ダイカンプラザ 9F の LIGHTHOUSE で商品を 2組購入すると貰えるギフト・アイテムで,珍しく 2音源 (『Glasgow 1971 (Gift CDR) 』と『Made In Florida(Gift CDR) 』)がセットになったものです.

 丁度 『Budokan 1973 (Darker Than Blue 199/200) 』 発売の週のギフト・アイテムなので,特別に 2音源がセットになったものなのか,あるいは通常ギフトは 2枚組が殆どなので,それに合わせる形で,2音源をセットにしたのかは不明ですが,1971年,1972年と言う時期は演奏的にも一番乗っている時期なので,それが 2組手に入ると言うのは嬉しい限り.

 『Glasgow 1971 (Gift CDR) 』 ですが,音像が遠く,かなり音が篭っており,流石にコアなファンで無いと厳しいかと思います.(笑)

 『Made In Florida(Gift CDR) 』 の方も,音像は遠いのですが,前者よりは音は良いものの,それでもコアなファン向けです.(笑)
 後者は,曲間がカットされており,殆どの曲がカットインで始まり,"Space Truckin'" では 3分11秒にカットがあります.

 メーカー情報では
 『ディープ・パープルの最良の時期である「FIREBALL」~「MACHINE HEAD」リリース期の1971年から1972年にかけての、名音源ギフト・タイトル2種を豪華カップリング・リリース。未完成のHighway Star、この時期だけのNo No NoやFireball、そしてこれまたライヴ初期のLazyと1971年秋ならではのセットが楽しめる9月24日グラスゴー、ライヴ初期のSmoke On The Waterが組み込まれたあの「LIVE IN JAPAN」のプロトタイプとも言えるステージが楽しめる初来日一月前の7月14日のフロリダと、ファンならば万難を排して必聴の2公演を、この機会に存分にお楽しみ下さい!!』

  Glasgow 1971 (Gift CDR)
 『DEEP PURPLEが「FIREBALL」発表後に行った1971年秋のイギリスツアーより、中盤にあたる9月24日のグラスゴー"グリーン・プレイハウス"でのライヴが、嬉しいギフト・タイトルとしてのリリース決定です。

 1971年7月、PURPLEは長期にわたった作業の末ようやく「FIREBALL」のリリースに至ります。バンドはそのプロモーションの第一歩として、9月初めにドイツの音楽番組"ビート・クラブ"へ出演。さらに9月13日のポーツマス公演から10月11日のサザンプトン公演まで、全13公演のイギリスツアーを挙行します。
 本作はそのうちツアー中盤の9月24日に行われたグラスゴー公演を、海外コレクター提供のオーディエンス・マスターより音盤化したもの。トレーダー間ではすでに知られる録音ですが、本作では高かったピッチを正常にアジャストし、音の濁りや曇りも可能な限り除去するなど、入念なリマスターを施したアップグレード・バージョンとしてアイテム化しています。

 今回プレスCDタイトルとして同時リリースされる「BRISTOL 1971」でも判るように、この'71年秋のイギリスツアーはレアな曲や有名曲の初期バージョンが演奏されるなど、第二期DEEP PURPLEのライヴでも特に目を惹くセットリストが特徴。「Highway Star」は歌詞がアルバムとは異なるものの、奔放で荒々しいギランの歌唱が印象的です。曲中盤ではジョンのソロもしっかり捉えられており、完成版との構成の違いも確認できます。
 続く「Strange Kind Of Woman」は11分を越える熱演。リッチーとギランとの掛け合いも長めに行われていて、彼らの優れたプレイに会場のファンも大いに歓声を上げているのが判ります。3曲目の「No No No」は本ライヴの大きな聴き所。盛り上がるオーディエンスの歓声をバックにしてスタートする同曲はバンドの演奏も非常にグルーヴィで、ギランもパワフルなヴォーカルを披露しています。
 ライヴの後半はペイスのドラムソロをフィーチャーした「The Mule」、イントロからジョンのオルガンがダイレクト感たっぷりに鳴り響く「Lazy」など、すでに「MACHINE HEAD」リリース後のセットに直結する構成が見られるのも印象的です。メインセットの最後に取り上げられる「Fireball」は、バンドが一体になって爆発するような大迫力の演奏。演奏後に観客がアンコールを求めて発する歓声は凄まじく、この日の演奏がいかに充実していたかを物語っているようです。ラストはお馴染みの「Lucille」が炸裂! 会場全体を巻き込んだお祭り騒ぎのエンディングには、聴き手もノックアウトされてしまうでしょう!

 全体的なクリアさではやや譲るものの、ライヴ全体を貫く興奮と盛り上がり、白熱する演奏はまさに第二期PURPLEならでは。この'71年秋のイギリスツアーにおける音源は、現在確認されている音源の種類も少ないので、マニアにとって本作の登場は嬉しいでしょう。約77分間にわたる当時の貴重な録音を、本作でじっくりとお楽しみください!』 

Glasgow 1971 (Gift CDR)

 Live At Greens Playhouse,Glasgow,Scotland 24th September 1971

  1. Introduction
  2. Highway Star
  3. Strange Kind Of Woman
  4. No No No
  5. The Mule (incl. Drum Solo)
  6. Lazy
  7. Fireball
  8. Lucille

  Ritchie Blackmore:Guitar
  Ian Gillan:Vocal
  Roger Glover:Bass
  Jon Lord:Keyboards
  Ian Paice - Drums

 Highway Star
 
 Fireball
 


  Made In Florida(Gift CDR)
 『第二期DEEP PURPLEの1972年「MACHINE HEAD」アメリカツアーより、7月14日のフロリダ州ウェスト・パームビーチ公演が、嬉しいギフト・リリース決定です! 海外で発掘された高品位オーディエンス・マスターをダイレクト使用。初来日直前の貴重なライヴを、約60分間にわたり楽しめます!

 DEEP PURPLEは1972年3月に「MACHINE HEAD」を発表すると、このアルバムリリースに合わせて3月から大規模なアメリカツアーを、そして5月には初めてのジャパンツアーをブッキングします。しかし前年から休み無く続く過酷なツアーは、メンバーの健康と人間関係に悪い影響を及ぼします。3月下旬にはリッチーが病気を患ってステージに立てなくなり、リッチー抜きでのライヴや代役を迎えてのステージが行われましたが、結局リッチーが回復するまでツアーは延期を余儀なくされ、5月中旬に予定されていた初来日公演も8月に順延となりました。
 バンドはリッチーが回復した5月下旬からツアーを再開し、7月中旬までアメリカ各地をサーキットします。この'72年7月のライヴは、現時点で知られる音源の種類が乏しい上に、ライヴが行われた会場名もはっきりしないなど、不明な点が多く残されています。その中で7月14日のウェスト・パームビーチ"スプリング・オーディトリアム"公演は、詳細が比較的はっきりとしている貴重な音源。本作ではそのレアなライヴを、海外コレクター提供による迫力満点のサウンドで楽しめます。

 オープニングの「Highway Star」から、確かなマスター鮮度に裏付けられた、第二期PURPLEらしい爆発的なダイナミック・サウンドが聴き手をノックアウトします。ギランのヴォーカルは若干遠めですが、リッチーのギターはオンなサウンドで捉えられ、荒れ狂うようなプレイの数々は圧倒的。特にギターソロは破格の聴き応えです。録音者がテープの残量を気にしていたのか、曲間はカットされていますが(そのため一部の曲で頭欠けが見られます)、演奏そのものはしっかりと楽しめます。
 2曲目の「Smoke On The Water」は本作の大きな聴き所。'72年8月の来日公演以前の同曲は、BBCの"IN CONCERT"音源が知られますが、オーディエンス・ソースはこの7月14日か、6月30日および7月1日のロンドン"レインボー・シアター"公演のテイクしか現存が確認されていません。このうちひとつがコレクターズ・アイテムとして入手できるようになったのは、マニアにとって大きな朗報と言えるでしょう!
 3曲目「Strange Kind Of Woman」もリッチーのプレイが素晴らしい聴き応え。後半で飛び出すギランとの掛け合いも優れた見通しで収録されています。ドラムソロをフィーチャーした「The Mule」に、ジョンのオルガンが導く「Lazy」と、ゼットリストは(「Child In Time」が聴けないという点を除いて)ほぼ「LIVE IN JAPAN」に準じた内容。演奏のテンションも高く、聴き手はスリリングなライヴから一瞬も耳を離せません。
 ラストの「Space Truckin'」は問答無用の大迫力! ジョンとリッチーのソロはひときわオンで明瞭な音色で楽しめます。両者が絡み合うインタープレイのパートでは、狂乱という言葉しか見当たらない、壮絶なプレイの応酬が繰り広げられています!

 残念ながらアンコールは未収録で、全体でも約59分の録音ですが、レアな初来日以前の「Smoke On The Water」に、「LIVE IN JAPAN」さながらのスリリングな演奏は、聴き手を大いに満足させてくれます。PURPLEマニアなら絶対に見逃せない一本を、この期間限定のチャンスにぜひゲットしてください!』

Made In Florida(Gift CDR)

 Live At Spring Auditorium,West Palm Beach,FL,USA 14th July 1972
 
  1. Highway Star
  2. Smoke On The Water
  3. Strange Kind Of Woman
  4. The Mule
  5. Lazy
  6. Space Truckin'

  Ritchie Blackmore:Guitar
  Ian Gillan:Vocal
  Roger Glover:Bass
  Jon Lord:Keyboards
  Ian Paice:Drums

 Highway Star
 
 Smoke On The Water
 

[参考]

In Rock



Fireball



Machine Head



Live In Japan



Live In Japan Doccumentary DVD




[関連記事]
The Bronx (Darker than Blue 091/092)
 Deep Purple The Bronx
Danish Yodel:Reel To Reel Master
 
Live In Germany (Darker Than Blue 067/069/070)
 $cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Live In Germany
Oldenburg 1971 (Darker Than Blue 055)
 Deep Purple - Oldenburg 1971 (DTB 055)
Pop Deux (Gift DVD-R)
 $cinnamonの音楽ときどき競馬予想-Deep Purple POP DEUX
Euro-Pop 70 (Bonus CDR)
 $cinnamonの音楽ときどき競馬予想-DP Euro-Pop 70