先日 Slowhand Archive Project チャンネルが,6月28日に Youtube にアップした映像 『 Eric Clapton - 8mm Reels 2020 Remaster 』 が,商品 『 8mm Reels 2020 Remaster (No Label) 』 としてリリースされました.
Slowhand Archive Project は,過去から 「 エリック・クラプトンのレアな音源や映像を発掘し,音楽ファンの間で永久的に失われてしまう前に,無料で共有することを目的として活動しています.私たちはあなたのショウの記録に関して,デジタル化,リマスター,共有をお手伝いします.録音または撮影したことがある方は,ご連絡ください. これはエリック・クラプトンのファンが,エリック・クラプトンのファンのために作った真のグローバル・ファン・プロジェクトです. 」 として呼び掛けをしており,その集大成としてレアな映像の最新リマスター版(55分)をアップしたのだと思います.
ある意味,海賊盤対策も兼ねているのでしょうが,皮肉な事に Youtube へのアップなので,不特定多数の方が参照でき,またダウンロードして商品化できてしまいます(笑)
流石に映像は当時の 8mmで収録したもので,画質的には厳しいものがあるのは事実ですが,収録されているものはレアな映像であり楽しめます.
メーカー情報では
『ファン必見!ネット上にアップされたエリック・クラプトンの激レア8ミリ映像集です。
この映像は、先般当店がリリースし、ご好評をいただいた今年2月に行なわれたジンジャー・ベイカー・トリビュート・コンサートの極上完全版映像を制作した「The Slowhand Archive Project」チームによるものです。
クラプトンのコアマニアが結成しているとおぼしきチームのため、公開された映像は貴重極まりないものばかり。オフィシャル映像が存在するヤードバーズ、クリーム、ブラインド・フェイス、デラニー&ボニー&フレンズを除き、クラプトンのソロ名義で最も古いオフィシャルライブ映像は77年の「オールド・グレイ・ホイッスル・テスト」しかありません。ところが本作品にはデレク&ザ・ドミノスのフィルモアイーストでのクラプトンを始め、存在することさえ知られていなかった70年代のクラプトンの「動く」姿が捉えられています。さらにはデラニー&ボニー&フレンズが実施したヨーロッパツアー初期のドイツ公演での映像まで含んでいるという貴重度。
まだビデオカメラのない60年代、70年代に唯一の映像記録メディアだった「8ミリカメラ」は、フィルム1本の収録時間は3分間が限界という短さでした。そしてマイクが内臓されていないため、音声収録はできませんでした。従って、本盤に収録されている映像はすべて1曲完全収録ではない、いわゆる「ブツ切れ」映像を集めたものです。撮影者が3分以内に収めるため、各曲の美味しいところを部分撮影していたと考えられます。当然すべて客席からのオーディエンスショットです。
ところが本作品の素晴らしいところは、収録公演のオーディエンス録音音源を映像と完全シンクロしてアフレコしていることなのです。中にはブートレッグ化されていない78年のナッソー、ダブリン、79年のフォートワースのオーディエンスソースも引っ張ってきてシンクロさせています。恐らくトレントサイトやテープトレード関連から収集してきたものと思われますが、これだけでもこのチームの機動力とこだわりが感じられます。音声のない8ミリの映像だけ鑑賞するのは、いくら貴重だったとしても退屈なものです。ところがこの映像は音声が完全シンクロ、しかもかなり音質の良いオーディエンスソースを使用しているため、まったく飽きません。クラプトンのファンの方ならば観ておいて損はない作品です。
75年のイングルウッド・フォーラムでの映像は、先日当店がリリースしましたマイク・ミラードの極上マスターが使われており、Laylaの後奏のソロの途中でワウペダルをオンにする瞬間も捉えられているほか、伝説となっている76年の野外ホール「クリスタルパレス」での豪華なゲストとの共演も初めて目にすることができます。ステージ前に大きな池がある構造の会場で、興奮した客が池を泳いで渡りステージ前に殺到している様子も捉えられています。終演後のロニー・ウッドのコメントも聞けます。
77年のレインボーシアターでの友人ギタリスト、ピート・タウンゼンド(ザ・フー)の飛入りシーンも超貴重。あの「ファン奏法」を披露する姿が映されており、「おぉ、ピートだ!」と判ります。79年の映像は、どちらもタルサ・トップスにイギリス人カントリーギタリスト、アルバート・リーが加わったごく短期間のラインアップだった時代で、これまた貴重。ボーナス映像においては、白黒ですがデラボニ時代の「長髪、髭なし、3マイクのレスポールカスタム」クラプトンが観られます。
すべてが貴重な映像ですが、これらを集めることができた背景には2017年製作のクラプトンの伝記映画「LIFE IN 12 BARS」の素材集めのため、公式ファンクラブであるイギリスのWhere's Eric !を通じてこれに遡ること10年以上前から個人的な隠し撮りの映像、写真を公募してきたことがあると考えられます。本来禁止行為である客席からの盗撮を大々的に募ったのです。それにより、世界中のファンからの投稿があり、その中にこれら8ミリ映像が含まれていたと考えられます。映画には使われませんでしたが、こうした形で60年代、70年代の「動く」クラプトンの姿が残されたことはロック史においても貴重な記録と言える上に、良好なライブ音声を完全シンクロした点で後世に残すに相応しいクオリティを獲得したものと言えるでしょう。この機会にファンの方は是非メディアという形でこの貴重な映像集を残していただきたいと思います。
★マニアも絶賛!!
8ミリなりの画質ですが、貴重この上ありません。そして音声のシンクロ具合が素晴らしく、このクオリティの高さは驚き。必見!!』
8mm Reels 2020 Remaster (DVDR)

Locate The Best Possible Sources For The 8 mm Films Of Eric Claton Performing In The 1970’s
COLOUR NTSC Approx.55min.

[1970-10-23]
1. Got To Get Better In A Little While
[1974-06-30]
2. Let It Rain
3. Layla
[1975-08-14]
4. Layla
5. Further On Up The Road
[1976-07-31]
6. Hello Old Friend
7. All Our Past Times
8. Tell The Truth
9. I Shot The Sheriff
10. Double Trouble
11. Blues Power
12. Going Down Slow / Stormy Monday with Larry Coryell
13. Further On Up The Road with Larry Coryell, Freddie King & Ron Wood
[1977-04-29]
14. Crossroads with Pete Townshend
[1978-04-03]
15. Badge
16. Further On Up The Road
[1979-03-17]
17. Double Trouble
18. Setting Me Up
19. Tulsa Time
20. Early In The Morning
21. Cocaine
22. Layla
[1979-04-10]
23. If I Don't Be There By Morning
24. Tulsa Time
25. Early In The Morning
26. Lay Down Sally
27. Setting Me Up
28. Cocaine
29. Layla
30. Further On Up The Road
[Bonus Tracks]
[1969-11-27]
31. Intro Jam
32. Where There's A Will, There's A Way
33. Don't Know Why
34. Pour Your Love On Me
TOTAL TIME (54:52)
収録されている映像の一部
[参考]
詳細情報
Derek & The Dominos
Fillmore East, New York, NY, USA 23rd October 1970 Early Show
1. Got To Get Better In A Little While
Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale , NY, USA 30th June 1974
2. Let It Rain
3. Layla
The Forum, Inglewood, CA, USA 14th August 1975
4. Layla
5. Further On Up The Road
Crystal Palace Bowl, Crystal Palace, London, UK 31st July 1976
6. Hello Old Friend
7. All Our Past Times
8. Tell The Truth
9. I Shot The Sheriff
10. Double Trouble
11. Blues Power
12. Going Down Slow / Stormy Monday with Larry Coryell
13. Further On Up The Road with Larry Coryell, Freddie King & Ron Wood
Rainbow Theatre, Finsbury Park, North London, UK 29th April 1977
14. Crossroads with Pete Townshend
Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY, USA 3rd April 1978
15. Badge
16. Further On Up The Road
National Stadium, Dublin, Ireland 17th March 1979
17. Double Trouble
18. Setting Me Up
19. Tulsa Time
20. Early In The Morning
21. Cocaine
22. Layla
Tarrant County Convention Center Arena, Fort Worth, TX, USA 10th April 1979
23. If I Don't Be There By Morning
24. Tulsa Time
25. Early In The Morning
26. Lay Down Sally
27. Setting Me Up
28. Cocaine
29. Layla
30. Further On Up The Road
[Bonus Tracks]
Jahrhunderthalle, Frankfurt am Main Hochst, Germany 27th November 1969
31. Intro Jam
32. Where There's A Will, There's A Way
33. Don't Know Why
34. Pour Your Love On Me
TOTAL TIME (54:52)
Youtube の映像
#2020-07-07
Slowhand Archive Project は,過去から 「 エリック・クラプトンのレアな音源や映像を発掘し,音楽ファンの間で永久的に失われてしまう前に,無料で共有することを目的として活動しています.私たちはあなたのショウの記録に関して,デジタル化,リマスター,共有をお手伝いします.録音または撮影したことがある方は,ご連絡ください. これはエリック・クラプトンのファンが,エリック・クラプトンのファンのために作った真のグローバル・ファン・プロジェクトです. 」 として呼び掛けをしており,その集大成としてレアな映像の最新リマスター版(55分)をアップしたのだと思います.
ある意味,海賊盤対策も兼ねているのでしょうが,皮肉な事に Youtube へのアップなので,不特定多数の方が参照でき,またダウンロードして商品化できてしまいます(笑)
流石に映像は当時の 8mmで収録したもので,画質的には厳しいものがあるのは事実ですが,収録されているものはレアな映像であり楽しめます.
メーカー情報では
『ファン必見!ネット上にアップされたエリック・クラプトンの激レア8ミリ映像集です。
この映像は、先般当店がリリースし、ご好評をいただいた今年2月に行なわれたジンジャー・ベイカー・トリビュート・コンサートの極上完全版映像を制作した「The Slowhand Archive Project」チームによるものです。
クラプトンのコアマニアが結成しているとおぼしきチームのため、公開された映像は貴重極まりないものばかり。オフィシャル映像が存在するヤードバーズ、クリーム、ブラインド・フェイス、デラニー&ボニー&フレンズを除き、クラプトンのソロ名義で最も古いオフィシャルライブ映像は77年の「オールド・グレイ・ホイッスル・テスト」しかありません。ところが本作品にはデレク&ザ・ドミノスのフィルモアイーストでのクラプトンを始め、存在することさえ知られていなかった70年代のクラプトンの「動く」姿が捉えられています。さらにはデラニー&ボニー&フレンズが実施したヨーロッパツアー初期のドイツ公演での映像まで含んでいるという貴重度。
まだビデオカメラのない60年代、70年代に唯一の映像記録メディアだった「8ミリカメラ」は、フィルム1本の収録時間は3分間が限界という短さでした。そしてマイクが内臓されていないため、音声収録はできませんでした。従って、本盤に収録されている映像はすべて1曲完全収録ではない、いわゆる「ブツ切れ」映像を集めたものです。撮影者が3分以内に収めるため、各曲の美味しいところを部分撮影していたと考えられます。当然すべて客席からのオーディエンスショットです。
ところが本作品の素晴らしいところは、収録公演のオーディエンス録音音源を映像と完全シンクロしてアフレコしていることなのです。中にはブートレッグ化されていない78年のナッソー、ダブリン、79年のフォートワースのオーディエンスソースも引っ張ってきてシンクロさせています。恐らくトレントサイトやテープトレード関連から収集してきたものと思われますが、これだけでもこのチームの機動力とこだわりが感じられます。音声のない8ミリの映像だけ鑑賞するのは、いくら貴重だったとしても退屈なものです。ところがこの映像は音声が完全シンクロ、しかもかなり音質の良いオーディエンスソースを使用しているため、まったく飽きません。クラプトンのファンの方ならば観ておいて損はない作品です。
75年のイングルウッド・フォーラムでの映像は、先日当店がリリースしましたマイク・ミラードの極上マスターが使われており、Laylaの後奏のソロの途中でワウペダルをオンにする瞬間も捉えられているほか、伝説となっている76年の野外ホール「クリスタルパレス」での豪華なゲストとの共演も初めて目にすることができます。ステージ前に大きな池がある構造の会場で、興奮した客が池を泳いで渡りステージ前に殺到している様子も捉えられています。終演後のロニー・ウッドのコメントも聞けます。
77年のレインボーシアターでの友人ギタリスト、ピート・タウンゼンド(ザ・フー)の飛入りシーンも超貴重。あの「ファン奏法」を披露する姿が映されており、「おぉ、ピートだ!」と判ります。79年の映像は、どちらもタルサ・トップスにイギリス人カントリーギタリスト、アルバート・リーが加わったごく短期間のラインアップだった時代で、これまた貴重。ボーナス映像においては、白黒ですがデラボニ時代の「長髪、髭なし、3マイクのレスポールカスタム」クラプトンが観られます。
すべてが貴重な映像ですが、これらを集めることができた背景には2017年製作のクラプトンの伝記映画「LIFE IN 12 BARS」の素材集めのため、公式ファンクラブであるイギリスのWhere's Eric !を通じてこれに遡ること10年以上前から個人的な隠し撮りの映像、写真を公募してきたことがあると考えられます。本来禁止行為である客席からの盗撮を大々的に募ったのです。それにより、世界中のファンからの投稿があり、その中にこれら8ミリ映像が含まれていたと考えられます。映画には使われませんでしたが、こうした形で60年代、70年代の「動く」クラプトンの姿が残されたことはロック史においても貴重な記録と言える上に、良好なライブ音声を完全シンクロした点で後世に残すに相応しいクオリティを獲得したものと言えるでしょう。この機会にファンの方は是非メディアという形でこの貴重な映像集を残していただきたいと思います。
★マニアも絶賛!!
8ミリなりの画質ですが、貴重この上ありません。そして音声のシンクロ具合が素晴らしく、このクオリティの高さは驚き。必見!!』
8mm Reels 2020 Remaster (DVDR)

Locate The Best Possible Sources For The 8 mm Films Of Eric Claton Performing In The 1970’s
COLOUR NTSC Approx.55min.

[1970-10-23]
1. Got To Get Better In A Little While
[1974-06-30]
2. Let It Rain
3. Layla
[1975-08-14]
4. Layla
5. Further On Up The Road
[1976-07-31]
6. Hello Old Friend
7. All Our Past Times
8. Tell The Truth
9. I Shot The Sheriff
10. Double Trouble
11. Blues Power
12. Going Down Slow / Stormy Monday with Larry Coryell
13. Further On Up The Road with Larry Coryell, Freddie King & Ron Wood
[1977-04-29]
14. Crossroads with Pete Townshend
[1978-04-03]
15. Badge
16. Further On Up The Road
[1979-03-17]
17. Double Trouble
18. Setting Me Up
19. Tulsa Time
20. Early In The Morning
21. Cocaine
22. Layla
[1979-04-10]
23. If I Don't Be There By Morning
24. Tulsa Time
25. Early In The Morning
26. Lay Down Sally
27. Setting Me Up
28. Cocaine
29. Layla
30. Further On Up The Road
[Bonus Tracks]
[1969-11-27]
31. Intro Jam
32. Where There's A Will, There's A Way
33. Don't Know Why
34. Pour Your Love On Me
TOTAL TIME (54:52)
収録されている映像の一部
[参考]
詳細情報
Derek & The Dominos
Fillmore East, New York, NY, USA 23rd October 1970 Early Show
1. Got To Get Better In A Little While
Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale , NY, USA 30th June 1974
2. Let It Rain
3. Layla
The Forum, Inglewood, CA, USA 14th August 1975
4. Layla
5. Further On Up The Road
Crystal Palace Bowl, Crystal Palace, London, UK 31st July 1976
6. Hello Old Friend
7. All Our Past Times
8. Tell The Truth
9. I Shot The Sheriff
10. Double Trouble
11. Blues Power
12. Going Down Slow / Stormy Monday with Larry Coryell
13. Further On Up The Road with Larry Coryell, Freddie King & Ron Wood
Rainbow Theatre, Finsbury Park, North London, UK 29th April 1977
14. Crossroads with Pete Townshend
Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY, USA 3rd April 1978
15. Badge
16. Further On Up The Road
National Stadium, Dublin, Ireland 17th March 1979
17. Double Trouble
18. Setting Me Up
19. Tulsa Time
20. Early In The Morning
21. Cocaine
22. Layla
Tarrant County Convention Center Arena, Fort Worth, TX, USA 10th April 1979
23. If I Don't Be There By Morning
24. Tulsa Time
25. Early In The Morning
26. Lay Down Sally
27. Setting Me Up
28. Cocaine
29. Layla
30. Further On Up The Road
[Bonus Tracks]
Jahrhunderthalle, Frankfurt am Main Hochst, Germany 27th November 1969
31. Intro Jam
32. Where There's A Will, There's A Way
33. Don't Know Why
34. Pour Your Love On Me
TOTAL TIME (54:52)
Youtube の映像
#2020-07-07