3月14日(木)は,御茶ノ水にある NARU(ナル)にて行われた 『 m.s.t. meets 井上銘 Vol.4 』 へ.
若きスーパー・ギタリスト 井上銘さんを迎え 昨年 8月5日(日)から始まった企画 『 m.s.t. meets 井上銘 』も,場所を 自由が丘の hyphen から御茶ノ水の NARU に移して今回で 4回目.
m.s.t. にとって 御茶ノ水の NARUへの出演は,昨年 9月24日(月)に次いで半年振り 2回目.
1回目は 3 Set 構成でしたが,今回は 2 Set 構成でのライヴとの事前告知がありました.
会社を定時で退社するのですが,乗換時間等を含めると会場まで約90分弱かかるので,基本開演時間ギリギリの到着となります.
地下に降り,受付をして案内された席へ.この会場は何時もながら照明が暗い.
ライヴ中はもっと暗くなるので,メモを取るのが一苦労で,結果 セット・リストの一部は後から見て何を書いているか判らず,当然,MCや感想等のメモも輪をかけて判らず(爆)
と言う訳で今回は軽めです(苦笑)
定刻になり m.s.t. のお二人(持山翔子さん,小山尚希さん)とサポートでドラムの 山内陽一朗さんがステージに登場.
1st Set は ピアノ・トリオで 小山尚希さんのオリジナル "ひだまり" の演奏でスタート.
"ひだまり" は既発アルバムには収録されていない曲であり,ここ何回か演奏されている曲なので,4月22日(月)にリリースされるアルバムには収録されるのではないでしょうか.
ここでギターの 井上銘さん,パーカッションの 山下あすかさんを呼び込みカルテット編成となります.
暗過ぎてこの時点まで判りませんでしたが,ドラムの傍のテーブルを潰してパーカッションを配置しているのは初めてみました(笑)
そして,このカルテットでは割と最近の定番でもある "Carnival"("カーニヴァル")と,最近時々演奏されている 小山尚希さんオリジナルの "秋と冬" が 2曲続けて演奏されます.
"Carnival" は 持山翔子さんのオリジナルで,メロディー・ラインの疾走感が素晴らしい曲です.
「 今までは,ピアノ・トリオか,フロントに誰かを入れて演奏する事が多かったが,昨年夏位からギターの井上銘くん,パーカッションの山下あすかちゃんに入って貰う事で幅が拡がった. 」
「 昨年末位から演奏している "静かな夜" と,オリジナルを作り出した初期の頃の曲 "Time Of Doze" を続けてお聴きください. 」
最初の "静かな夜" は,昨年の12月頃から演奏され出した曲ですが,過去の MC では 「 冬に暖炉の暖まるイメージで聴いて頂けたらと思います. 」 とも言っていたように 「 静かな,そして温かいイメージの曲 」 です.ただ "静かな夜" としたのは冬以外の季節でも演奏できるようにとの事.
次の "Time Of Doze"("タイム・オブ・ドーズ")は,2011年8月リリースの ミニ・アルバム 『 Time Of Doze (タイム・オブ・ドーズ) 』 収録のタイトル・チューンで,山内陽一朗さんの長めのドラム・ソロをフューチャーして演奏されました.ヴォーカルの KOTETSUさんがフロントに経つ際には,KOTETSUさんの詞で歌われる事もある中々格好良い曲です.
小山尚希さん,山内陽一朗さんが一旦ステージを降りて,残ったメンバー(持山翔子さん,井上銘さん,山下あすかさん)によるトリオ編成で,パット・メセニーと矢野顕子さん共作による "Prayer"("プレイヤー","祈り")を演奏.
この "Prayer" では,鍵盤ハーモニカから奏でられる柔らかな音も印象的でした.
再度フルメンバーがステージに登場.
小山尚希さんが過去の MC で 「 このメンバーでの演奏の為に書いた曲. 」 と言っていた,オリジナルの "弧を描く"が演奏されます.
最後は,オープニングと同様に再度ピアノ・トリオ編成で 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 収録のタイトル・チューン "Pianium"("ピアニウム")を演奏し 1st Set を締め括りました.
この "Pianium" は,ピアノが好きな 持山翔子さんが 「 88鍵あるピアノの 色々な鍵盤を使用し,ピアノの魅力を皆にも知って貰おう. 」 との想いで作った曲.
2nd Set は 21時45分前後にスタート.
2nd Set は最初からフル・メンバーによる演奏でスタート.
残念ながら 1曲目は聴いた事の無い曲でタイトルは不明(”Un-Known”)ですが,ギターがメロディーを奏でる中々乗りの良い曲です.
続けて2011年8月リリースのミニ・アルバム 『 Time Of Doze (タイム・オブ・ドーズ) 』 収録で長めのベース・ソロをフューチャーした ”Zigzag Tag”(”ジグザグ・タグ”)を演奏.
「 ライヴ用の曲,CD用の曲,色々あるけれど,次の曲はピアノ・トリオで演奏し4月22日リリースの フル・アルバムに収録した曲.CDの方が良いと思っていたので,ライヴでは演奏はして来なかったが,この編成なのでチャレンジしてみたいと思って持ってきました. 」 との MCに続き,小山尚希さんのオリジナル ”月” が演奏されます.持山翔子さんは鍵盤ハーモニカを兼用して演奏.
ここで一旦 井上銘さんが下がって,カルテット編成に.
「 ピアノ・トリオの 3人編成と,この 4人のカルテット編成では,パーカッションの役割が異なってくる. 」 とも言っていましたが,この編成で 2013年9月リリースの 『 Predawn
~景色と連なり~ 』 に収録されている ”Orange”(”オレンジ”)と,2017年10月リリースのミニ・アルバム 『 緑と風 』 の ”羅針儀”(”らしんぎ”) の 2曲を続けて演奏.
そしてここで再度 井上銘さんが登場し,ギター・トリオ編成で 1st Set と同じく パット・メセニー(Pat Metheny)の曲で 『 Question And Answer (クエスチョン・アンド・アンサー) 』 に収録されている ”Change Of Heart”(”チェンジ・オブ・ハート”)を演奏.
これは組合せがレアです.ギターとピアノのメロディー弾きのアタックの違いや,コードを弾いた時の違いが事前に 小山尚希さんの方からありましたが,興味深く聴く事ができました.
再度,フル・メンバーがステージに登場.直近のライヴ情報の告知.
「 m.s.t. は,日常の中を切り取る曲が多いのですが,正にそんな曲にしたいと思って作った曲. 」 との MCに続いて,過去の MCでは,この編成の為にギターがメロディーを弾く事を考えて作った曲とも言っていた ”Days”(”デイズ”)を演奏.
終了同時にとパーカッションとドラムのアップ・テンポのリズムから 「 盛り上がってアンコールで登場したと想定して勝手にアンコールを(笑) 」 に続き,ギターがメロディーをとる曲を演奏しましたが,曲名は不明(”Un-Known”)でした.メロディー部は 『 >Pianium
ピアニュウム 』 収録の ”Alive”(”アライブ”)にも似ていた感じがありました.
そして全員のメンバー紹介が終了.
「 これが本編最後でした.あれっ,おかしいな(笑) 」
実は 持山翔子さんが間違って 1曲飛ばしていたようで,他のメンバーは判っていて(巻きで終わらせにかかったのかと思い)隠していたようですが,本人が自滅したよう(笑)
最後は ”Plug In”(”プラグ・イン”)を演奏しこの日のライヴを終了.
ご本人 通常は早い段階で演奏するが,この日は最後に演奏したので 「 ”Plug Out” 」 とも言っていました.
[Set List]
1st Set
1. ひだまり
2. Carnival
3. 秋と冬
4. 静かな夜
5. Time Of Doze
6. Prayer
7. 弧を描く
8. Pianium
2nd Set
1. Un-Known
2. Zigzag Tag
3. 月
4. Orange
5. 羅針儀
6. Change Of Heart
7. Days
[Encore]
8. Un-Known
9. Plug In
[参考]
緑と風
Pianium
ピアニュウム
Time Of Doze
[関連記事]
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 @ 自由が丘 hyphen 2018-12-26」
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.2 @ 自由が丘 hyphen 2018-11-17」
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.1 @ 自由が丘 hyphen 2018-08-05」
2019/05/26
若きスーパー・ギタリスト 井上銘さんを迎え 昨年 8月5日(日)から始まった企画 『 m.s.t. meets 井上銘 』も,場所を 自由が丘の hyphen から御茶ノ水の NARU に移して今回で 4回目.
m.s.t. にとって 御茶ノ水の NARUへの出演は,昨年 9月24日(月)に次いで半年振り 2回目.
1回目は 3 Set 構成でしたが,今回は 2 Set 構成でのライヴとの事前告知がありました.
会社を定時で退社するのですが,乗換時間等を含めると会場まで約90分弱かかるので,基本開演時間ギリギリの到着となります.
地下に降り,受付をして案内された席へ.この会場は何時もながら照明が暗い.
ライヴ中はもっと暗くなるので,メモを取るのが一苦労で,結果 セット・リストの一部は後から見て何を書いているか判らず,当然,MCや感想等のメモも輪をかけて判らず(爆)
と言う訳で今回は軽めです(苦笑)
定刻になり m.s.t. のお二人(持山翔子さん,小山尚希さん)とサポートでドラムの 山内陽一朗さんがステージに登場.
1st Set は ピアノ・トリオで 小山尚希さんのオリジナル "ひだまり" の演奏でスタート.
"ひだまり" は既発アルバムには収録されていない曲であり,ここ何回か演奏されている曲なので,4月22日(月)にリリースされるアルバムには収録されるのではないでしょうか.
ここでギターの 井上銘さん,パーカッションの 山下あすかさんを呼び込みカルテット編成となります.
暗過ぎてこの時点まで判りませんでしたが,ドラムの傍のテーブルを潰してパーカッションを配置しているのは初めてみました(笑)
そして,このカルテットでは割と最近の定番でもある "Carnival"("カーニヴァル")と,最近時々演奏されている 小山尚希さんオリジナルの "秋と冬" が 2曲続けて演奏されます.
"Carnival" は 持山翔子さんのオリジナルで,メロディー・ラインの疾走感が素晴らしい曲です.
「 今までは,ピアノ・トリオか,フロントに誰かを入れて演奏する事が多かったが,昨年夏位からギターの井上銘くん,パーカッションの山下あすかちゃんに入って貰う事で幅が拡がった. 」
「 昨年末位から演奏している "静かな夜" と,オリジナルを作り出した初期の頃の曲 "Time Of Doze" を続けてお聴きください. 」
最初の "静かな夜" は,昨年の12月頃から演奏され出した曲ですが,過去の MC では 「 冬に暖炉の暖まるイメージで聴いて頂けたらと思います. 」 とも言っていたように 「 静かな,そして温かいイメージの曲 」 です.ただ "静かな夜" としたのは冬以外の季節でも演奏できるようにとの事.
次の "Time Of Doze"("タイム・オブ・ドーズ")は,2011年8月リリースの ミニ・アルバム 『 Time Of Doze (タイム・オブ・ドーズ) 』 収録のタイトル・チューンで,山内陽一朗さんの長めのドラム・ソロをフューチャーして演奏されました.ヴォーカルの KOTETSUさんがフロントに経つ際には,KOTETSUさんの詞で歌われる事もある中々格好良い曲です.
小山尚希さん,山内陽一朗さんが一旦ステージを降りて,残ったメンバー(持山翔子さん,井上銘さん,山下あすかさん)によるトリオ編成で,パット・メセニーと矢野顕子さん共作による "Prayer"("プレイヤー","祈り")を演奏.
この "Prayer" では,鍵盤ハーモニカから奏でられる柔らかな音も印象的でした.
再度フルメンバーがステージに登場.
小山尚希さんが過去の MC で 「 このメンバーでの演奏の為に書いた曲. 」 と言っていた,オリジナルの "弧を描く"が演奏されます.
最後は,オープニングと同様に再度ピアノ・トリオ編成で 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 収録のタイトル・チューン "Pianium"("ピアニウム")を演奏し 1st Set を締め括りました.
この "Pianium" は,ピアノが好きな 持山翔子さんが 「 88鍵あるピアノの 色々な鍵盤を使用し,ピアノの魅力を皆にも知って貰おう. 」 との想いで作った曲.
2nd Set は 21時45分前後にスタート.
2nd Set は最初からフル・メンバーによる演奏でスタート.
残念ながら 1曲目は聴いた事の無い曲でタイトルは不明(”Un-Known”)ですが,ギターがメロディーを奏でる中々乗りの良い曲です.
続けて2011年8月リリースのミニ・アルバム 『 Time Of Doze (タイム・オブ・ドーズ) 』 収録で長めのベース・ソロをフューチャーした ”Zigzag Tag”(”ジグザグ・タグ”)を演奏.
「 ライヴ用の曲,CD用の曲,色々あるけれど,次の曲はピアノ・トリオで演奏し4月22日リリースの フル・アルバムに収録した曲.CDの方が良いと思っていたので,ライヴでは演奏はして来なかったが,この編成なのでチャレンジしてみたいと思って持ってきました. 」 との MCに続き,小山尚希さんのオリジナル ”月” が演奏されます.持山翔子さんは鍵盤ハーモニカを兼用して演奏.
ここで一旦 井上銘さんが下がって,カルテット編成に.
「 ピアノ・トリオの 3人編成と,この 4人のカルテット編成では,パーカッションの役割が異なってくる. 」 とも言っていましたが,この編成で 2013年9月リリースの 『 Predawn
~景色と連なり~ 』 に収録されている ”Orange”(”オレンジ”)と,2017年10月リリースのミニ・アルバム 『 緑と風 』 の ”羅針儀”(”らしんぎ”) の 2曲を続けて演奏.
そしてここで再度 井上銘さんが登場し,ギター・トリオ編成で 1st Set と同じく パット・メセニー(Pat Metheny)の曲で 『 Question And Answer (クエスチョン・アンド・アンサー) 』 に収録されている ”Change Of Heart”(”チェンジ・オブ・ハート”)を演奏.
これは組合せがレアです.ギターとピアノのメロディー弾きのアタックの違いや,コードを弾いた時の違いが事前に 小山尚希さんの方からありましたが,興味深く聴く事ができました.
再度,フル・メンバーがステージに登場.直近のライヴ情報の告知.
「 m.s.t. は,日常の中を切り取る曲が多いのですが,正にそんな曲にしたいと思って作った曲. 」 との MCに続いて,過去の MCでは,この編成の為にギターがメロディーを弾く事を考えて作った曲とも言っていた ”Days”(”デイズ”)を演奏.
終了同時にとパーカッションとドラムのアップ・テンポのリズムから 「 盛り上がってアンコールで登場したと想定して勝手にアンコールを(笑) 」 に続き,ギターがメロディーをとる曲を演奏しましたが,曲名は不明(”Un-Known”)でした.メロディー部は 『 >Pianium
ピアニュウム 』 収録の ”Alive”(”アライブ”)にも似ていた感じがありました.
そして全員のメンバー紹介が終了.
「 これが本編最後でした.あれっ,おかしいな(笑) 」
実は 持山翔子さんが間違って 1曲飛ばしていたようで,他のメンバーは判っていて(巻きで終わらせにかかったのかと思い)隠していたようですが,本人が自滅したよう(笑)
最後は ”Plug In”(”プラグ・イン”)を演奏しこの日のライヴを終了.
ご本人 通常は早い段階で演奏するが,この日は最後に演奏したので 「 ”Plug Out” 」 とも言っていました.
[Set List]
1st Set
1. ひだまり
2. Carnival
3. 秋と冬
4. 静かな夜
5. Time Of Doze
6. Prayer
7. 弧を描く
8. Pianium
2nd Set
1. Un-Known
2. Zigzag Tag
3. 月
4. Orange
5. 羅針儀
6. Change Of Heart
7. Days
[Encore]
8. Un-Known
9. Plug In
[参考]
緑と風
Pianium
ピアニュウム
Time Of Doze
[関連記事]
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 @ 自由が丘 hyphen 2018-12-26」
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.2 @ 自由が丘 hyphen 2018-11-17」
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2019/05/26