Lu7 「秋の陣」＠吉祥寺シルバー・エレファント 2019-09-29

　9月29日（日）は，吉祥寺にある Silver Elephant（シルバーエレファント）で行われた Lu7 のワンマン・ライヴ『 Lu7 「秋の陣」』へ．

　Lu7 としては珍しく Flyer的なものもなく写真のみ．
　

　Lu7 は，4月6日（土）に，高田馬場にある音楽室DX にて 1月29日にリリースされた最新アルバム『 3395 』のリリース記念ライヴ『 5th Album "3395" リリース記念ライブ』もあったのですが，予約はしたものの突発的な仕事（自宅待機）の都合で行くことができず，昨年12月22日（土）に『町田クリスマス Jazz Live！ 2018 』の一環として，ぽっぽ町田会場に出演した Lu7 X'mas Duo Special 以来なので，9ヵ月振り．

　翌日出勤なので，17時30分開場，18時00分開演予定という時間設定も非常に有難く，当日は，休みということと，乗り換えも多い関係もあり，時間に余裕をもって吉祥寺へ．
　
　吉祥寺着が15時30分前後だったこともあって，前乗り気味に，シルバー・エレファントでチケット交換．
　

　その後，吉祥寺でのライヴの際には良く行く定番の大衆居酒屋馬力吉祥寺店で時間調整へ（笑）

　その存在は知っていたものの初めて飲む赤ホッピー
　

　
　開場予定時刻も近付いてきたので，店を出て会場であるシルバー・エレファントへ．
　

　受付をして地下のフロアへ．
　

　予約時に出遅れましたが，相応な席を確保．
　
　ドリンク・チケットとドリンクを交換し，開演を待ちます．

　粗定刻通りに始まったライヴは，嶋村一徳さんのスティックのカウントから，ある意味軽快な "12th Tree" が 1st Set のオープニングを飾ります．
　

　1st アルバム『 efflorescence （エフロレッセンス）』の 1st トラックとして収録されている "12th Tree" は， Lu7 として最初に作ったとも言っていました．

　ルナさんの「みなさん，こんばんはー．Lu7 でーす．」と何時もの軽快な挨拶．
　この後の MC でも言っていましたが，前回の Silver Elephant でのライヴは 2017年5月のことだそうで，調べてみたら 2017年5月13日（土）に行われた『えるゆーせぶん五月場所』でした．
　

　確かに 2年半近くも空いているので「えっ！」となりますね．
　久々に Silver Elephant に出演できて「こんな嬉しいことはない」とも．
　そしてこの日のコンセプトは「 Lu7の歴史を色々と紐解いていこう」かな的なんだそうな．
　

　ここで簡単なメンバー紹介を挟んで，3rd アルバム『 Bonito （ボニート）』のタイトル・チューン："Bonito" と，4th アルバム『 Azurite Dance （アズライト・ダンス）』のタイトル・チューン："Azurite Dance" の2曲を続けて演奏．
　

　おぉー，ここまで演奏された 3曲は，全てアルバムの 1st トラックに収録されている曲．意図的です．
　そういえば，色々なアーティストのアルバムを見ても，タイトル・チューンが 1曲目に収録されているアルバムは比較的少ないですね．

　ここで栗原さんによる 11月23日（土・祝）開催，今年で 3回目を迎えるプログレッシブ・ロックの祭典『 PROG FLIGHT @ HANEDA 2019 』およびこの日の物販でも割と良席のチケットを販売してる旨のインフォメーション．
　

　続けて再度 1st アルバム『 efflorescence （エフロレッセンス）』に戻り，"Flying Seed (Landscape 37)"
　

　そして「中々ライヴで演る機会のない曲」との MCから，平塚の KANAFU で演奏した際にルナさんが「多くは語らないが大変な曲を選んでしまった」とも，また過去「 ”ミドル・ロングサーキット” より断然難しい」と治郎さんに言わしめた Lu7 メンバーでも難度の高い "３のミドル" を続けて演奏．
　

　この曲は過去の MC で「 "ミドル・ロングサーキット" の続編と解釈して貰っても問題ない」とも言っていましたね．

　最後は，今年の1月29日にリリースされた 5th アルバム『 3395 』収録の "チドリたちの祭りへの序章" で 1st Set を締め括り，暫しのブレイクへ．
　

　この "チドリたちの祭りへの序章" は，MC で話題にも上がった 2年半近く前の Silver Elephant での『えるゆーせぶん五月場所』が初演でしょうか．ある意味後期の ELP のポップ調な曲をも彷彿させるような感じの軽快な曲．
　
　

　ブレイクを挟んでの 2nd Set は，今年1月29日にリリースした最新アルバム『 3395 』からタイトル・チューンの "3395" と，同アルバムの 1st トラックに収録されている "白雨" が演奏されます．
　

　メロディアスな曲調が正に Lu7 を象徴するような "3395" と "白雨" は昨年10月6日（土）の『 PROG FLIGHT @ HANEDA 2018 』が初演だと思いますが，この時もこの順番で演奏されています．
　

　前回のレコ発には参加できていないので両曲ともライヴで聴くのは今回が 2回目ですが，この曲に限らずやはりライヴでの演奏は良いですねぇ．

　

　1st Set 同様に『 PROG FLIGHT @ HANEDA 2019 』の話になり「毎回最後に参加バンドのメンバーによってプログレの名曲を演奏しているが，多分 2度と見れないメンバーでの 2度と聴けない曲を演ろうとしているので，11月23日は羽田に来て欲しい．11月23日は羽田がプログレの聖地です」と．

　

　続けて「このメンバーで演奏するのは初めて」との MC があり，私的にはライヴで初めて聴く 1st アルバム『 efflorescence （エフロレッセンス）』収録の "Nusa Dua"．
　

　4th アルバム『 Azurite Dance （アズライト・ダンス）』収録で過去のMCでは「 2050年の東京のスクランブル交差点でのストリート・ライヴ」（誤っていたらごめんなさい（笑））がコンセプトとも言っていたような記憶もある "浮遊都市"．
　

　"Nusa Dua" も "浮遊都市" も栗原さんのアコースティック・ギターが良い味を出していました．

　続けて「次の曲は久し振りな上に然程ライヴでは弾いたことのない曲で個人的に緊張する曲」との MC から 4th アルバム『 Azurite Dance （アズライト・ダンス）』に収録されているものの，2014年11月4日の『 Lu7 4th アルバム "Azurite Dance" レコ発記念ライブ』でも演奏されず，昨年7月21日の『町田ジャズ・フェスティバル 2018 』での演奏が初演というレアで割とジャジーな感じもする "One Screw Short"．
　

　ここで物販の話になり「 3395マグ」も作りたいと言っていましたが，是非とも制作して欲しいものです．
　
　「早いもので今日も最後の曲がやってきてしまいました」（当然お客さんはお決まりの「えっぇー」と）
　最後は，この曲を聴いてファンになった方も多いであろう「チョロQ2 」の BGM："ミドル・ロングサーキット" で締め括りました．
　

　当然，満員の会場のお客さんから大きな拍手に続けて，アンコールを望む手拍子が起きる訳で．．．
　
　

　アンコールに応えて何と何と．．．
　バレエ音楽（組曲）『恋の魔術師（El Amor Brujo）』より "火祭りの踊り"（"Danza Ritual Del Fuego"）を演奏．
　

　この日のライヴを終了しました．
　しかし，Lu7 関連以外の曲がアンコールで演奏されるというのはサプライズでしたが，私的に参戦できなかった前回の『 5th Album "3395" リリース記念ライブ』でも，アンコールで演奏されていたんですね．
　　
　[Member]
　梅垣ルナ： Keyboards
　栗原務　： Guitar
　岡田治郎： Bass
　嶋村一徳： Drums
　　
　
　[Set List]
　 1st Set
　　1. 12th Tree
　　2. Bonito
　　3. Azurite Dance
　　4. Flying Seed (Landscape37)
　　5. ３のミドル
　　6. チドリたちの祭りへの序章
　
　 2nd Set
　　1. 3395
　　2. 白雨
　　3. Nusa Dua
　　4. 浮遊都市
　　5. One Screw Short
　　6. ミドル・ロングサーキット
　　　[Encore]
　　7. 「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」
　

[参考]