ギフト・アイテムとして，ディープ・パープルの1971年オーディエンス音源 『 Danish Yodel：Reel To Reel Master （Gift CDR） 』 の登場です．
ディープ・パープルは 1970年7月4日英国ベッドフォードのベッドフォード・フットボール・グラウンド公演から，1971年10月24日米国はシカゴのオーディトリアム・シアターまで 『 In Rock World Tour 』 として，1年以上に渡り，長期の休み無しで，ハードなワールド・ツアーを敢行しています．
本音源は同ワールド・ツアーにおいて，1970年9月6日フランスのアラス公演で幕を開け，1971年4月28日英国はロンドンのラウンドハウスでのカムデン・アート・フェスティバル公演まで行われた，欧州ツアーの第3レグ終盤に当たる，デンマークのオーフス公演を収録したもので，既発として Darker Than Blueレーベルの 『 Danish Yodel Master （Darker Than Blue 053/054） 』 がありますが，本作は，その音源の元のリール・マスターを使用して製作された模様．
この当時定番の "Yodel" から，イアン・ギランが 「Sing Call "Speed King" Here We Go! Come on!" の掛け声で，"Speed King" に一斉に入ろうした，最初のコード音が鳴り響くか響かないかの所で会場の電源が落ちます，PAどころか，アンプからの生の音も聴こえなくなり，観客の笑いを誘ってしまいます．観客からは早く演れの意味の手拍子が沸き上がり．その後，機転を利かせたイアン・ペイスが "Drum Solo" で間を持たせます．長いツアーの間には色々とあるでしょうし，これもまたドキュメント．
ギターとオルガンの掛け合いや，長めのソロがフューチャーされ，11分に及ぶ "Speed King" ，続いてギターとヴォーカルのコール＆レスポンスが，後年の一定パターンに嵌り込んでないところも興味深い新曲 "Strange Kind Of Woman" ．
"Into The Fire" は，テープ・チェンジの関係なのか，前半部がカットされており，非常に残念なところです．
18分に及ぶ "Child In Time" は，この時期特有の長めのインプロビゼーションが披露され，ますます磨きがかかっています．次の大曲 "Wring That Neck" 演奏前までのサウンド・チェック的な部分で，何故か ジョン・ロードが "Happy Birthday" の 1フレーズ（：20分11秒）を弾いています．
7分31秒にカットはあるものの，18分を超える "Wring That Neck" 中のジョン・ロードによるハモンド・オルガン・ソロ・パートでは，定番の "Toccata und Fuge in d-Moll"（：8分24秒～）の一節や，ザ・ビートルズの "Hey Jude" （：10分25秒～）等が演奏され，リッチー・ブラックモアによる後半のギター・ソロ・パートでは，こちらも定番の バッハのロンド風ガヴォット（：Gavotte en Rondeau）や，"Jingle Bells" の一節が飛び出します．続く 25分を超える "Mandrake Root" のインプロビゼーションも圧巻で，この 3曲とも演奏が終了する都度，その演奏の素晴らしさに，すぐさま手拍子が起こります．"Mandrake Root" は，本編最後の曲なので，手拍子の後半はアンコールを望むものとなります．
そしてアンコールとして，この時期定番となっている "Black Night"，"Lucille" で終演となりますが，このCDは，演奏が素晴らしく，一気に聴けてしまいます．
収録された年代を考えると非常に高音質で，一部カット等はあるものの，曲中のオーディエンス・ノイズも殆ど無く，コアなファンで無くとも楽しめます．またメーカー情報にあるように近い内に，プレスCDとなる可能性が高いですね．(笑)
と言うか，最近は，このパターンとか，古い商品と同じものが，ギフト化されているケースもあるかと．(笑)
メーカー情報では
『第二期DEEP PURPLEが凄まじい名演を毎回のように連発していた1971年のライヴより、プレスCD級の一本が驚きのギフト・タイトルで緊急リリース決定です！
これまでの既発音源のタイトルから、ファンに「DANISH YODEL」と通称される4月24日のデンマーク・アーハス公演が、録音者公開のオリジナル・リール・マスターからダイレクトにデジタル化した、全てのPURPLEファン必聴のオーディエンス・ソースです！
このライヴは優良なオーディエンス録音が知られ、今まで各種の既発タイトルがリリースされてきました。その中でも Darker Than Blueレーベルから登場した「DANISH YODEL MASTER」は、海外テーパーより独自入手した音源をダイレクト使用し、高い鮮度で蘇った最高のライヴは、全てのPURPLEファンを驚愕させました。
その音源のマスターは、高い音質と録音の特性から「リール・テープを用いて録音されたのでは？」と想像されていました。今回海外で登場した本音源は、まさにそのオリジナル・リール・マスター！ 「DANISH YODEL MASTER」の段階で、サウンドのクリアネスやリアルな再現性は「現代のDAT録音に匹敵する超高音質」と言われていましたが、本録音はさらに一切のイコライズを感じさせないナチュラルな音色や、会場の空気まで丸ごとパッケージしたような自然な音響で、名盤のオリジナル・マスターが持つサウンドの素晴らしさには圧倒されてしまいます。
また、本音源の大きな特徴として、従来の既発では切れ目があった「Child In Time」と「Wring That Neck」の曲間に切れ目が無く、二つの曲を一連の流れで聴ける点が挙げられます（そのため「Wring That Neck」もディスク1に収録）。当時のライヴをより明瞭に、かつリアルなドキュメントとして蘇らせた内容は、ファンに「なぜこれがギフトなのだろう？」と（良い意味での）違和感と驚きを与えるでしょう！
今まで同日音源のタイトルにも冠されてきたとおり、この時期のライヴはショウ冒頭において、バンドの繰り出すスイス民謡風のジャムに乗せてギランが歌う「Yodel」が大きな特徴（"それっぽい"だけで本式のヨーデルとは異なるのですが）。リッチーのブロークンコード乗せてギランがのどかに歌う曲想はそれだけでインパクト満点。通常ならそこから間髪いれず「Speed King」が炸裂してファンをノックアウトする所ですが、この日は「Speed King」に突入する直前でPAトラブルが発生し、演奏がダウンして観客の笑いを誘ってしまっています。ここでペイスがすかさず、（予定に無かったはずの）ドラムソロを披露。的確な状況判断で会場のテンションを維持している点はさすがに「第二期でも絶頂期」といえるパフォーマンスです。
ここで一息ついたバンドは、仕切り直しの「Speed King」から凄まじい演奏をオーディエンスへ叩きつけます。この強烈過ぎるプレイも、本作ではリアルな最高音質で轟きます！
さらに同年2月に発表されたばかりの新曲「Strange Kind Of Woman」も大きな聴き所。'72年の演奏と較べてコール・アンド・レスポンスのパターンがまだ固まりきっておらず、初期ならではの手探り感も興味深いです。
ヘヴィな「Into The Fire」からは、それぞれの曲が20分を越える「Child In Time」・「Wring That Neck」が登場！ 聴き手を第二期PURPLEでもピークといえるアドリブとインタープレイの境地へと引き込みます。リッチーとジョンのソロはクリエティヴィティに満ちた素晴らしいプレイで、繊細さと狂気じみた絶叫が交錯するギランのヴォーカルも圧倒的です。この2曲が一連の流れで楽しめると、ライヴの印象までさらに強烈に感じるから不思議です！
ディスク2ではさらに「Mandrake Root」も炸裂。「Child In Time」から「Mandrake Root」まで3曲だけで70分超えという演奏は、楽曲主導となった現在のライヴでは考えにくい事。それでも千変万化するプレイの数々は、聴き手に一切の中だるみを感じさせず、飽きる事無くラストまで突き進んでいきます！ アンコールで取り上げられる「Black Night」と「Lucille」も、'70年ライヴ以上の完成度で繰り出されます。ハードさの中にもスウィングするようなドライヴ感が最高です。聴き手は時が過ぎるのも忘れて、絶頂期PURPLEの演奏へ引き込まれてしまうでしょう！
第二期DEEP PURPLEのライヴでも、その音質と演奏の素晴らしさから、ひときわ大きい支持を得ている名録音が、オリジナル・マスターでここに蘇ります！ 既発の各種タイトルを持っている人でも、この音源は見逃せないはず。本来ならばそのままプレスCD化されるのが望ましい一本ですが、今回はいち早くファンの皆さんにお楽しみ頂くため、ギフト・タイトルでの緊急リリースとなりました。期間限定のチャンスを絶対にお見逃し無く、ぜひ本作をゲットしてください！』
Danish Yodel：Reel To Reel Master （Gift CDR）
Live At Vejlby-Risskov Hallen,Arhus,DENMARK
24th April 1971
Disc 1
01. Intro.
02. Yodel
03. Drum Solo
04. Speed King
05. Strange Kind Of Woman
06. Into The Fire
07. Child In Time
08. Wring That Neck
TOTAL TIME (72:53)
Disc 2
01. Intro.
02. Mandrake Root
03. Black Night
04. Lucille
TOTAL TIME (41:12)
Speed King
Strange Kind Of Woman
Into The Fire
[参考]
Danish Yodel Master (Darker Than Blue 053/054)
[関連記事]
「Live In Germany (Darker Than Blue 067/069/070)」
「Oldenburg 1971 (Darker Than Blue 055)」
「Pop Deux (Gift DVD-R)」
「Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」
ディープ・パープルは 1970年7月4日英国ベッドフォードのベッドフォード・フットボール・グラウンド公演から，1971年10月24日米国はシカゴのオーディトリアム・シアターまで 『 In Rock World Tour 』 として，1年以上に渡り，長期の休み無しで，ハードなワールド・ツアーを敢行しています．
本音源は同ワールド・ツアーにおいて，1970年9月6日フランスのアラス公演で幕を開け，1971年4月28日英国はロンドンのラウンドハウスでのカムデン・アート・フェスティバル公演まで行われた，欧州ツアーの第3レグ終盤に当たる，デンマークのオーフス公演を収録したもので，既発として Darker Than Blueレーベルの 『 Danish Yodel Master （Darker Than Blue 053/054） 』 がありますが，本作は，その音源の元のリール・マスターを使用して製作された模様．
この当時定番の "Yodel" から，イアン・ギランが 「Sing Call "Speed King" Here We Go! Come on!" の掛け声で，"Speed King" に一斉に入ろうした，最初のコード音が鳴り響くか響かないかの所で会場の電源が落ちます，PAどころか，アンプからの生の音も聴こえなくなり，観客の笑いを誘ってしまいます．観客からは早く演れの意味の手拍子が沸き上がり．その後，機転を利かせたイアン・ペイスが "Drum Solo" で間を持たせます．長いツアーの間には色々とあるでしょうし，これもまたドキュメント．
ギターとオルガンの掛け合いや，長めのソロがフューチャーされ，11分に及ぶ "Speed King" ，続いてギターとヴォーカルのコール＆レスポンスが，後年の一定パターンに嵌り込んでないところも興味深い新曲 "Strange Kind Of Woman" ．
"Into The Fire" は，テープ・チェンジの関係なのか，前半部がカットされており，非常に残念なところです．
18分に及ぶ "Child In Time" は，この時期特有の長めのインプロビゼーションが披露され，ますます磨きがかかっています．次の大曲 "Wring That Neck" 演奏前までのサウンド・チェック的な部分で，何故か ジョン・ロードが "Happy Birthday" の 1フレーズ（：20分11秒）を弾いています．
7分31秒にカットはあるものの，18分を超える "Wring That Neck" 中のジョン・ロードによるハモンド・オルガン・ソロ・パートでは，定番の "Toccata und Fuge in d-Moll"（：8分24秒～）の一節や，ザ・ビートルズの "Hey Jude" （：10分25秒～）等が演奏され，リッチー・ブラックモアによる後半のギター・ソロ・パートでは，こちらも定番の バッハのロンド風ガヴォット（：Gavotte en Rondeau）や，"Jingle Bells" の一節が飛び出します．続く 25分を超える "Mandrake Root" のインプロビゼーションも圧巻で，この 3曲とも演奏が終了する都度，その演奏の素晴らしさに，すぐさま手拍子が起こります．"Mandrake Root" は，本編最後の曲なので，手拍子の後半はアンコールを望むものとなります．
そしてアンコールとして，この時期定番となっている "Black Night"，"Lucille" で終演となりますが，このCDは，演奏が素晴らしく，一気に聴けてしまいます．
収録された年代を考えると非常に高音質で，一部カット等はあるものの，曲中のオーディエンス・ノイズも殆ど無く，コアなファンで無くとも楽しめます．またメーカー情報にあるように近い内に，プレスCDとなる可能性が高いですね．(笑)
と言うか，最近は，このパターンとか，古い商品と同じものが，ギフト化されているケースもあるかと．(笑)
メーカー情報では
『第二期DEEP PURPLEが凄まじい名演を毎回のように連発していた1971年のライヴより、プレスCD級の一本が驚きのギフト・タイトルで緊急リリース決定です！
これまでの既発音源のタイトルから、ファンに「DANISH YODEL」と通称される4月24日のデンマーク・アーハス公演が、録音者公開のオリジナル・リール・マスターからダイレクトにデジタル化した、全てのPURPLEファン必聴のオーディエンス・ソースです！
このライヴは優良なオーディエンス録音が知られ、今まで各種の既発タイトルがリリースされてきました。その中でも Darker Than Blueレーベルから登場した「DANISH YODEL MASTER」は、海外テーパーより独自入手した音源をダイレクト使用し、高い鮮度で蘇った最高のライヴは、全てのPURPLEファンを驚愕させました。
その音源のマスターは、高い音質と録音の特性から「リール・テープを用いて録音されたのでは？」と想像されていました。今回海外で登場した本音源は、まさにそのオリジナル・リール・マスター！ 「DANISH YODEL MASTER」の段階で、サウンドのクリアネスやリアルな再現性は「現代のDAT録音に匹敵する超高音質」と言われていましたが、本録音はさらに一切のイコライズを感じさせないナチュラルな音色や、会場の空気まで丸ごとパッケージしたような自然な音響で、名盤のオリジナル・マスターが持つサウンドの素晴らしさには圧倒されてしまいます。
また、本音源の大きな特徴として、従来の既発では切れ目があった「Child In Time」と「Wring That Neck」の曲間に切れ目が無く、二つの曲を一連の流れで聴ける点が挙げられます（そのため「Wring That Neck」もディスク1に収録）。当時のライヴをより明瞭に、かつリアルなドキュメントとして蘇らせた内容は、ファンに「なぜこれがギフトなのだろう？」と（良い意味での）違和感と驚きを与えるでしょう！
今まで同日音源のタイトルにも冠されてきたとおり、この時期のライヴはショウ冒頭において、バンドの繰り出すスイス民謡風のジャムに乗せてギランが歌う「Yodel」が大きな特徴（"それっぽい"だけで本式のヨーデルとは異なるのですが）。リッチーのブロークンコード乗せてギランがのどかに歌う曲想はそれだけでインパクト満点。通常ならそこから間髪いれず「Speed King」が炸裂してファンをノックアウトする所ですが、この日は「Speed King」に突入する直前でPAトラブルが発生し、演奏がダウンして観客の笑いを誘ってしまっています。ここでペイスがすかさず、（予定に無かったはずの）ドラムソロを披露。的確な状況判断で会場のテンションを維持している点はさすがに「第二期でも絶頂期」といえるパフォーマンスです。
ここで一息ついたバンドは、仕切り直しの「Speed King」から凄まじい演奏をオーディエンスへ叩きつけます。この強烈過ぎるプレイも、本作ではリアルな最高音質で轟きます！
さらに同年2月に発表されたばかりの新曲「Strange Kind Of Woman」も大きな聴き所。'72年の演奏と較べてコール・アンド・レスポンスのパターンがまだ固まりきっておらず、初期ならではの手探り感も興味深いです。
ヘヴィな「Into The Fire」からは、それぞれの曲が20分を越える「Child In Time」・「Wring That Neck」が登場！ 聴き手を第二期PURPLEでもピークといえるアドリブとインタープレイの境地へと引き込みます。リッチーとジョンのソロはクリエティヴィティに満ちた素晴らしいプレイで、繊細さと狂気じみた絶叫が交錯するギランのヴォーカルも圧倒的です。この2曲が一連の流れで楽しめると、ライヴの印象までさらに強烈に感じるから不思議です！
ディスク2ではさらに「Mandrake Root」も炸裂。「Child In Time」から「Mandrake Root」まで3曲だけで70分超えという演奏は、楽曲主導となった現在のライヴでは考えにくい事。それでも千変万化するプレイの数々は、聴き手に一切の中だるみを感じさせず、飽きる事無くラストまで突き進んでいきます！ アンコールで取り上げられる「Black Night」と「Lucille」も、'70年ライヴ以上の完成度で繰り出されます。ハードさの中にもスウィングするようなドライヴ感が最高です。聴き手は時が過ぎるのも忘れて、絶頂期PURPLEの演奏へ引き込まれてしまうでしょう！
第二期DEEP PURPLEのライヴでも、その音質と演奏の素晴らしさから、ひときわ大きい支持を得ている名録音が、オリジナル・マスターでここに蘇ります！ 既発の各種タイトルを持っている人でも、この音源は見逃せないはず。本来ならばそのままプレスCD化されるのが望ましい一本ですが、今回はいち早くファンの皆さんにお楽しみ頂くため、ギフト・タイトルでの緊急リリースとなりました。期間限定のチャンスを絶対にお見逃し無く、ぜひ本作をゲットしてください！』
Danish Yodel：Reel To Reel Master （Gift CDR）
Live At Vejlby-Risskov Hallen,Arhus,DENMARK
24th April 1971
Disc 1
01. Intro.
02. Yodel
03. Drum Solo
04. Speed King
05. Strange Kind Of Woman
06. Into The Fire
07. Child In Time
08. Wring That Neck
TOTAL TIME (72:53)
Disc 2
01. Intro.
02. Mandrake Root
03. Black Night
04. Lucille
TOTAL TIME (41:12)
Speed King
Strange Kind Of Woman
Into The Fire
[参考]
Danish Yodel Master (Darker Than Blue 053/054)
[関連記事]
「Live In Germany (Darker Than Blue 067/069/070)」
「Oldenburg 1971 (Darker Than Blue 055)」
「Pop Deux (Gift DVD-R)」
「Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」