ ジャズ喫茶 ちぐさ 2022-01-16」
何故かトリオの標記が Trio ではなく Torio に!
この日はイヴェントも何も無く,定時退社できそうで,会場が近い関係もあり,思い立って,当日に予約を入れての参戦!
この日のメンバーは,1月16日(日)に 野毛にある 老舗 ジャズ喫茶 ちぐさにてライヴを行った時と同じく,ギターに 野内遼介さん,ベースに 古谷悠さん迎えての,ドラムレス・トリオ編成.
会社を定時で退社し,JR京浜東北線で,新子安駅へ.
改札を出て左手にある跨線橋を渡り,右手に降りれば,もう目の前が Live & Cafe しぇりる.
乗り継ぎが良ければ ,会社から,ドアtoドアで,30分前後でしょうか.開場予定時刻の 10分前には到着.
2Fに上がり,開場予定時間の18時30分まで待つことに.中からは,リハーサルと言うかサウンドチェックの音も漏れ聴こえてきます.
定刻通りに開場.
受付をして空いている席を確保.
コロナ禍の影響もあり,ライヴ時には 10席前後の席数です.
ドリンクとフードを注文.
コロナ禍という事もあってか,フード系は渇きもの程度でした.
白ワインとチーズ&クラッカー
配信もある関係から,定刻通りにスタート.
1st Set と言うか,ライヴのオープニングを飾ったのは,ジジ・グライス(Gigi Gryce)作の ”Social Call”.
演奏終了後に MC で 「 普段はドラムの入ったカルテット編成が多く,今回はドラムレスと言うことで,音の出数が何時もより減る分,見える景色も異なると思うので,それが楽しめる曲を演奏していきたい 」 と言っていたように,この日のセットリストはその辺を考慮した選曲をしているのでしょう.
続けて ジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson)作の ”Recorda-Me”.
そして,自身 「 最近一番美しいバラードだ思っている 」 とも言っていた セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の “Ruby, My Dear”.
過去のライヴの MC で 「 セロニアス・モンク(Thelonious Monk)は,難しいという印象もあって,今まで余り聴いて来なかったが,偶々,聴いていたアルバムに収録されていた ”Ruby, My Dear” を絶対演りたいと思って作曲者をみたら セロニアス・モンク(Thelonious Monk)だった 」 とも.
MCで 「 本当は,本番の日に楽器を洗ってはいけないと言われており,クラシックの方は、吹奏感が変わってしまうので、本番の1週間以上前(〜1ヶ月前)に洗浄を行うんですが,今朝,思い立ってしまって,配信もあるので,楽器をピカピカにお風呂場で洗浄してきたのですが,無事に音が出て良かった 」 とも言っていましたが,ここから,古谷悠さんの 「 管楽器の人って楽器と一緒にお風呂に入るんですか? 」 が切っ掛けで,楽器やヴィンテージのジーンズと一緒にお風呂に入る話に発展し,お客さんを笑わせてくれました.
1st Set 最後は,自身が 「 ジャズのナンバーで一番好き 」 とも言っていた ジェローム・カーン(Jerome Kern)作の ”All The Things You Are” を演奏し,暫しのブレイクへ.
ブレイク後の 2nd Set は,ベニー・ゴルソン(Benny Golson)作の ”Whisper Not” からスタート.
初めてのお客さんもいるとの事で,今日のトリオの説明があり,その中で,今年 1月16日(日)に,このメンバーで行われたライヴの話をしようとし 「 野毛にある 」 と口走った時に,古谷悠さんから 「 清香楼 」(せいこうろう) の一言が出て,1月の ジャズ喫茶 ちぐさ でのライヴの話の後に,清香楼の説明もする羽目に(笑)
因みに ジャズ喫茶 ちぐさのライヴの後も 清香楼へ行ったようです.
MCでは,ディズニー映画 『 白雪姫 』の劇中歌でもある ”Someday My Prince Will Come”(”いつか王子様が”)や,『 ピノキオ 』 の劇中歌でもある ”When You Wish Upon A Star”(”星に願いを”)がスタンダード的に演奏されているが,「 この曲も ”いつかスタンダード的に演奏されるようになれば良い” との想いを込めて音を採ってみた 」 とも言っており,自身が大好きなディズニー映画の 『 シンデレラ 』 の劇中歌で,シンデレラが 「 どれだけあなたの心が嘆いていても,あなたが信じ続ければ,あなたの願い(夢)は叶うでしょう 」 と歌っている ”A Dream Is A Wish Your Heart Makes”(”夢はひそかに”).
続けて,野内遼介さんのギター一本のイントロから,マニング・シャーウィン(Manning Sherwin)作の ”A Nightingale Sang In Berkley Square”.
この曲では途中でミュートを使用してユーフォニアムを演奏.
2nd Set 最後は,ジーン・デ・ポール(Gene De Paul)が,人気コメディ映画シリーズ 『 凸凹劇場 』 の一つ 『 凸凹カウボーイの巻 』 用に提供したテンポの良い ”I'll Remember April” を演奏.
満席の客席から,演奏終了に伴う大きな拍手,それがアンコールを望む手拍子に変わり,演者は,そのままステージ上に.
そして,アンコールに応えて,チャーリー・パーカー(Charlie Parker)作の ”Billie's Bounce” を演奏し,この日のライヴを終了しました.
それにしても,何気に ”Billie's Bounce” を聴くのは久し振り過ぎます.
ユーフォニアムの暖かい,ほっこりとする音色には本当に癒されます.また,回を重ねる毎に,アンサンブルが良くなってきていますので,次のライヴや,その後に予定されているレコーディング&CD リリースが楽しみですね.
最後に集合写真を撮らせて貰うのを忘れていました(泣)
[Member]
海野 百合香 : Euphonium
野内 遼介 : Guitar
古谷 悠 : Bass
[Set List]
1st Set
01. Social Call
02. Recorda-Me
03. Ruby, My Dear
04. All The Things You Are
2nd Set
01. Whisper Not
02. A Dream Is A Wish Your Heart Makes
03. A Nightingale Sang In Berkley Square
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