1976年12月の初来日での模様を収録した,オフィシャル・ライブ・アルバム 『 On Stage (レインボー・オン・ステージ) 』 を,1977年にリリースした レインボー(Rainbow)は,1977年9月25日スウェーデンはストックホルムのコンサートホール公演を皮切りに 「 On Stage Tour 」 と銘打ったアルバム・プロモーションの為のツアーを開始し,1976年12月の初来日から,ほぼ一年後の1978年1月に,ツアーの一環として,2度目の来日を果たします.

 本ギフト・アイテムは,1978年の再来日 約 3ヶ月前 「 On Stage Tour 」 序盤に当たる1977年10月20日ドイツはミュンヘンのオリンピアハレ公演のパフォーマンス映像を収録した 『 Live In Munich 1977 : Japanese Broadcast (Gift DVDR) 』 で,同一週に商品 『 Live In Munich 1977 : Japanese Broadcast (No Label) 』 としてリリースされたものと同内容ですので,詳細は 『 Live In Munich 1977 : Japanese Broadcast (No Label) 』 を参照して下さい.
 但しギフト・アイテムという事でパッケージがギフト仕様に伴って簡素化されています.また実際には商品の方を購入しているので,ギフト・アイテムは貰ってはいませんが,同内容なので記事として起こしておきます.

 メーカー情報では
 『RAINBOW究極の……いえ、ブリティッシュHRの理想像を描ききった伝説のコンサート映像『LIVE IN MUNICH 1977』。その独自バージョンがギフト・リリース決定です。

【ハードロック最高傑作映像の極上・別バージョン】
 『LIVE IN MUNICH 1977』については、多くを語る必要はないでしょう。ロニー・ジェイムズ・ディオ&コージー・パウエルを要した三頭政治RAINBOWを象徴する「1977年10月20日ミュンヘン公演」のマルチカメラ・プロショット。古くからTV放送のエアチェック・マスターが幾多の既発を生み続け、あまりの人気ぶりに2006年にはオフィシャル化も実現した最高傑作映像です。もちろん、公式化が実現してから14年が経った今でもロックの大定番として君臨し続けており、もはやRAINBOWという1バンドの次元を超え、音楽ジャンル“ハードロック”の象徴にまで登り詰めた伝説のコンサート映像です。
 そんな名作中の名作ですが、もちろん本作は公式品のコピーではありません。ショウの現場から30周年となる2007年に某衛星放送局の名物番組“洋楽ライブ伝説”で特集された日本放送バージョンです。当店では国内のコアな記録マニアの協力を得て、音楽番組の名作を極上マスターでアーカイヴ。本作は、その『LIVE IN MUNICH 1977』版なわけです。こうした日本放送版のポイントは、2つに集約されます。1つはクオリティ。その点において本作は完璧。記録マニアは放送された時代時代のハイエンド機材を駆使して最高峰マスターを残しているわけですが、本作の2007年はオフィシャル化を果たした翌年にあたり、衛星放送ではデジタル放送も定着。公式マスターを劣化なしでデジタル録画されているのです。

【番組独自の演出で彩られた伝説のコンサート映像】
 いかに公式クオリティではあっても、実際の公式品が流通している作品では意味がない。そこで重要になるのがもう1つのポイント「番組独自の演出」です。本作の場合、この演出は2つ。まず冒頭に解説コーナーが設けられており、お馴染みのクリス・ペプ○ー氏がRAINBOW史とショウの背景を語ってくれる。もちろん、マニアもビックリな新事実などありはしませんが、ペ○ラー氏のダンディな声によってコンサートに臨む気持ちが掻き立てられ、作品としての気品まで醸されるのです。
 そして、最大のポイントとなるのが独自の日本語字幕。ショウの各所でロニーが語るMCが完全日本語で表示されるのです。これが結構面白い。「Mistreated」は「オン・ステージの曲」として紹介し、「もっと前にレコーディングされたけど、何てバンドのだっけな? 忘れてしまったよ」とトボける。新作『LONG LIVE ROCK 'N' ROLL』について「(新しいアルバムを)買うんじゃなくて万引きでもいいけど、とにかく手に入れてくれ」とジョークを飛ばすのです。
 その語り口は意味深でもある。「Long Live Rock 'N' Roll」では「世界にこのメッセージを伝えようとしてきた」と言いつつ「オーストリア以外ではね」と付け加え、「Man On The Silver Mountain」を「世界一の人物オックスに捧げたい」と紹介するのです。また、さらに日本語の訳センスもちょっと独特。“Audience”を「お客さん」と訳すのは間違ってはいないものの、やはり「このツアーで最高のお客さんだろう。いや、これまでで最高のお客さんだ」と畳みかけられると微妙な感じ。さらに不思議なのがボブ・デイズリーの紹介シーン。名前をコールされたボブがユーモラスなフレーズで応えるのですが、そのときロニーの言葉が「今の達人は誰だ? よい子のワンちゃん」。たしかに聞き取りづらい早口ではあるのですが、「今のは何だ? 面白いな」くらいにしておいた方がムードが伝わると思うのですが……。

 何やらオススメしているのか、そうでもないのか分からなくなってきましたが、本作の肝は「伝説の映像を、もう一度新鮮な気持ちで見られる」……コレに尽きます。音楽ジャンルそのものの最高傑作となる映像作の最高峰クオリティ版でありながら、更なる独自演出もまぶされた別バージョンです。
 コレクションとしても楽しく、今一度『LIVE IN MUNICH 1977』の素晴らしさを振り返るのにも最高の1枚。同内容の通常リリース盤も登場しますが、あまりにも素晴らしいクオリティだけに1人でも多くの方に手軽に楽しんでいただきたい。そのためのギフト・リリース。どうぞ、じっくりとお楽しみください。』

Live In Munich 1977 : Japanese Broadcast (Gift DVDR)
 
 Live At Olympiahalle,Munich,Germany 20th October 1977
 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.116min.
 Broadcast Date : 08th December 2013
 

   1. VJ Intro
   2. Over The Rainbow
   3. Kill The King
   4. Mistreated
   5. Sixteenth Century Greensleeves
   6. Catch The Rainbow
   7. Long Live Rock 'N' Roll
   8. Lazy Intro
   9. Man On The Silver Mountain
  10. Blues
  11. Starstruck/Man On The Silver Mountain (Reprise)
  12. Keyboard Intro
  13. Still I'm Sad
  14. Beethoven 9th
  15. Keyboard Solo
  16. Drums Solo feat. 1812 Overture
  17. Still I'm Sad (Reprise)
  18. Guitar Solo
  19. Do You Close Your Eyes incl. Guitar Crash
  20. Over The Rainbow
  TOTAL TIME (115:45)
 
 Ritchie Blackmore : Guitar
 Ronnie James Dio : Vocal
 Cozy Powell : Drums
 Bob Daisley : Bass
 David Stone : Keyboards

 ※) 映像の一部は商品 『 Live In Munich 1977 : Japanese Broadcast (No Label) 』 の方に貼り付けていますので,興味があれば参照してください.

[参考]
 詳細情報
   3. Kill The King
     どうもありがとう 待っていてくれて ショーを楽しんで欲しい
     この曲は前のアルバムからの曲だ 『オン・ステージ』の曲
     もっと前にレコーディングされたけど 何てバンドのだっけな 忘れてしまったよ
       :::
   6. Catch The Rainbow
     次はみんながまだ聴いたことのないアルバムからの曲だ
     レコーディングを終えたばかりなんだ 彼は聴いたのかもな
     アルバムを買うことが出来るのは 買うんじゃなくて万引きでもいいけど とにかく手に入れてくれ
     1月頃になるだろう 最新アルバムのタイトル曲だ
     世界にこのメッセージを伝えようとしてきた オーストリア以外ではね
   7. Long Live Rock 'N' Roll
     どうもありがとう 君たちは最高だ 楽しんでるかい
     これからやる曲は小さな旅 あるいは大旅行へといざなう このような場所へ 山へだ
     山のいただきには 我々が置き去りにしてきた男がいる
     この曲を世界一の人物オックスに捧げたい
   8. Lazy Intro
       :::
  11. Starstruck / Man On The Silver Mountain (Reprise)
     君たちみたなお客さんに対して言うことはない 我々のことを待っていてくれて
     このツアーで最高のお客さんだろう いや これまでで最高のお客さんだ
     我々から君たちに拍手を送るよ 君たちは拍手しなくてもいい 感謝するよ
     これからやる曲は新メンバーの1人をフィーチュアした曲だ 2人新メンバーがいるからな
     まず最初にトニー ライトをここに ボブ・デイズリー
     今の達人は誰だ よい子のワンちゃん
     いつもやっている曲だ 毎回のショーでやっている
     これからもやるだろう デヴィッド・ストーン キーボード
  12. Keyboard Intro
       :::

On Stage Tour Dates
1977
 September
  25 Konserthus,Stockholm,SWEDEN
  26 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
  27 Chateau Neuf,Oslo,NORWAY
  28 Nidaroehallen,Trondheim,NORWAY
  30 Idraettens Hus,Vejle,DENMARK

 October
  01 Falkoner Teatret,Copenhagen,DENMARK
  02 Vejlby Risskov Hallen,Aarhus,DENMARK
  04 Congresgebouw,Prinz Willem Alexanderzaal,The Hague,NETHERLANDS
  06 Grugahalle,Essen,GERMANY
  08 Sporthalle,Cologne,GERMANY
  10 Stadthalle,Bremen,GERMANY
  11 Ebertshalle,Ludwigshafen,GERMANY
  12 Messegelände,Frankfurt,GERMANY
  13 Sportshalle,Stuttgart,GERMANY
  14 Sportshalle,Hannover,GERMANY
  15 Deutschlandhalle,Berlin,GERMANY
  16 Congresszentrum,Hamburg,GERMANY
  18 Stadthalle Theatre,Vienna,AUSTRIA
  20 Olympiahalle,Munich,GERMANY
  21 Messehalle K,Nurnberg,GERMANY
  22 Rhein-Main-Halle,Wiesbaden,GERMANY
  23 Eulachhalle,Winterthur,SWITZERLAND
  25 Palais Du Sport,Lyon,FRANCE
  27 Porte de Pantin Pavillion,Paris,FRANCE
  28 Palais d' Exposition,Colmar,FRANCE
  31 City Hall,Newcastle,UK

 November
  01 City Hall,Newcastle,UK
  03 Guildhall Lockley Grand Hall,Preston,UK
  04 Empire Theatre,Liverpool,UK
  05 Empire Theatre,Liverpool,UK
  07 Capitol,Aberdeen,UK
  09 Apollo,Glasgow,UK
  11 Rainbow Theatre,London,UK
  12 Rainbow Theatre,London,UK
  13 Rainbow Theatre,London,UK
  14 Rainbow Theatre,London,UK
  16 New Theatre,Oxford,UK
  17 Granby Halls,Leicester,UK
  18 Bingley Hall,Stafford,UK
  20 Apollo,Manchester,UK
  21 Apollo,Manchester,UK
  22 Capitol Theatre,Cardiff,UK

 1978
 January
  11 Shi Kokaido,Nagoya,JAPAN
  12 Kenritsu Taiikukan,Hiroshima,JAPAN
  13 Kenritsu Taiikukan,Kumamoto,JAPAN
  14 Kyuden-Kinen Taiikukan,Fukuoka,JAPAN
  16 Koseinenkin-Kaikan,Osaka,JAPAN
  17 Koseinenkin-Kaikan,Osaka,JAPAN
  18 Kaikan Daiichi Hall,Kyoto,JAPAN
  20 Koseinenkin-Kaikan,Osaka,JAPAN
  21 Budokan,Tokyo,JAPAN
  22 Budokan,Tokyo,JAPAN
  24 Koriyama Shimin-Kaikan,Koriyama,JAPAN
  27 Nakajima Sports Centre,Sapporo,JAPAN
  29 Kenmin Kaikan,Akita,JAPAN
  31 Kenmin Kaikan,Niigata,JAPAN

 February
  01 Shi Kanko Kaikan,Kanazawa,JAPAN
      ⇒ [Cancelled After The Sapporo Accident.]
  03 Budokan,Tokyo,JAPAN

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#2020‐06‐09