2月14日(木)は 渋谷 JZ Brat Sound Of Tokyo で行われた 『 m.s.t. Live at JZ Brat Vol.11 - Valentine Day Special 』 へ.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/28/bb/j/o0680096014363008298.jpg?caw=800)
m.s.t. は 「 景色に音を 」(Make the Scenery Tune)をコンセプトに活動している ピアノの 持山翔子さんと,ベースの 小山尚希さんからなるユニットで,お二人とも作・編曲も担当しています.
m.s.t. として JZ Brat 出演11回目を迎えるこの日は,昨年12月26日 自由が丘の hyphen(ハイフン) にて行われた 『 m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 』 のメンバー(ギター:井上銘さん,ドラム:山内陽一朗さん,パーカッション:山下あすかさん)にスペシャル・ゲストとしてヴァイオリンの NAOTOさんを加えた編成.
こちらの公演は,公演日の数日前には Sold Out .
既に予約時点で席が確定する関係で,開演時間までに余裕をもって移動.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/12/x-cinnamon/bb/df/j/o2332250214363275650.jpg?caw=800)
受付を済ませ,案内された席に着席.
予約が早かったので,ステージ全景を見ることのできる席でした.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/13/x-cinnamon/6c/c4/j/o1613181514363284482.jpg?caw=800)
MC部分はメモ起こしなので誤っている可能性大ですが,雰囲気で(笑)
そして写真は撮影許可されたアンコール時のものを鏤めているので,時系列的にはあっていません.(笑)
定刻になり,持山翔子さん,小山尚希さん,山内陽一朗さんの 3名がステージに登場.
先ずはピアノ・トリオでの演奏のようです.
2017年4月にリリースした 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 のタイトル・チューン:"Pianium" のトリオでの演奏から 1st Set がスタートします.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/4c/f7/j/o1856240014363560870.jpg?caw=800)
「 みなさん,こんばんは. 」
「 景色に音を 」をコンセプトにしてオリジナル中心に演奏活動をしている m.s.t. のお二人,ドラムで JZ Brat での m.s.t. のサポートでの出演は皆勤賞の山内陽一朗さんの紹介.
今回は11回目にして過去最高動員数と言うことで 「 満員御礼,有難うございます. 」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/0b/41/j/o1855243814363568028.jpg?caw=800)
「 バレンタイン・デイ・スペシャル という事で,バレンタインデイ当日.ここで私がチョコレートをお配りしても良かったんですけど,何が起こるかわからないし,みなさんに色々ご迷惑をおかけするのも悪いので,チョコレートは気持ちだけにして,ささやかながらポスト・カードを 3枚,入場時にお渡ししています.こちら勝手にプレゼントと言う事で,持って帰って頂けたらと思います. 」
(「 何が起こるかわからないし,みなさんに色々ご迷惑をおかけするのも悪いので 」 の件では,会場のお客さんから笑いが漏れました.)
因みに二人で写っている写真には QRコードが付いていて,m.s.t. の HPにアクセスできるようです.
「 ここで二人呼び込みたいと思います.パーカッション山下あすか.そしてギター井上銘.ここからはこの五人でお届けしたいと思います. 」
因みに飛ぶ鳥を落とす勢いのパーカッショニストの 山下あすかさんは JZ Brat初出演との事で,また若きスーパー・ギタリストの 井上銘さんは一昨日(2月12日)に 丸の内の COTTON CLUB でライブを終了したばかり.
カルテット編成になって,"Carnival"("カーニヴァル")と,この冬に出来たばっかりの "静かな夜" が演奏されます.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/30/6a/j/o2576185614363565801.jpg?caw=800)
"Carnival" では 井上銘さんのメロディ・ラインと 山内陽一朗さんのパワフルなドラミングによる短いソロが印象的でした.
打って変わって "静かな夜" は,小山尚希さんが弓を使用して弾く導入部から暖かい感じの癒しのある曲.
因みに "静かな夜" の初演はアコースティック・デュオでは 12月4日,今回のようなエレクトリック・バージョンは12月26日でした.
「 ありがとうございます. 」
JZ Brat では毎公演毎にオリジナル・カクテルがありますが,この日はオリジナル曲のタイトル 「 願い 」と言う名の飲み易いカクテルなのだそうです.
そして 「 このセットの終わりには "願い" を演奏するので,カクテルを飲みながら聴いていただければと思います. 」 とも.
ここで 持山翔子さんの呼び込みで,この日のスペシャル・ゲストである NAOTOさんがカクテルを飲みながら登場.
「 折角なので,食レポを.如何でしたか? 」
「 挨拶させてもらってからでも良いですか(笑) 」
NAOTOさんの簡単な自己紹介を挟んで 「 "願い" 美味しいですよ.お二人ともお酒飲まれますか? 」
「 飲みますよ. 」
因みに 持山翔子さんは,顔に出るので演奏前・中には飲まないようで,小山尚希さんに振るも 小山尚希さんはこの日車なので飲まず.
「 じぁあ,銘くん! 」 と言って NAOTOさんが カクテル:"願い" を渡します.
持山翔子さんと NAOTOさんが話をしている間,井上銘さんがカクテルをグビゲビと...
「 今注文しても "願い" を演奏する時には間に合うと思いますので,よろしくお願いします. 」
NAOTOさんが 井上銘さんの方をみて 「 普通にグビグビいってるし...ちょっと返してもらっていい(笑) 」
続けて,2017年10月にリリースした 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 収録の "羅針儀" を,NAOTOさんのヴァイオリンを含めたセクステット編成にて演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f8/e5/j/o1855245814363570295.jpg?caw=800)
"羅針儀" も,この日はヴァイオリンが入る事で素晴らしく良い感じに仕上がっていました.
「 折角なので NAOTOさんのアルバムの中から一曲. 」
実は NAOTOさんは,1月30日に 9th アルバム 『 Polyvalent (ポリヴァレント) 』 をリリースしたばかり.
持山翔子さんと NAOTOさんが MC で言っていましたが,選曲した曲はリリースされて間もないと言う事と,レコ発ライブ 『 NAOTO LIVE TOUR 2019 』 が 3月(3月8日,9日,30日)と言う事で 未だバンド編成では演奏した事がないとの事.
「 申し訳ないですね(笑)自分のバンドでなくてすみません.(笑) 」
に続いて,NAOTOさんのアルバム 『 Polyvalent (ポリヴァレント) 』 収録のタイトル・チューン: "Polyvalent"("ポリバレント")が演奏されます.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/99/4f/j/o2553185614363572332.jpg?caw=800)
当然,初めて聴いたのですが,途中,井上銘さんのギターと NAOTOさんのヴァイオリンの掛け合いもあり,乗りが良くポップと言うかロック調な曲でした.
「 "願い" も弦楽四重奏とピアノトリオで収録していた曲なので,NAOTOさんが演奏してくれる事を楽しみにしていました. 」
「 NAOTOさんのヴァイオリンを聴いていただこうと思って,この曲はNAOTOさん以外の男性メンバーは下がって頂いて.. 」
1st Set 最後は,この日のスペシャル・カクテルの名前にもなっている 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 収録の "願い" を,ヴァイオリン,ピアノ,パーカッションの変則的なトリオ編成で演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/22/ee/j/o1855240514363573799.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/13/x-cinnamon/54/0b/j/o3023210714363291993.jpg?caw=800)
暫しのブレイクを挟んで定刻通りに始まった 2nd Set.
「 1st 最後に追い出されたので,2nd Set は男チームで演ろうかと思いまして. 」
「 この編成で演るのは初めてなんですけど,オリジナルの "朝靄" を演りたいなと思います. 」
に続けて,2017年4月リリースの 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 に収録されている "朝靄" からスタート.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f9/41/j/o2418178514363575929.jpg?caw=800)
NAOTOさんは,ヴァイオリンにエフェクターを使用しての演奏.
「 途中でチェロの音が聞こえたんですけど単体でやってもらえますか? 」
NAOTOさん,エフェクターのスイッチを何回か足で踏みつつ,チェロの音を出します.
「 バックが分厚くなるのが凄いですね. 」
演奏終了後に女性陣がステージに登場.
「 リハーサルの時にエフェクターの話をしていて,リハーサルの演奏が順調に進んだので,凄いエフェクターの話をしてました. 」
リハーサルの時は時間の 2/3位はお喋りしていた模様.そして,この日のエフェクター群はNAOTOさんの中では一番小さいセットだそうです.
ここからエフェクター談議に発展.
そして 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 に収録されている クロード・ドビュッシー(Claude Debussy)作曲の有名な 「 Suite Bergamasque (ベルガマスク組曲) 」 から 第4曲に当たる "Passepied"("パスピエ") を m.s.t. アレンジで演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/9b/1b/j/o2181159714363577995.jpg?caw=800)
因みに 「 Suite Bergamasque (ベルガマスク組曲) 」 の中で一番知られていると言うか親しまれているのは 第3曲の "Clair de Lune("月の光")ですよね.
演奏終了後にいきなり 「 この曲でNAOTOさん最後でした.(笑) 」 と.
このタイミングで NAOTOさんが退場します.
ここで告知.
「 去年 秋位からレコーディングしていたんですが,やっとリリースが決まりました! 」
「 今回から新しい試みとして,4月初から毎週 2,3曲配信をする予定で,4月末にライブ会場限定の CDを出す感じ. 」
「 配信は CDに入らない曲もやろうかなと考えています.CDの内容ですが,アルバムに収録されていたり,ライブで演っている曲をリアレンジしたり,メンバーを変えたり,未だレコーディングしていない曲を入れたりと,ベスト盤ではないですが集大成的なアルバムになっています. 」
「 4月22日に六本木クラップスでライブを予定しており,スペシャルゲストは本日アルバム・リリースしたサックス・トリプレッツです. 」
「 今回はアルバムの中に 銘くんと あすかちゃんは入っていないですが,でも実はこの 5人で夏頃にアルバムを作ろうと思っています.そして今年の末にリリースを考えています. 」
因みにリリースは bohemianvoodoo(ボヘミアンヴードー),POLYPLUS(ポリプラス) 他が在籍している Playwrightレーベルとの事.
そして 3曲を連続して演奏.
先ずはアルバム未収録で割と最近作られた "Days"("デイズ"),初期から色々な編成で演奏されている "Time Of Doze"("タイム・オブ・ドーズ"),m.s.t. アレンジで2017年4月リリースの 1st ミニ・アルバムに収録されている 『 Pianium (ピアニウム) 』 に収録されている ビル・エヴァンス(Bill Evans)作曲の "Waltz For Debby"("ワルツ・フォー・デビー")
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/9a/9e/j/o2383180614363584030.jpg?caw=800)
因みに "Days" は過去の MC で 「 日々,それぞれ日常は違うと思いますが,前進していけたら良いなとの思いも込めて書いた曲. 」 で,ギターがメロディ・ラインを弾く事を考えて作った曲とも言っていた曲で,導入部にはパーカッションが全面的にフューチャーされていました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f0/c9/j/o2372178214363582469.jpg?caw=800)
そして "Waltz For Debby" では,この日初めてとなる鍵盤ハーモニカを使用.
持山 「 ずっと今日,口の中がカラカラで.. 」
小山 「 僕もそうですが.乾燥ですね. 」
小山 「 まぁ,でも終盤で言うことではない(笑) お水飲んでください. 」
持山 「 後,水も もしかしたら,ちょっと.. 」
小山 「 それも言う必要が無いと思う(笑) 」
持山 「 いや,ふと思ったんだけど,水って喉の渇きを潤すのは分かるけど,乾燥はこれで余計潤いを奪わないかなって.... 」
持山 「 もしかして,飲まない方がいい? どうなの? 」
(このやり取りにはお客さんも大笑い)
持山 「 飲みます. 」
小山 「 次の曲で最後なんだけど,このタイミングで言うかね(笑) 」
ここで次回のライブの告知も行われましたが,スペシャル・ゲストを除いた,このメンバーでのライブは 3月14日(木)に 御茶ノ水 NARU にて行われるとの事.
ご興味とお時間のある方は是非♪
「 最後の曲は,正にこのバンドの為に書いた曲.」
2nd Set 最後は,こちらもこの冬に作られた小山尚希さんのオリジナルで "弧を描く" で締め括りました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/11/0b/j/o1378103414363587245.jpg?caw=800)
"弧を描く" は,昨年12月26日に行われた 『 m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 』 にて初めて披露された曲ですが,この曲はこの編成には合っています.
演奏終了と同時にお客さんの大きな拍手が起こり,それが徐々にアンコールを望む手拍子になります.
一旦 楽屋に下がったメンバーも再度ステージに全員登場.
「 最後は "夢". 」
「 最後の曲は写真というか,今日のライブの雰囲気を良い感じに撮影して頂いて,レポートして下さるんじゃないかという期待を込めまして,楽しげな私達を撮影して頂けたらと思います. 」
と言う事で JZ Brat でも撮影が許可されました.
ファン想いの m.s.t. では,殆どのライブでこのようなコーナーがあるのは嬉しい限りですよね.
アンコールに応えて 持山翔子さんのオリジナル "夢" を演奏し,この日のライブを終了しました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/0a/58/j/o1453108014363589034.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/95/26/j/o2372178214363591622.jpg?caw=800)
Sold Out の中行われた,渋谷 JZ Brat での Valentine Special Live.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/1d/db/j/o2431182414363594416.jpg?caw=800)
核となる m.s.t. のお二人(持山翔子さん,小山尚希さん)の楽曲やアレンジも完成度が高く素晴らしく,今回のようにストリングが入ると良い意味で何時もとイメージが変わります.
ゲストの NAOTOさんのヴァイオリンも素晴らしい音色・演奏で,パーカッションの山下あすかさんも,Rolandの新兵器 他を使用していたのには驚きました.
座席の関係か,6人全員でのアンサンブル時にヴァイオリンの音が小さく感じたのは少々残念でした.
最後は記念撮影.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/22/x-cinnamon/00/c1/j/o2048136514363034977.jpg?caw=800)
[Member]
持山 翔子 : Piano,Keyboards
小山 尚希 : Bass
井上 銘 : Guitar
山内 陽一朗 : Drums
山下 あすか : Percussion
Guest / NAOTO : Violin
[Set List]
1st Set
1. Pianium
2. Carnival
3. 静かな夜 (#)
4. 羅針儀
5. Polyvalent
6. 願い
2nd Set
1. 朝靄
2. Passepied (Suite Bergamasque)
3. Days (#)
4. Time Of Doze
5. Waltz For Debby
6. 弧を描く (#)
[Encore]
7. 夢
(#) : アルバム未収録の新曲
[参考]
Youtubeに UPされた当日の動画
Passepied - C.A.Debussy
Days
当日のアンケート用紙の QRコードから
当日の Set List
[一部の曲のアルバム・バージョンを視聴可能]
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/22/x-cinnamon/86/3a/j/o0373059114363012140.jpg?caw=800)
※) 上記画像をクリックすると掲載サイトにジャンプ
Pianium
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/bc/0c/j/o0400039614362998352.jpg?caw=800)
緑と風
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/22/27/j/o0400040114362999014.jpg?caw=800)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2BHBKV+64AELU+249K+BWGDT)
[関連記事]
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 @ 自由が丘 hyphen 2018-12-26」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190105/00/x-cinnamon/2f/5f/j/o2048204814333380450.jpg?caw=800)
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.2 @ 自由が丘 hyphen 2018-11-17」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181122/17/x-cinnamon/94/39/j/o0720072014307773812.jpg?caw=800)
「m.s.t. meets 井上銘 @ 自由が丘 hyphen 2018-08-05」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180817/14/x-cinnamon/15/ce/j/o1080108014249182223.jpg?caw=800)
#持山翔子 #小山尚希 #井上銘 #山内陽一朗 #山下あすか #NAOTO #JZBrat #エムエスティー #mst #渋谷 #ジェイジーブラット #サウンドオブトウキョウ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/28/bb/j/o0680096014363008298.jpg?caw=800)
m.s.t. は 「 景色に音を 」(Make the Scenery Tune)をコンセプトに活動している ピアノの 持山翔子さんと,ベースの 小山尚希さんからなるユニットで,お二人とも作・編曲も担当しています.
m.s.t. として JZ Brat 出演11回目を迎えるこの日は,昨年12月26日 自由が丘の hyphen(ハイフン) にて行われた 『 m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 』 のメンバー(ギター:井上銘さん,ドラム:山内陽一朗さん,パーカッション:山下あすかさん)にスペシャル・ゲストとしてヴァイオリンの NAOTOさんを加えた編成.
こちらの公演は,公演日の数日前には Sold Out .
既に予約時点で席が確定する関係で,開演時間までに余裕をもって移動.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/12/x-cinnamon/bb/df/j/o2332250214363275650.jpg?caw=800)
受付を済ませ,案内された席に着席.
予約が早かったので,ステージ全景を見ることのできる席でした.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/13/x-cinnamon/6c/c4/j/o1613181514363284482.jpg?caw=800)
MC部分はメモ起こしなので誤っている可能性大ですが,雰囲気で(笑)
そして写真は撮影許可されたアンコール時のものを鏤めているので,時系列的にはあっていません.(笑)
定刻になり,持山翔子さん,小山尚希さん,山内陽一朗さんの 3名がステージに登場.
先ずはピアノ・トリオでの演奏のようです.
2017年4月にリリースした 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 のタイトル・チューン:"Pianium" のトリオでの演奏から 1st Set がスタートします.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/4c/f7/j/o1856240014363560870.jpg?caw=800)
「 みなさん,こんばんは. 」
「 景色に音を 」をコンセプトにしてオリジナル中心に演奏活動をしている m.s.t. のお二人,ドラムで JZ Brat での m.s.t. のサポートでの出演は皆勤賞の山内陽一朗さんの紹介.
今回は11回目にして過去最高動員数と言うことで 「 満員御礼,有難うございます. 」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/0b/41/j/o1855243814363568028.jpg?caw=800)
「 バレンタイン・デイ・スペシャル という事で,バレンタインデイ当日.ここで私がチョコレートをお配りしても良かったんですけど,何が起こるかわからないし,みなさんに色々ご迷惑をおかけするのも悪いので,チョコレートは気持ちだけにして,ささやかながらポスト・カードを 3枚,入場時にお渡ししています.こちら勝手にプレゼントと言う事で,持って帰って頂けたらと思います. 」
(「 何が起こるかわからないし,みなさんに色々ご迷惑をおかけするのも悪いので 」 の件では,会場のお客さんから笑いが漏れました.)
因みに二人で写っている写真には QRコードが付いていて,m.s.t. の HPにアクセスできるようです.
「 ここで二人呼び込みたいと思います.パーカッション山下あすか.そしてギター井上銘.ここからはこの五人でお届けしたいと思います. 」
因みに飛ぶ鳥を落とす勢いのパーカッショニストの 山下あすかさんは JZ Brat初出演との事で,また若きスーパー・ギタリストの 井上銘さんは一昨日(2月12日)に 丸の内の COTTON CLUB でライブを終了したばかり.
カルテット編成になって,"Carnival"("カーニヴァル")と,この冬に出来たばっかりの "静かな夜" が演奏されます.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/30/6a/j/o2576185614363565801.jpg?caw=800)
"Carnival" では 井上銘さんのメロディ・ラインと 山内陽一朗さんのパワフルなドラミングによる短いソロが印象的でした.
打って変わって "静かな夜" は,小山尚希さんが弓を使用して弾く導入部から暖かい感じの癒しのある曲.
因みに "静かな夜" の初演はアコースティック・デュオでは 12月4日,今回のようなエレクトリック・バージョンは12月26日でした.
「 ありがとうございます. 」
JZ Brat では毎公演毎にオリジナル・カクテルがありますが,この日はオリジナル曲のタイトル 「 願い 」と言う名の飲み易いカクテルなのだそうです.
そして 「 このセットの終わりには "願い" を演奏するので,カクテルを飲みながら聴いていただければと思います. 」 とも.
ここで 持山翔子さんの呼び込みで,この日のスペシャル・ゲストである NAOTOさんがカクテルを飲みながら登場.
「 折角なので,食レポを.如何でしたか? 」
「 挨拶させてもらってからでも良いですか(笑) 」
NAOTOさんの簡単な自己紹介を挟んで 「 "願い" 美味しいですよ.お二人ともお酒飲まれますか? 」
「 飲みますよ. 」
因みに 持山翔子さんは,顔に出るので演奏前・中には飲まないようで,小山尚希さんに振るも 小山尚希さんはこの日車なので飲まず.
「 じぁあ,銘くん! 」 と言って NAOTOさんが カクテル:"願い" を渡します.
持山翔子さんと NAOTOさんが話をしている間,井上銘さんがカクテルをグビゲビと...
「 今注文しても "願い" を演奏する時には間に合うと思いますので,よろしくお願いします. 」
NAOTOさんが 井上銘さんの方をみて 「 普通にグビグビいってるし...ちょっと返してもらっていい(笑) 」
続けて,2017年10月にリリースした 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 収録の "羅針儀" を,NAOTOさんのヴァイオリンを含めたセクステット編成にて演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f8/e5/j/o1855245814363570295.jpg?caw=800)
"羅針儀" も,この日はヴァイオリンが入る事で素晴らしく良い感じに仕上がっていました.
「 折角なので NAOTOさんのアルバムの中から一曲. 」
実は NAOTOさんは,1月30日に 9th アルバム 『 Polyvalent (ポリヴァレント) 』 をリリースしたばかり.
持山翔子さんと NAOTOさんが MC で言っていましたが,選曲した曲はリリースされて間もないと言う事と,レコ発ライブ 『 NAOTO LIVE TOUR 2019 』 が 3月(3月8日,9日,30日)と言う事で 未だバンド編成では演奏した事がないとの事.
「 申し訳ないですね(笑)自分のバンドでなくてすみません.(笑) 」
に続いて,NAOTOさんのアルバム 『 Polyvalent (ポリヴァレント) 』 収録のタイトル・チューン: "Polyvalent"("ポリバレント")が演奏されます.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/99/4f/j/o2553185614363572332.jpg?caw=800)
当然,初めて聴いたのですが,途中,井上銘さんのギターと NAOTOさんのヴァイオリンの掛け合いもあり,乗りが良くポップと言うかロック調な曲でした.
「 "願い" も弦楽四重奏とピアノトリオで収録していた曲なので,NAOTOさんが演奏してくれる事を楽しみにしていました. 」
「 NAOTOさんのヴァイオリンを聴いていただこうと思って,この曲はNAOTOさん以外の男性メンバーは下がって頂いて.. 」
1st Set 最後は,この日のスペシャル・カクテルの名前にもなっている 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 収録の "願い" を,ヴァイオリン,ピアノ,パーカッションの変則的なトリオ編成で演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/22/ee/j/o1855240514363573799.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/13/x-cinnamon/54/0b/j/o3023210714363291993.jpg?caw=800)
暫しのブレイクを挟んで定刻通りに始まった 2nd Set.
「 1st 最後に追い出されたので,2nd Set は男チームで演ろうかと思いまして. 」
「 この編成で演るのは初めてなんですけど,オリジナルの "朝靄" を演りたいなと思います. 」
に続けて,2017年4月リリースの 1st ミニ・アルバム 『 Pianium (ピアニウム) 』 に収録されている "朝靄" からスタート.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f9/41/j/o2418178514363575929.jpg?caw=800)
NAOTOさんは,ヴァイオリンにエフェクターを使用しての演奏.
「 途中でチェロの音が聞こえたんですけど単体でやってもらえますか? 」
NAOTOさん,エフェクターのスイッチを何回か足で踏みつつ,チェロの音を出します.
「 バックが分厚くなるのが凄いですね. 」
演奏終了後に女性陣がステージに登場.
「 リハーサルの時にエフェクターの話をしていて,リハーサルの演奏が順調に進んだので,凄いエフェクターの話をしてました. 」
リハーサルの時は時間の 2/3位はお喋りしていた模様.そして,この日のエフェクター群はNAOTOさんの中では一番小さいセットだそうです.
ここからエフェクター談議に発展.
そして 2nd ミニ・アルバム 『 緑と風 』 に収録されている クロード・ドビュッシー(Claude Debussy)作曲の有名な 「 Suite Bergamasque (ベルガマスク組曲) 」 から 第4曲に当たる "Passepied"("パスピエ") を m.s.t. アレンジで演奏.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/9b/1b/j/o2181159714363577995.jpg?caw=800)
因みに 「 Suite Bergamasque (ベルガマスク組曲) 」 の中で一番知られていると言うか親しまれているのは 第3曲の "Clair de Lune("月の光")ですよね.
演奏終了後にいきなり 「 この曲でNAOTOさん最後でした.(笑) 」 と.
このタイミングで NAOTOさんが退場します.
ここで告知.
「 去年 秋位からレコーディングしていたんですが,やっとリリースが決まりました! 」
「 今回から新しい試みとして,4月初から毎週 2,3曲配信をする予定で,4月末にライブ会場限定の CDを出す感じ. 」
「 配信は CDに入らない曲もやろうかなと考えています.CDの内容ですが,アルバムに収録されていたり,ライブで演っている曲をリアレンジしたり,メンバーを変えたり,未だレコーディングしていない曲を入れたりと,ベスト盤ではないですが集大成的なアルバムになっています. 」
「 4月22日に六本木クラップスでライブを予定しており,スペシャルゲストは本日アルバム・リリースしたサックス・トリプレッツです. 」
「 今回はアルバムの中に 銘くんと あすかちゃんは入っていないですが,でも実はこの 5人で夏頃にアルバムを作ろうと思っています.そして今年の末にリリースを考えています. 」
因みにリリースは bohemianvoodoo(ボヘミアンヴードー),POLYPLUS(ポリプラス) 他が在籍している Playwrightレーベルとの事.
そして 3曲を連続して演奏.
先ずはアルバム未収録で割と最近作られた "Days"("デイズ"),初期から色々な編成で演奏されている "Time Of Doze"("タイム・オブ・ドーズ"),m.s.t. アレンジで2017年4月リリースの 1st ミニ・アルバムに収録されている 『 Pianium (ピアニウム) 』 に収録されている ビル・エヴァンス(Bill Evans)作曲の "Waltz For Debby"("ワルツ・フォー・デビー")
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/9a/9e/j/o2383180614363584030.jpg?caw=800)
因みに "Days" は過去の MC で 「 日々,それぞれ日常は違うと思いますが,前進していけたら良いなとの思いも込めて書いた曲. 」 で,ギターがメロディ・ラインを弾く事を考えて作った曲とも言っていた曲で,導入部にはパーカッションが全面的にフューチャーされていました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/22/x-cinnamon/f0/c9/j/o2372178214363582469.jpg?caw=800)
そして "Waltz For Debby" では,この日初めてとなる鍵盤ハーモニカを使用.
持山 「 ずっと今日,口の中がカラカラで.. 」
小山 「 僕もそうですが.乾燥ですね. 」
小山 「 まぁ,でも終盤で言うことではない(笑) お水飲んでください. 」
持山 「 後,水も もしかしたら,ちょっと.. 」
小山 「 それも言う必要が無いと思う(笑) 」
持山 「 いや,ふと思ったんだけど,水って喉の渇きを潤すのは分かるけど,乾燥はこれで余計潤いを奪わないかなって.... 」
持山 「 もしかして,飲まない方がいい? どうなの? 」
(このやり取りにはお客さんも大笑い)
持山 「 飲みます. 」
小山 「 次の曲で最後なんだけど,このタイミングで言うかね(笑) 」
ここで次回のライブの告知も行われましたが,スペシャル・ゲストを除いた,このメンバーでのライブは 3月14日(木)に 御茶ノ水 NARU にて行われるとの事.
ご興味とお時間のある方は是非♪
「 最後の曲は,正にこのバンドの為に書いた曲.」
2nd Set 最後は,こちらもこの冬に作られた小山尚希さんのオリジナルで "弧を描く" で締め括りました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/11/0b/j/o1378103414363587245.jpg?caw=800)
"弧を描く" は,昨年12月26日に行われた 『 m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 』 にて初めて披露された曲ですが,この曲はこの編成には合っています.
演奏終了と同時にお客さんの大きな拍手が起こり,それが徐々にアンコールを望む手拍子になります.
一旦 楽屋に下がったメンバーも再度ステージに全員登場.
「 最後は "夢". 」
「 最後の曲は写真というか,今日のライブの雰囲気を良い感じに撮影して頂いて,レポートして下さるんじゃないかという期待を込めまして,楽しげな私達を撮影して頂けたらと思います. 」
と言う事で JZ Brat でも撮影が許可されました.
ファン想いの m.s.t. では,殆どのライブでこのようなコーナーがあるのは嬉しい限りですよね.
アンコールに応えて 持山翔子さんのオリジナル "夢" を演奏し,この日のライブを終了しました.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/0a/58/j/o1453108014363589034.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/95/26/j/o2372178214363591622.jpg?caw=800)
Sold Out の中行われた,渋谷 JZ Brat での Valentine Special Live.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190227/23/x-cinnamon/1d/db/j/o2431182414363594416.jpg?caw=800)
核となる m.s.t. のお二人(持山翔子さん,小山尚希さん)の楽曲やアレンジも完成度が高く素晴らしく,今回のようにストリングが入ると良い意味で何時もとイメージが変わります.
ゲストの NAOTOさんのヴァイオリンも素晴らしい音色・演奏で,パーカッションの山下あすかさんも,Rolandの新兵器 他を使用していたのには驚きました.
座席の関係か,6人全員でのアンサンブル時にヴァイオリンの音が小さく感じたのは少々残念でした.
最後は記念撮影.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/22/x-cinnamon/00/c1/j/o2048136514363034977.jpg?caw=800)
[Member]
持山 翔子 : Piano,Keyboards
小山 尚希 : Bass
井上 銘 : Guitar
山内 陽一朗 : Drums
山下 あすか : Percussion
Guest / NAOTO : Violin
[Set List]
1st Set
1. Pianium
2. Carnival
3. 静かな夜 (#)
4. 羅針儀
5. Polyvalent
6. 願い
2nd Set
1. 朝靄
2. Passepied (Suite Bergamasque)
3. Days (#)
4. Time Of Doze
5. Waltz For Debby
6. 弧を描く (#)
[Encore]
7. 夢
(#) : アルバム未収録の新曲
[参考]
Youtubeに UPされた当日の動画
Passepied - C.A.Debussy
Days
当日のアンケート用紙の QRコードから
当日の Set List
[一部の曲のアルバム・バージョンを視聴可能]
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/22/x-cinnamon/86/3a/j/o0373059114363012140.jpg?caw=800)
※) 上記画像をクリックすると掲載サイトにジャンプ
Pianium
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/bc/0c/j/o0400039614362998352.jpg?caw=800)
緑と風
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190226/21/x-cinnamon/22/27/j/o0400040114362999014.jpg?caw=800)
![]() |
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2BHBKV+64AELU+249K+BWGDT)
[関連記事]
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.3 @ 自由が丘 hyphen 2018-12-26」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190105/00/x-cinnamon/2f/5f/j/o2048204814333380450.jpg?caw=800)
「m.s.t. meets 井上銘 Vol.2 @ 自由が丘 hyphen 2018-11-17」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181122/17/x-cinnamon/94/39/j/o0720072014307773812.jpg?caw=800)
「m.s.t. meets 井上銘 @ 自由が丘 hyphen 2018-08-05」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180817/14/x-cinnamon/15/ce/j/o1080108014249182223.jpg?caw=800)
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