4月8日(日)は,野毛にある ジャズ喫茶 ちぐさ で行われたピアニスト:千葉岳洋さんのアルバム 『 ALPHA AND OMEGA 』 のリリース記念ライブへ.
ピアニストの 千葉岳洋さんは,昨年9月24日(日)に Jazz Spot Dolphy にて行われた 第5回ちぐさ賞最終審査(:ライブ審査)で ちぐさ賞を受賞.
ちぐさ賞は副賞としてアルバム(:CD,LP)を製作でき,毎年この時期に,そのアルバムのリリース記念として野毛界隈(Jazz Spot Dolphy,横浜にぎわい座,ジャズ喫茶ちぐさ 等)でライブが開催されます.
通常は,レコーディング・メンバーを中心に行われるライブなのですが,今回は 千葉岳洋さんと,レコーディングではゲストとしてテナー・サックスをプレイしている レイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんによるデュオ編成でのライブ.
因みに,今回リリースする千葉岳洋さんのアルバム 『 ALPHA AND OMEGA 』 のレコーディング・メンバーは,ベースに 千北祐輔さん,ドラムに 横山和明さん,そしてゲストとして レイモンド・マクモーリンさんとトランペットの 市原ひかりさん.
アルバム・タイトルの Alpha(:α)と Omega(:ω)はギリシャ語アルファベットの最初と最後の文字であり,タイトルも何気に格好良いですね.
14時30分開場,15時00分開演予定.
この日は,会場近くの大岡川で桜まつりが開催されており,桜桟橋台船ステージ(旭橋たもと)や,黄金町の The Outsiders 前では,無料ライブ/投げ銭ライブが行われており,丁度,エディ藩さんが演奏していたので,1st のみ観ていました.
また川の両岸には屋台も出ている関係で,前日同様に軽く屋台で飲んでから会場へ.(笑)
会場には14時45分頃到着し受付をして中へ
会場内には既に 9割方お客さんが入っており,確か定員25名前後のはずだったので,事前予約していて助かりました.
当然,最終的には満員御礼状態!
定刻となり,登場した千葉岳洋さん.
以外にもリリースしたアルバム 『 ALPHA AND OMEGA 』 には収録はされていない,スペンサー・ウィリアムズ(:Spencer Williams)作曲の "Basin Street Blues" からスタートし,"Variations on the "Froggy Song"" へと続きます.
当然,CDに収録されている曲の全体時間とライブ時間の関係もあるでしょうし,レコーディングのフル・メンバーで無いと演奏できない曲もあるかと思いますので,未収録曲を演奏するのも当然と言えば当然ではありますが,アルバム収録曲がオープニングだと思っていたので,少し驚きました.
1st Set では,他にアルバム収録で,18世紀末のアイルランドで作られたと言われている ”The Moreen" がベースとなっている "Minstrel Boy",バート・バカラック(:Burt Bacharach)作曲の "House Is Not A Home",最後はタイトル・チューンの "Alpha And Omega" を演奏し終了.
暫しのブレイクを挟んだ 2nd Set では,事前に募集していた内容から,確か "ワンちゃんの快気祝い" と,"再開できて今後も宜しく" 的なテーマで即興(:"Improvisation")として 2曲演奏.
そしてゲストでありテナー・サックス奏者のレイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんが登場.
千葉岳洋さんが MC では 3曲続けての演奏との事ですが,リハーサルではテーマしか合わせていないので,後は野となれ山となれの演奏とも言っていました.(笑)
先ずはアルバム収録のセロニアス・モンク(:Thelonious Monk)の "Rhythm-A-Ning".この曲はアルバムではドラム:横山和明さんとのデュオでの演奏.
次にアルバムではトリオで演奏しているベニー・ゴルソン(:Benny Golson)の "Stablemates".
3曲目はアルバムでもレイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんとのデュオで収録されているチャールズ・ミンガス(:Charles Mingus)の "Duke Ellington's Sound of Love".
ここで,ちぐさ賞審査委員長を務める瀬川昌久さんから記念品(アナログLP)の贈呈式と簡単な MC およびコメントがありました.
何と,その中で,千葉岳洋さんは,ちぐさ賞に 4回出ていて,2回は 予選で落ちていた事が語られましたが,2回予選落ちの話は初めて知りました.
収録日前日に作った曲なので CD にしか入っていない曲と MC していましたが,この理由は良く判りませんでしたが,CD と LP の収録時間,特に LP の場合には A面 / B面 それぞれの収録時間の関係もあるので,事前に LP 収録曲を決めていた関係なんでしょうね.
そんな CD にしか収録されていない "Poem Without Words" を,2nd Set 最後に演奏.
満員のお客さんからのアンコールの要望に応え,”Danny Boy" のタイトルでも広く知られ,北アイルランドでは 事実上の国家としての扱いを受けている "Londonderry Air" を演奏し,この日のライブを締め括りました.
この後,この日発売の 『 ALPHA AND OMEGA 』 の CD,LP の販売とサイン会がありました.
サインを完結させる為には,後,3名のサインを貰わないと...(笑)
[Member]
千葉 岳洋 : Piano
Raymond McMorrin : Tenor Saxophone
[Set List]
1st Set
1. Basin Street Blues
2. Variations on the "Froggy Song"
3. Minstrel Boy (@)
4. House Is Not A Home (@)
5. Alpha and Omega (@)
2nd Set
1. Improvisations
2. Rhythm-A-Ning (#)(@)
3. Stablemates (#)(@)
4. Duke Ellington's Sound of Love (#)(@)
5. Poem Without Words (#)(@)
[Encore]
6. Londonderry Air (#)(@)
(#) : with Raymond McMorrin
(@) : CD 『 ALPHA AND OMEGA 』 収録曲
[参考]
千葉岳洋 ALPHA AND OMEGA Debut Album発売
[関連記事]
「第5回 ちぐさ賞 ライブ審査 @ 横浜 Dolphy 2017-09-24」
「和田明 『 ESSENCE 』 レコ発ライブ @ 横浜 Dolphy 2017-04-09」
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ちぐさ賞は副賞としてアルバム(:CD,LP)を製作でき,毎年この時期に,そのアルバムのリリース記念として野毛界隈(Jazz Spot Dolphy,横浜にぎわい座,ジャズ喫茶ちぐさ 等)でライブが開催されます.
通常は,レコーディング・メンバーを中心に行われるライブなのですが,今回は 千葉岳洋さんと,レコーディングではゲストとしてテナー・サックスをプレイしている レイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんによるデュオ編成でのライブ.
因みに,今回リリースする千葉岳洋さんのアルバム 『 ALPHA AND OMEGA 』 のレコーディング・メンバーは,ベースに 千北祐輔さん,ドラムに 横山和明さん,そしてゲストとして レイモンド・マクモーリンさんとトランペットの 市原ひかりさん.
アルバム・タイトルの Alpha(:α)と Omega(:ω)はギリシャ語アルファベットの最初と最後の文字であり,タイトルも何気に格好良いですね.
14時30分開場,15時00分開演予定.
この日は,会場近くの大岡川で桜まつりが開催されており,桜桟橋台船ステージ(旭橋たもと)や,黄金町の The Outsiders 前では,無料ライブ/投げ銭ライブが行われており,丁度,エディ藩さんが演奏していたので,1st のみ観ていました.
また川の両岸には屋台も出ている関係で,前日同様に軽く屋台で飲んでから会場へ.(笑)
会場には14時45分頃到着し受付をして中へ
会場内には既に 9割方お客さんが入っており,確か定員25名前後のはずだったので,事前予約していて助かりました.
当然,最終的には満員御礼状態!
定刻となり,登場した千葉岳洋さん.
以外にもリリースしたアルバム 『 ALPHA AND OMEGA 』 には収録はされていない,スペンサー・ウィリアムズ(:Spencer Williams)作曲の "Basin Street Blues" からスタートし,"Variations on the "Froggy Song"" へと続きます.
当然,CDに収録されている曲の全体時間とライブ時間の関係もあるでしょうし,レコーディングのフル・メンバーで無いと演奏できない曲もあるかと思いますので,未収録曲を演奏するのも当然と言えば当然ではありますが,アルバム収録曲がオープニングだと思っていたので,少し驚きました.
1st Set では,他にアルバム収録で,18世紀末のアイルランドで作られたと言われている ”The Moreen" がベースとなっている "Minstrel Boy",バート・バカラック(:Burt Bacharach)作曲の "House Is Not A Home",最後はタイトル・チューンの "Alpha And Omega" を演奏し終了.
暫しのブレイクを挟んだ 2nd Set では,事前に募集していた内容から,確か "ワンちゃんの快気祝い" と,"再開できて今後も宜しく" 的なテーマで即興(:"Improvisation")として 2曲演奏.
そしてゲストでありテナー・サックス奏者のレイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんが登場.
千葉岳洋さんが MC では 3曲続けての演奏との事ですが,リハーサルではテーマしか合わせていないので,後は野となれ山となれの演奏とも言っていました.(笑)
先ずはアルバム収録のセロニアス・モンク(:Thelonious Monk)の "Rhythm-A-Ning".この曲はアルバムではドラム:横山和明さんとのデュオでの演奏.
次にアルバムではトリオで演奏しているベニー・ゴルソン(:Benny Golson)の "Stablemates".
3曲目はアルバムでもレイモンド・マクモーリン(:Raymond McMorrin)さんとのデュオで収録されているチャールズ・ミンガス(:Charles Mingus)の "Duke Ellington's Sound of Love".
ここで,ちぐさ賞審査委員長を務める瀬川昌久さんから記念品(アナログLP)の贈呈式と簡単な MC およびコメントがありました.
何と,その中で,千葉岳洋さんは,ちぐさ賞に 4回出ていて,2回は 予選で落ちていた事が語られましたが,2回予選落ちの話は初めて知りました.
収録日前日に作った曲なので CD にしか入っていない曲と MC していましたが,この理由は良く判りませんでしたが,CD と LP の収録時間,特に LP の場合には A面 / B面 それぞれの収録時間の関係もあるので,事前に LP 収録曲を決めていた関係なんでしょうね.
そんな CD にしか収録されていない "Poem Without Words" を,2nd Set 最後に演奏.
満員のお客さんからのアンコールの要望に応え,”Danny Boy" のタイトルでも広く知られ,北アイルランドでは 事実上の国家としての扱いを受けている "Londonderry Air" を演奏し,この日のライブを締め括りました.
この後,この日発売の 『 ALPHA AND OMEGA 』 の CD,LP の販売とサイン会がありました.
サインを完結させる為には,後,3名のサインを貰わないと...(笑)
[Member]
千葉 岳洋 : Piano
Raymond McMorrin : Tenor Saxophone
[Set List]
1st Set
1. Basin Street Blues
2. Variations on the "Froggy Song"
3. Minstrel Boy (@)
4. House Is Not A Home (@)
5. Alpha and Omega (@)
2nd Set
1. Improvisations
2. Rhythm-A-Ning (#)(@)
3. Stablemates (#)(@)
4. Duke Ellington's Sound of Love (#)(@)
5. Poem Without Words (#)(@)
[Encore]
6. Londonderry Air (#)(@)
(#) : with Raymond McMorrin
(@) : CD 『 ALPHA AND OMEGA 』 収録曲
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千葉岳洋 ALPHA AND OMEGA Debut Album発売
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