昨日の宣言通りたまには真面目な事を言いますよ。
普段がチャラいのである種のそんな活動は脳トレみたいなもんです。
今年中二になった甥っ子の勉強を見てやったところ、
分数のかけ算すら理解してない事が分かりました。
コレって確か小三か小四で習う内容ですよね。
で、他の教科も見てみると
案の定と言うか英語はbe動詞が既に壊滅的。
社会と理科はかろうじて6割程度と言う惨憺たる出来でした。
お前はこの一年何をやっていたと聞いたところ、
甥っ子曰わく「自分より成績が悪いのが学年に30人くらいいる」との事。
（実際に定期試験の順位で確認。）
マトモに授業を聞いていない甥っ子が馬鹿者なのは間違いないですが、
一年授業を通してbe動詞すら理解させられないのは教師としてどうなの？甥っ子の学校は1学年5クラスだから甥っ子並みのお馬鹿ちゃんがクラスに5～6人はいる計算になる。
しかもロクな補習もやっていないらしい。
と、言うことは間違いなく去年のかなり早い段階で「コイツ（等）は馬鹿だから」と切り捨てが行われたのが容易に想像出来る。
義務教育で切り捨てられた子供の受け皿は？
間違いなく見過ごしていたで済むような事では無いんだけど
聞いたところでは学校からは「手に負えないから施設にでもぶち込めば」と言われた事も有るらしい。
確かに通常のプログラムで今後授業を受け続けても本人にとっても良いことは無いかも知れない。…ならばいっそ…と、思う気持ちもある。でも、それは身内だからそう思うのであって、プロの教師が親に持ち掛ける様な事じゃ無いはず。
しかも一学年に30人近くそんな境遇の子供を作りだすつもりなんだろうか？
甥っ子の馬鹿さを差し引いても明らかに教師の怠慢だと思う。
特に算数なら責任は小学校に有るかも知れないが英語なら明確に中学にある。
一年かけて約二割の生徒にbe動詞すら満足に教えられない…
普通の会社なら一年任せた仕事の内、進捗状況0％の案件を二割も抱えていたらクビどころか詐欺で訴えられかねないだろうに。
それで「手に負えないから施設にでも」
有り得なくないですか？
それともコイツがゆとりのヘーガイってヤツなんだろうか？
ゆとり教育って教える内容が緩くなっただけと思っていたけど、
教える人間の質が決定的に落ちているみたいだ。
脱ゆとりと言われているけどこんな質の悪い教師じゃロクな事にならないんじゃないかね？
と、今日は独善的に日頃の義憤を吐き出してみる。