7月20日(土)は,昨年 に引き続き 『 Machida Jazz Festival 2019(町田ジャズ・フェスティヴァル 2019) 』 へ.

 

 と言っても 有楽町へも行きたかったので,お目当てのユニット:あなぐらむ に絞った感じです(笑)

 通称 『 町ジャズ 』 の愛称で親しまれている 『 Machida Jazz Festival 2019(町田ジャズ・フェスティヴァル 2019) 』 も,今年で10周年なんだそうです.

 あなぐらむ は 「 Lu7のキーボーディスト・梅垣ルナと,地域にゆかりのある雑食系キーボーディスト・らむぷろぐによるツイン・キーボード・ユニット 」 との紹介が記載されていたようにツイン・キーボードのデュオ.
 
 一年前の初出演は Lu7 の通常カルテット編成,12月の Lu7 はデュオ編成(X'mas Duo Special),今回の あなぐらむ もデュオ編成 と 梅垣ルナさんにとって半年強振り 昨年夏から数え 3度目となる 町田のジャズ・イベント.
 会場は 1年前に町田ジャズ・フェスティヴァル初出演の Lu7 が演奏した まほろ座
 
 あなぐらむ は13時00分開演予定.

 自宅から町田はドアtoドアで 1時間前後なので,都内と余り変わりません.
 当然,良い席を確保する為には早めに行く必要がある訳で,一つ前で 12時00分開演の 彩ショルさんのステージから参戦.

 まほろ座の受付で 1ドリンク分の¥600を支払いプログラム等を受領.

 

 
 
 
 
 

 以下の場所からプログラム(pdf)をダウンロードできます.
 こちら  

 空いている席に着席.
 

 先ずはドリンクとフードを.
 次の予定もあるのでワイン・ボトルは頼みませんでした(笑)
 


 
 
 パンフレットより
 

 定刻通りにスタートした 彩ショルさんのステージ.
 この日はバックを18歳-24歳?までの若手メンバー.
 MC でも言っていましたが,何とバンドのメンバーは皆 忙しかったようで,スケジュールの関係上リハーサルができず,ぶっつけ本番の演奏だったそうです.

 

 譜面はギターのシュンスケさんが書かれたとも言っていました.
 ファンク・ソウル系から町田警察署との振り込め詐欺のコラボ・ソングで商店街でも流れているという "ダメ!ダメ!ソング" まで幅広いジャンルの曲をセット・リストに組入れての演奏.セット・リスト的には正直驚きました.

 

 初めて 彩ショルさんを聴きましたが,ジャズというよりはファンク・ソウル・ブルース系の曲・演奏を好みとしているような感じがしましたが,また聴きたくなる感じのパワフルなヴォーカルでした.

 [Member] 
  彩ショル : Vocal
  シュンスケ川窪俊介) : Guitar
  ユウキ : Keyboard
  シュウ坂下嵩) : Bass
  ウヨウ中村宇洋) : Drums

   [Set List]
    1. Un-Known
    2. Route 66
    3. Long Train Runnin'
    4. Diamonds Are A Girl's Best Friend
    5. ダメ!ダメ!ソング
    6. Hold On I'm Coming
    7. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)


 

 まほろ座会場の 2番手で登場した注目の あなぐらむ
 パンフレットより
 

 ユニット名の命名経緯は 「 ご本人のみぞ知る 」 訳ではありますが,元々 梅垣ルナさんは Twitterでよく 「 森へ帰る 」等の呟きがあるように,表示名は 「 あなぐま 」(過去何故 あなぐま なのか質問した記憶も!) ですし,今回共演のキーボーディストは らむぷろぐさんですので,その 「 あなぐ 」 と 「 らむ 」 を掛け合わせて 「 あなぐらむ 」 となったのでしょうか.

 
 
 この日は新たに(この日の為に/このプロジェクトの為に)書き下ろした曲を数曲携えてのライヴとなりました.

 

 初めて聴くこのデュオは非常に新鮮で,披露された新曲(5曲)も非常に煌びやかでポップで,演奏もストレート且つシャープで,Lu7 のような変拍子も無く,良い意味 Lu7 での 梅垣ルナさんの演奏とは一味も,二味も違うイメージでした.
 まぁ楽曲が異なるからと言ってしまえばそれまでなのですが (>_<)

 

 特に 3曲目に演奏された "MCD"(多分 町田:MaChiDa の略で,当初は仮のタイトルが付いていたそうな)は,町田をイメージして用意された曲なのでしょう. 確か MC では星の話もしていたような...

 

 そして 「 青葉にしとしとと降る雨 」 をイメージして作られた "翠雨"("すいう")も秀逸でした.

 

 日本には季節によって,あるいは降り方によって雨を表現する言葉が複数ありますが,これも凄いことだと思います.

 

 因みに新曲:"Funky Moray" の 「 Moray 」 は日本語で 「 うつぼ 」 の意ですが,「 Funky 」 は 「 臆病な 」や「 カビ臭い 」 逆に 「 格好良い 」や 「 派手 」等,スラングも含めると逆の意味もあります.そして何で 「 うつぼ 」 なんでしょう.私的には危険な魚のイメージさえあるのですが(笑)
 この辺を次にお会いした際に聴いてみたいところではあります(笑)

 
 
 そして何と何と,ジャズ・フェスティヴァルと言うこともあってか,この日の為に新たにアレンジされた ボサノヴァの "One Note Samba"("ワン・ノート・サンバ")や,スタンダードの "The Night Has A Thousand Eyes"("ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイ"/""夜は千の目を持つ"),米POPの "Lovin' You"("ラヴィン・ユー") が,新作のオリジナルの中に鏤められて演奏されました.

 

 正直,この辺の曲は演奏されるとは思ってもおらず,このユニットで演奏されたというのは私的に嬉しいサプライズでもありましたし,何と言っても通常のジャズ系のライヴでも演奏されることの少ない "The Night Has A Thousand Eyes" はレアでした.

 

 是非とも,このデュオで次のライヴを企画して欲しいものです.

 [Member]
  梅垣 ルナ : Keyboards
  らむぷろぐ : Keyboards 

   [Set List]
    1. 不思議な木の実 (#)
    2. One Note Samba
    3. MCD (#)
    4. The Night Has a Thousand Eyes
    5. Lovin' You
    6. 翠雨 (#)
    7. Funky Moray (#)
    8. Free As A Kite (#)
 
   (#) 梅垣ルナさんが,この日の為に書き下ろした新曲.







  
 次の予定もあったので あなぐらむ 終演後は 小田急線-千代田線を乗り継ぎ日比谷駅下車で徒歩にて有楽町へ.

 その予定とは...
 無農薬ぶどう農園がワインを作り,2017年6月に果実酒製造免許/ワイナリー設立,2018年12月にファースト・ヴィンテージをリリースした高知県唯一のワイナリー:ミシマファームワイナリー(土佐郡土佐町)のご主人(山中敏雄さん)が,7月20日(土),21日(日)の両日 高知県アンテナショップ:まるごと高知 に来られているとの事だったので有楽町へ向かった訳です.

  

 ご挨拶がてら少しお話をし,お客さんの試飲の邪魔になってはいけないので,目的のワインを購入し まるごと高知 を後に.
 購入したのは下記画像の右端の一本です.
 

 そしてその足で野毛へと...ライヴ参戦は続くのでありました(笑)

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