10月3日(日)は,関内の 馬車道にある 関内ホール小ホールにて行われた 『 第8回 ちぐさ賞最終選考ライヴ審査 』 へ.

 
 
 ちぐさ賞
 「 若きミュージシャンを育てたい 」 という ジャズ喫茶ちぐさ の創業者である 故 吉田衛氏の想いを継承するため,優れた新人を発掘し表彰する為に 2013年に制定された コンペティション(Competition)で,これまで 7名の受賞者(2019年は開催無し)を輩出しています.

 第7回となった,昨年は,ちぐさ賞にも関わっていて,横濱ジャズ・プロムナードなど数々のステージやコンサート等を指揮し,裏方に徹し数々のミュージシャンを支え続けてきたジャズ・プロデューサの 柴田浩一さんがお亡くなりになり,且つコロナ禍での実施という事で関係者の方のご苦労は計り知れないものがあったと思いますが,コロナ禍が改善されていない状況下にあって,今年も関係者の方々のご苦労は昨年同様に計り知れないものがあったと思います.

 2018年開催の第6回までは最終選考ライブ審査会場が Jazz Spot Dolphy だったのですが,コロナ禍と言う事で密を避ける為か,昨年(2019年は開催無し)から 関内ホールを使用しての開催.
 
 第8回ちぐさ賞ライブ選考会は,事前のヴィデオ(Youtube)選考で選出された 4名と,第7回の次点者(優秀賞)の 1名を含めた 5名にて行われ,今回は,以下の方が選出されました.

 海野 百合香 : Euphonium
 中根 佑紀  : Tenor Saxophone
 SHUNSEI : Alto Saxophone
 小西 佑果  : Bass
 稲荷 周佑  : Piano [第7回次点]

 13時30分開場予定,14時00分開演予定.

 13時30分に受付をしてホール前へいくと,昨年同様に過去の ちぐさ賞受賞者の CD / LP の物販コーナーが.
 
 左奥から
   第1回 : 金本麻里さん
   第2回 : 遠藤定さん
   第3回 : 小川恵理紗さん
   第4回 : 和田明さん
   第5回 : 千葉岳洋さん
   第6回 : 宮脇惇さん
   第7回 : 松岡杏奈さん
 のレコードです.

 そしてホール内へ.
 開場と同時だったので,前の方の席を確保.

 

 粗,定刻にスタート.
 MCは,昨年同様に NHK 横浜支局の女性アナウンサー.
 フラヤーには,審査員として,瀬川昌久さん,今田勝さん,小針俊郎さん,中村誠一さん,市原ひかりさんの 5名が記載されていましが,体調の関係か 瀬川昌久さんは同会場に姿がありませんでした.

 

 審査員の紹介が終わり,ライヴ審査がスタート.
 一番目に登場したのは,私も聴くのは初めての楽器:ユーフォニアム(Euphonium)奏者の 海野 百合香さん.
 後ろを固めるのは,Yokohama Jazz Eggsのメンバー.
 
 
 
 

 

 二番手に登場したのは,テナー・サックス(Tenor Saxophone)奏者の 中根 佑紀さん.

 

 

 

 三番手に登場したのは,アルト・サックス(Alto Saxophone)奏者の SHUNSEIさん.
 カルテット編成での演奏.

 

 
 ブレブレの写真

 

 四番目に登場したのは,ベース奏者の 小西 佑果さん.
 ベース・トリオでの演奏です.
 
 
 
 

 
 
 最後は,第七回ちぐさ賞最終選考会で優秀賞(次点)となった 稲荷 周佑さん.
 何と,前回同様のピアノ・トリオでの演奏.
 
 
 
 
 
 

 5名の各15分間のライヴ演奏が終了し,審査員は審査の為,別室へ移動.

 そして,前回のちぐさ賞獲得者である 松岡杏奈さんの演奏.
 松岡杏奈さんは,ベースとのデュオで演奏を披露.

 

 
 
 そして,いよいよ審査発表!

 

 審査員特別賞は 海野 百合香さん

 
 
 

 優秀賞は 小西 佑果さんが受賞し,次回のライヴ選考会のシード権獲得.

 

 

 ちぐさ賞(グランプリ)は 中根 佑紀さんが受賞.

 

 

 最後は審査員からの総評も.

 

 

 ライヴ審査の模様
 
 
 [2021/10/14 追記]
 ライヴ審査の模様(編集版)
 

 
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