夫婦により結成されたアメリカ合衆国のデュオ歌手:デラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)は,エリック・クラプトン,デイヴ・メイソン,リタ・クーリッジ,ジム・ケルトナー,デュエイン・オールマンらと交流があり,ツアーやライヴは デラニー&ボニー&フレンズ(Delaney & Bonnie & Friends)として交流のあったミュージシャンと一緒に行うことが殆どでした.

 入手困難なライヴ盤で1969年12月の英国ツアーの音源(3夜4ショウ)を収録した 4枚組 『 Delaney & Bonnie & Friends - On Tour with Eric Clapton 』 が,2019年4月のエリック.クラプトン来日を記念して限定リリースされた事は記憶に新しいですが,これを機に当時の デラニー&ボニー&フレンズ(Delaney & Bonnie & Friends)の活動や音源にも関心・注目が集まっています.
 そんな事を背景に商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして 『 Delaney & Bonnie & Friends with Derek Live At Fillmore West (ARMS-42-PR) 』 が 50組のみ登場.
 
 本ギフト・アイテムは,1970年2月22日カリフォルニア州サンフランシスコのフィルモア・ウェスト公演のステレオ・サウンドボード音源を収録したものです.プレスCDと言う事で既にご想像は付くと思いますが,過去商品として販売されていた 『 Delaney & Bonnie & Friends with Derek - Live At Fillmore West (ARMS-42-PR) 』 をギフト・アイテムとして配布しているものです.
 この日の音源はサウンドボード音源と言う事もあり,過去 複数のレーベルからもリリースされていたものですが,メインが デラニー&ボニー という事で最近ではお目にかからないアイテムでもあります.

 メーカー情報では
 『クラプトン来日キャンペーン中ということで、先週もクラプトン在籍期のデラニー&ボニー&フレンズの貴重なテレビ出演映像のアップグレード・バージョンをギフトにラインナップさせていただきました。
 スーパースターであるクラプトンが、ブラインド・フェイスの前座を務めた無名バンドのアーシーでソウルフルな音楽性、ファミリー的なバンドメンバーの絆に惹かれ、自らのステイタスをかなぐり捨ててサイドマンとして加入したバンドがデラニー&ボニー&フレンズでした。
 イギリス生まれの白人であるクラプトンが、ブルースの本場で体得すべきホワイトソウル、ホワイトブルースの真髄をこのバンドに見出したゆえの「大勝負」にたった一人で挑んだ時期だったと言えます。このバンドでクラプトンはデラニー・ブラムレットから積極的に「歌う」ことに背中を押され、歌唱法のみならず作曲の術をも教えてもらいます。それが後のデレク&ザ・ドミノス、ソロ・アーティストへのマイルストーンとなったことは歴史が証明していると言えるでしょう。クラプトンのキャリア上では地味な活動ながら、単身乗り込んだ本場での武者修行時代だったのです。

 今週はそんな時期のデラニー&ボニー&フレンズの最高のライブ音源をギフトアイテムとしてご提供します!既発盤が存在する音源ですが、デラボニと言えば「定番」と言える最優良のサウンドボード音源です。この公演が行なわれたのは、デラニー&ボニー&フレンズがバックを務めたクラプトンのファースト・ソロアルバムのレコーディングが終了したばかりの時期です。初めてのソロアルバムの出来映えに満足し、バンドとの絆をより深めたクラプトンが意気揚々とフィルモアのステージに立ち、バンドをバックアップしたステージです。
 69年末にもクラプトンが彼らのツアーに同行していますが、本盤の時期にはデイヴ・メイスンやジョージ・ハリスンはもはやバンドには居らず、サイドギタリストはクラプトン一人となっていました。より重責を担ってのステージだったわけですが、セットリストを見ていただくと、69年ツアーに比べクラプトンのボーカルナンバーがI Don't Know WhyとCrossroadsの2曲に増えています。デラニーに背中を押され、彼の好意でボーカルナンバーを増やしたのです。両曲でのギターソロも素晴らしいものですが、デラボニをサポートする他曲でもクラプトンのプレイは冴え渡っています。リードギタリストはクラプトン一人だっただけに、そのセンスの良いオブリガートとソロは聴けばすぐに判ります。
 またこの時期、クラプトンはあの「ブラウニー」を使い始めていました。ソロアルバムで使用し、そのトーンが気に入っての流れだったのでしょう。デラボニのナンバーはキャッチーなメロディとコード展開を含むポップな側面もあり、そうした作風もクラプトンの後のオリジナル曲に大きな影響を与えたことが判ります。クラプトンファンの中には、クラプトンがリーダーで活躍していなかった時期だからという理由でこのバンドを軽んじておられる方もいますが、今一度クラプトンが体得しようとしていたブルーアイドソウルのエッセンスを本盤から感じ取っていただきたいと思います。ここで磨いたセンスがアルバム「LAYLA」を生んだのです。影の立役者に徹していたクラプトンの、それでもまばゆい輝きを発しているプレイに耳を傾けてください。かつてEC IS HERE DJ COPYのレーベル名でリリースされたファクトリープレス盤を当店オリジナルデザインのパッケージでプレゼントします。今週もどうぞ2作以上のタイトルにオーダーをいただき、本盤もゲットしてください。』

Delaney & Bonnie & Friends with Derek - Live At Fillmore West (ARMS-42-PR)
 
 Live Fillmore West,San Francisco,CA,USA 22nd February 1970
 STEREO SOUNDBOARD RECORDING

  1. Things Get Better
  2. I Don't Know Why
  3. Will the Circle Be Unbroken
  4. Pour Your Love on Me
  5. Just Play Beautiful
  6. Where There's a Will, There's a Way
  7. Crossroads
  8. Special Life
  9. Poor Elijah
  10. Coming Home
  11. Little Richard Medley

 Eric Clapton : Guitar,Vocal
 Delaney Bramlett : Guitar,Vocal
 Bonnie Bramlett : Vocals
 Rita Coolidge : Vocals
 Bobby Whitlock : Keyboards,Vocal
 Carl Radle : Bass
 Jim Gordon : Drums
 Tex Johnson : Percussion
 Jim Price : Trumpet
 Bobby Keys : Saxophone

 Crossroads
 
 Coming Home
 

[参考]


 





 





 





 





 





 





 





 




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