1961年に発足した世界最大の国際人権NGO:アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)の資金調達の為に,1976年に英国の人気コメディアンをフィーチャーして始まり,後に主要なミュージシャン等が含まれるようになり,1976年~2012年まで不定期に都合 14回開催された チャリティ・イベント 『 The Secret Policeman's Ball 』 の一部映像が,商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテム 『 The Secret Policeman's Ball 1987 & Highlighs 1979-1991 : Japanese Broadcast (Gift DVDR) 』 として登場.
内容は,日本の放送局の衛星放送(N〇K BS2)のプログラム 『 BSサタデーライブ 』 の 『 黄金の洋楽ライブ 』 で放映(2008年08月02日(土) 23:45~25:14:1時間29分)された内容で,1979年,1981年,1987年,1991年の模様がハイライト的に収録されています.
コアな企画物のギフト・アイテムですが,当時この番組は観ていないので,これはこれで楽しめます.
因みにこの番組を収録したギフト・アイテムとしては過去 『 Live 1969 - 1989 (Gift DVDR) 』,『 Live Peace In Toronto 1969 & Live In New York City 1972 : Japanese Broadcast Edition (Gift DVDR) 』 等が配布されています.
メーカー情報では
『大人気“黄金の洋楽ライブ”復刻シリーズの最新弾。
今回はロック界の大物が大挙して登場するチャリティ・イベント“THE SECRET POLICEMAN'S BALL”の特集回です。
“THE SECRET POLICEMAN'S BALL”とは、人権団体アムネスティ・インターナショナルの資金調達のために開かれたイベントで、1976年から2012年まで不定期に開催されました。
その模様はオフィシャルの映像作品にもなっていますが、本作は某放送局の人気番組“黄金の洋楽ライブ”による放送版。番組独自の解説コーナーや日本語テロップも付いた番組独自バージョンです。当店では、これまでもさまざまなアーティスト/バンドを特集した“黄金の洋楽ライブ”をお届けしてきましたが、本作はその最新弾。これまでと同じマニアによる極上マスターを使用しており、完全オフィシャル級クオリティで貴重なパフォーマンスの数々をお楽しみ頂けます。
今回の“THE SECRET POLICEMAN'S BALL特集”は、大きく2部構成。前半には1987年の“The SECRET POLICEMAN'S THIRD BALL”から7曲を集中的に放送し、後半には1979年/1981年/1991年の3回分からハイライト映像を数曲ずつ収録しています。
ここで出演バンド/アーティストを整理しておきましょう。
●番組前半:1987年(6組)
・ERASURE、DURAN DURAN、デヴィッド・ギルモア&ケイト・ブッシュ、ルー・リード、チェット・アトキンス&マーク・ノップラー、ピーター・ガブリエル
●番組後半
・1979年(2組・3曲):フィル・コリンズ、ピート・タウンゼンド
・1981年(3組・4曲):スティング、ボブ・ゲルドフ、エリック・クラプトン&ジェフ・ベック
・1991(6組):トム・ジョーンズ、リサ・スタンスフィールド、SPINAL TAP、シール、ダリル・ホール、モリッシー
……と、このようになっています。
メインの1987年編は始動間もないERASUREで華やかにスタートし、『NOTORIOUS』時代のDURAN DURANやライヴ自体が貴重なケイト・ブッシュ、アコギ2本だけで「Imagine」を奏でるアトキンス&ノップラー、『SO』で一世を風靡していたピーター・ガブリエル等々。
豪華なメンバーが次々と登場し、特別パフォーマンスを繰り広げるのです。後半は時系列ではなく1曲ずつの映像をランダムに構成。そのため、約10年幅を行き来するのですが、その豪華ぶりはかの“LIVE AID”を思い起こさせる。トム・ジョーンズのバックにはデイヴ・ギルモアがギターを弾いていますし、えらくテンションの高いジェフ・ベックとエリック・クラプトンのツイン・ギターも極上プロショットで楽しめます。正直、10年幅で時代を行き交う構成は見づらいかと思いきや、ここで嬉しいのが日本語テロップ。1曲1曲で番組独自のアーティスト紹介や曲説明が入り、非常に分かりやすくなっています。
番組独自と言えば、ライヴ・シーンの合間に挟まる解説シーンも見どころ。
この番組は内容に沿った著名人を迎えて解説するのですが、この回で案内人を務めるのは土屋○巳氏。同時代のミュージシャンというだけではなく、80年代中期にはのサイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ロジャー・テイラーとARCADIAを組み、90年代には英国へも移住するほど英国ロックに入れ込んでいる人物。それだけに、現地エピソードがとにかく面白いのです。
例えば、ARCADIAのレコーディング裏話。「ここに“ひゅーひゅー”したギターが欲しいね」という話が出たところで「“ひゅーひゅー”と言ったらPINK FLOYDだよな」となり、ギルモアに電話。翌日には当人がスタジオに来てギターを入れたそう。擬音「ひゅーひゅー」も分かるような分からないような感じではありますが、いくらFLOYDっぽいからって、いきなり本人登場とは……。
さらには「ここのコーラス高すぎるよ。誰か高く歌える人いない?」となったら、スティングがやって来て歌って行ったという……。土屋氏も「夢のようだった」と語っていますが、まさに英国ロックの現場体験を垣間見せてくれるのです。
また、ジェフ・ベックのエピソードも驚き。土屋氏とジェフのリハーサル・スタジオが同じになったらしく、「彼は友達がいないのか、いつもコージー・パウエルと2人だけでセッションしていた」と証言している。具体的に何年の話か分かりませんが、ARCADIA時代の80年代半ばにしろ、ロンドン移住後の90年代にしろ、ジェフとコージーが再び組んでいたとは……。その意外さだけでなく、英国シーンの現場感がリアルに語られるのです。
名作映像の数々を特集する“黄金の洋楽ライブ”シリーズ。その中でもチャリティ・イベントならではの豪華なステージをたっぷり楽しめる傑作プロショットです。英国シーンのリアリティも滲む解説も必見の1枚。どうぞ、じっくりご堪能ください。』
The Secret Policeman's Ball 1987 & Highlighs 1979-1991 : Japanese Broadcast (Gift DVDR)
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.89min.
Broadcast Date: 2nd August 2008
The Secret Policeman's Third Ball 1987
Live at the Palladium, London, UK 9th September 1987
1. Intro
2. Erasure / Victim Of Love
3. Duran Duran / Save A Prayer
4. David Gilmour & Kate Bush / Running Up That Hill
5. Lou Reed / Tell It To Your Heart
6. Chet Atkins & Mark Knopfler / Imagine
7. Peter Gabriel / Biko
8. MC
The Secret Policeman's Ball Highlights 1979-1991
9. Tom Jones / I Can't Turn You Loose (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
10. Sting / Roxanne (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
11. Phil Collins / In The Air Tonight (Her Majesty's Theatre, London 1979)
12. Pete Townshend / Pinball Wizard (Her Majesty's Theatre, London 1979)
13. Bob Geldof / I Don't Like Mondays (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
14. Eric Clapton & Jeff Beck / Further On Up The Road (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
15. Sting / Message In A Bottle ((Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
16. Lisa Stansfield / All Woman (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
17. Pete Townshend / Won't Get Fooled Again (Her Majesty's Theatre, London 1979)
18. Spinal Tap / Big Bottom (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
19. Seal / Hey Joe (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
20. Daryl Hall / What's Going On (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
21. Morrissey / We Hate It When Our Friends Become Successful (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
TOTAL TIME (88:54)
オフィシャル等でもリリースされている関係もあって,流石に映像は削除せざるを得ないかも知れませんが,一応貼り付けておきます.
収録されている映像の一部(VTS_01_1)
[参考]
Youtube 上の映像
The Secret Policeman's Ball 1979 [COMPLETE]
The Secret Policeman's Other Ball 1981
The Secret Policeman's Third Ball 1987 [COMPLETE]
The Secret Policeman's Biggest Ball 1989 [COMPLETE]
[関連記事]
「Live Peace In Toronto 1969 & Live In New York City 1972 : Japanese Broadcast Edition (Gift DVDR)」
「Live 1969 - 1989 (Gift DVDR)」
#2019-11-19
内容は,日本の放送局の衛星放送(N〇K BS2)のプログラム 『 BSサタデーライブ 』 の 『 黄金の洋楽ライブ 』 で放映(2008年08月02日(土) 23:45~25:14:1時間29分)された内容で,1979年,1981年,1987年,1991年の模様がハイライト的に収録されています.
コアな企画物のギフト・アイテムですが,当時この番組は観ていないので,これはこれで楽しめます.
因みにこの番組を収録したギフト・アイテムとしては過去 『 Live 1969 - 1989 (Gift DVDR) 』,『 Live Peace In Toronto 1969 & Live In New York City 1972 : Japanese Broadcast Edition (Gift DVDR) 』 等が配布されています.
メーカー情報では
『大人気“黄金の洋楽ライブ”復刻シリーズの最新弾。
今回はロック界の大物が大挙して登場するチャリティ・イベント“THE SECRET POLICEMAN'S BALL”の特集回です。
“THE SECRET POLICEMAN'S BALL”とは、人権団体アムネスティ・インターナショナルの資金調達のために開かれたイベントで、1976年から2012年まで不定期に開催されました。
その模様はオフィシャルの映像作品にもなっていますが、本作は某放送局の人気番組“黄金の洋楽ライブ”による放送版。番組独自の解説コーナーや日本語テロップも付いた番組独自バージョンです。当店では、これまでもさまざまなアーティスト/バンドを特集した“黄金の洋楽ライブ”をお届けしてきましたが、本作はその最新弾。これまでと同じマニアによる極上マスターを使用しており、完全オフィシャル級クオリティで貴重なパフォーマンスの数々をお楽しみ頂けます。
今回の“THE SECRET POLICEMAN'S BALL特集”は、大きく2部構成。前半には1987年の“The SECRET POLICEMAN'S THIRD BALL”から7曲を集中的に放送し、後半には1979年/1981年/1991年の3回分からハイライト映像を数曲ずつ収録しています。
ここで出演バンド/アーティストを整理しておきましょう。
●番組前半:1987年(6組)
・ERASURE、DURAN DURAN、デヴィッド・ギルモア&ケイト・ブッシュ、ルー・リード、チェット・アトキンス&マーク・ノップラー、ピーター・ガブリエル
●番組後半
・1979年(2組・3曲):フィル・コリンズ、ピート・タウンゼンド
・1981年(3組・4曲):スティング、ボブ・ゲルドフ、エリック・クラプトン&ジェフ・ベック
・1991(6組):トム・ジョーンズ、リサ・スタンスフィールド、SPINAL TAP、シール、ダリル・ホール、モリッシー
……と、このようになっています。
メインの1987年編は始動間もないERASUREで華やかにスタートし、『NOTORIOUS』時代のDURAN DURANやライヴ自体が貴重なケイト・ブッシュ、アコギ2本だけで「Imagine」を奏でるアトキンス&ノップラー、『SO』で一世を風靡していたピーター・ガブリエル等々。
豪華なメンバーが次々と登場し、特別パフォーマンスを繰り広げるのです。後半は時系列ではなく1曲ずつの映像をランダムに構成。そのため、約10年幅を行き来するのですが、その豪華ぶりはかの“LIVE AID”を思い起こさせる。トム・ジョーンズのバックにはデイヴ・ギルモアがギターを弾いていますし、えらくテンションの高いジェフ・ベックとエリック・クラプトンのツイン・ギターも極上プロショットで楽しめます。正直、10年幅で時代を行き交う構成は見づらいかと思いきや、ここで嬉しいのが日本語テロップ。1曲1曲で番組独自のアーティスト紹介や曲説明が入り、非常に分かりやすくなっています。
番組独自と言えば、ライヴ・シーンの合間に挟まる解説シーンも見どころ。
この番組は内容に沿った著名人を迎えて解説するのですが、この回で案内人を務めるのは土屋○巳氏。同時代のミュージシャンというだけではなく、80年代中期にはのサイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ロジャー・テイラーとARCADIAを組み、90年代には英国へも移住するほど英国ロックに入れ込んでいる人物。それだけに、現地エピソードがとにかく面白いのです。
例えば、ARCADIAのレコーディング裏話。「ここに“ひゅーひゅー”したギターが欲しいね」という話が出たところで「“ひゅーひゅー”と言ったらPINK FLOYDだよな」となり、ギルモアに電話。翌日には当人がスタジオに来てギターを入れたそう。擬音「ひゅーひゅー」も分かるような分からないような感じではありますが、いくらFLOYDっぽいからって、いきなり本人登場とは……。
さらには「ここのコーラス高すぎるよ。誰か高く歌える人いない?」となったら、スティングがやって来て歌って行ったという……。土屋氏も「夢のようだった」と語っていますが、まさに英国ロックの現場体験を垣間見せてくれるのです。
また、ジェフ・ベックのエピソードも驚き。土屋氏とジェフのリハーサル・スタジオが同じになったらしく、「彼は友達がいないのか、いつもコージー・パウエルと2人だけでセッションしていた」と証言している。具体的に何年の話か分かりませんが、ARCADIA時代の80年代半ばにしろ、ロンドン移住後の90年代にしろ、ジェフとコージーが再び組んでいたとは……。その意外さだけでなく、英国シーンの現場感がリアルに語られるのです。
名作映像の数々を特集する“黄金の洋楽ライブ”シリーズ。その中でもチャリティ・イベントならではの豪華なステージをたっぷり楽しめる傑作プロショットです。英国シーンのリアリティも滲む解説も必見の1枚。どうぞ、じっくりご堪能ください。』
The Secret Policeman's Ball 1987 & Highlighs 1979-1991 : Japanese Broadcast (Gift DVDR)
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.89min.
Broadcast Date: 2nd August 2008
The Secret Policeman's Third Ball 1987
Live at the Palladium, London, UK 9th September 1987
1. Intro
2. Erasure / Victim Of Love
3. Duran Duran / Save A Prayer
4. David Gilmour & Kate Bush / Running Up That Hill
5. Lou Reed / Tell It To Your Heart
6. Chet Atkins & Mark Knopfler / Imagine
7. Peter Gabriel / Biko
8. MC
The Secret Policeman's Ball Highlights 1979-1991
9. Tom Jones / I Can't Turn You Loose (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
10. Sting / Roxanne (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
11. Phil Collins / In The Air Tonight (Her Majesty's Theatre, London 1979)
12. Pete Townshend / Pinball Wizard (Her Majesty's Theatre, London 1979)
13. Bob Geldof / I Don't Like Mondays (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
14. Eric Clapton & Jeff Beck / Further On Up The Road (Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
15. Sting / Message In A Bottle ((Theatre Royal, Drury Lane, London 1981)
16. Lisa Stansfield / All Woman (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
17. Pete Townshend / Won't Get Fooled Again (Her Majesty's Theatre, London 1979)
18. Spinal Tap / Big Bottom (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
19. Seal / Hey Joe (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
20. Daryl Hall / What's Going On (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
21. Morrissey / We Hate It When Our Friends Become Successful (Central Independent Television Studios, Nottingham, 1991)
TOTAL TIME (88:54)
オフィシャル等でもリリースされている関係もあって,流石に映像は削除せざるを得ないかも知れませんが,一応貼り付けておきます.
収録されている映像の一部(VTS_01_1)
[参考]
Youtube 上の映像
The Secret Policeman's Ball 1979 [COMPLETE]
The Secret Policeman's Other Ball 1981
The Secret Policeman's Third Ball 1987 [COMPLETE]
The Secret Policeman's Biggest Ball 1989 [COMPLETE]
[関連記事]
「Live Peace In Toronto 1969 & Live In New York City 1972 : Japanese Broadcast Edition (Gift DVDR)」
「Live 1969 - 1989 (Gift DVDR)」
#2019-11-19