フラクタル心理学開発者が答える/仮想現実の世界での「次の世界」とは? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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フラクタル心理学を利用したカウンセリングでの問題解決は、
一般的な心理療法よりも、はるかに早く解決できます。
なぜなら、フラクタル心理学は、「この世界は脳の中で作られた仮想現実である」
ということを知っているから。だから、最短の問題解決法がわかるのです。

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関西学院大学大学院で教鞭をとる加藤雄士生の新刊に、

フラクタル心理学が紹介されました。

さまざまな心理療法を本格的に学んでこられた加藤先生ならではの

スキーマ療法やNLPなどとフラクタル心理学の比較などが

よくわかる内容となっています!

 

フラクタル心理学は関西学院大学大学院で人材開発論として、履修科目の一つとして採用されています。

毎年秋には、一色真宇が関学で講義をさせていただいております。

 

質問回答コーナー

 

 

前回の虹とペンギンさんから返信いただきました。

 

 質問内容

 

一色先生、ご丁寧にご回答くださりありがとうございます。先生から直接にご回答いただいて大変感激しております。

自分がシナリオライター兼主役だから死なない、ということなのですね。「そろそろこの世界が」のご本は購入しており、何回も拝読しました。また改めてよく読んでみます。

またご回答できる範囲かわからないのですが、重ねて同じ件で質問させていただきます。自分は死なないとなると、思考を重ねていけば、300歳とか1000歳以上まで生きているシナリオもあるということでしょうか。あるいは、そこまで長くその人生を生きるのではなく、違うシナリオを自分が思考した場合は、その思考が現実化するまで溜まった時点で、例えば、先日先生が質問にご回答されていた「自◯したと思っても、ベッドの上で起きる」というような感じで、夜寝て起きたタイミングなどで、新しい赤ちゃんに生まれ変わっているというような感じで、別のシナリオに変わるということでしょうか。

今、自分は50代でフラクタル心理学の中級まで受講しており、普段生きている中で、思考が変わると周囲や生き方が変わるという点でフラクタル心理学の「人生乗り換え」というイメージは理解しているつもりです。ただ、自分が実際に今、年々歳をとっていて、そのままの思考を続けていけば、普通は寿命で死ぬという流れだと思っていたのですが、死なないとなると、理論上は思考を重ねれば1000歳以上まで生きることもあるのか?というように想像してしまいます。しかし、それを自分が思考しない場合は、1000歳までは生きないということになります。そうすると、上記に書いたように、ある程度の年齢で、自分のシナリオが変わるということになると思うのですが、その場合にはどのように「自分という存在」のシナリオが変わるのか(赤ちゃんとして生まれ変わったようになるのか)が、どうしてもわからず、このことをよく考えています。もしご回答いただければ嬉しいですし、フラクタルのどちらかの講座で、この内容が学べるようでしたら、講座名を教えていただけたらありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 回答

 

まず、世界が仮想現実だということを、本当に理解するのは難しいことです。

 

感情脳が活性化している限り、まず無理です。

 

前回、「自分だけがシナリオライターなので、死なない」

 

と書きましたが、それだけでほとんどの人は、

 

「えっ、自分だけ死なないってどういうこと? 

じゃ、一人になるってこと?」とか

 

「えっ、自分だけ特別ってこと? そんなのおかしい。他の人をバカにしてる」

 

となって、抵抗が生じます。

 

これは、まだ脳が十分な発達をしていないので、

 

感情脳の反応以上のものがよくわからず、

 

それはおかしいと感じて、

 

どうしても恐怖や怒りを感じてしまうのです。

 

 

また、怠慢さというものが克服されていないときには、

 

「死なないんだったら、のんびり暮らしてもいいじゃない」

 

となって、本来の人生の目的が達せられません。

 

これは(シナリオライターの自分にとって)まずいので、

 

それを信じないように抵抗を生じさせます。

 

 

 

逆に、

 

「今の人生を変えられるんだったら、新しい人生に行きたい!」

 

と思う人もいるでしょう。

 

しかし、これは間違っています。

 

 

というのは、次の人生を作り出せるのは、必ず今の人生が飽和状態になったときなのです。

 

飽和状態というのは、完全にやりきったとき、のことです。

 

 

運動場を回るトラックがあると思ってください。

 

一周したら、二周目に行けます。

 

しかし、一周目がきつくて、走るのが嫌で、楽になりたいために

 

「ああ、もうこれを終わって、次に行きたい」

 

と思っても、次にはいけません。

 

一周目を大喜びで完走したときだけ、二周目が描かれます。

(これが飽和状態)

 

そして、大喜びで、二周目に入るのです。

 

「いや、それは疲れる…」と思っているときには、

 

二周目はありません。

 

ですから、

 

今の人生に悩んでいる人は、二周目を「どんなに思考しても」、それは生じません。

 

ということは、延々と一周目を走り続けることになります。

 

 

ですから、そういう人の作る世界は、

 

よぼよぼの老人がいつまでも生きている…という世界が見えるでしょう。

 

少し前までは、寿命は短かったですね。

 

でも、今では寿命が延びましたが、寝たきりの人も多いです。

 

このような世界が生じたのは、「死にたくないけど、生きるのも嫌」

 

という思いの現れです。

 

自分は死なないとなると、思考を重ねていけば、300歳とか1000歳以上まで生きているシナリオもあるということでしょうか。あるいは、そこまで長くその人生を生きるのではなく、違うシナリオを自分が思考した場合は

 

上に書いたように、

 

次の人生を作り出せるのは、一周目を終えた人だけなので、

 

ただ「死なない」と思考することに意味はありません。

 

つまり、「死なないとなると」が先にあるのではなくて、

 

「次はどう生きようか」という思考を重ねる必要があります。

 

その結果として、「死なない」があります。

 

 

今書いているシナリオのテーマを、全力で生き切ることができたときに、

 

「本当におもしろかった! 本当に自分はよくやった。

さあ、次はなにをやろうかな?」

 

と思ったとき、次の扉が開かれます。

 

ゲーム的に言うと、アバターを乗り換えるのです。

 

そのとき、「あ、死ななくていいんだ」となるのです。

 

「自◯したと思っても、ベッドの上で起きる」というような感じで、夜寝て起きたタイミングなどで、新しい赤ちゃんに生まれ変わっているというような感じで

 

これは、今生きているシナリオを途中で投げ出した人の話です。

 

逃げ出してもだめ、戻ってきますよ、ということです。

 

人生を完走した人は、このようになりません。

 

 

 

飽和状態の人の次の人生は、赤ちゃんからは始まりません。

 

これは、この世界が脳の(実体のない世界の言葉を使うと、システムの)投影である、

 

ということがあるからです。

 

 

あなたが住んでいる環境は、あなたの脳の発達の軌跡が生み出したものです。

 

それにはあなた自身の肉体も含まれます。

 

 

 

赤ちゃんは、体を動かせず、脳も発達していない状態なので、

 

人に依存して生きるしかありませんね。

 

つまり、これは今の自分から見ると、

 

脳が退化している状態です。

 

(だから、老人として赤ちゃんのよう世話されるという現象を、外側に見る)

 

 

 

今の人生を完走して、次に行こうとする人の人生は、

 

必ず、今までよりも機能が高い状態になります。

 

「進化とは、エントロピーの減少系である」と

 

TAWフラクタル現象学の講義の時に、私は何度も言いますが、

 

今までよりも高度な状態(エントロピー減少系)になることが進化なのですから、

 

赤ちゃんという、何もできない状態に戻ることはないのです。

 

ただし、

 

環境がまったく異なるために、今の体が適応できず、動きにくくなる、ということはあります。

 

たとえば、火星や月に住む、というような状況です。

 

しかし、その場合は、通常は高度な機器に囲まれて、

 

テレパシーのように通信できたり、コロニーの環境が高度に整えられたりと、

 

別の高度な環境があるはずです。

 

 

 

このように、「思考が現実化する」を知るだけでなく、

 

「完全投影」の仕組み、

 

「エネルギー保存の法則」の仕組みなどもちゃんと理解しないと、

 

「死」の意味も「生」の意味も理解できませんし、

 

次の世界を想像できませんね。

 

 

 

次の人生のことを考えるよりも前にしなくてはいけないのは、

 

今の人生を飽和状態にすることです。

 

つまり、今の人生の目的を果たして、

 

「うわ~!! すごい人生だった! すごくおもしろかった! やったね!!」

 

と言えるようになりましょう。

 

結局、老化というのは、罪悪感の積み重ねです。

 

だから、死から逃れられないと感じます。

 

 

TAWを入門から現象学まで学んだからわかる、

 

というものではなく、

 

自分が行動して人生を作り出し、それをやり遂げる、というプロセスなしにはどうにもなりません。

 

ということで、まずは、目先の目標に向かってくださいね。

 

皆さんからの質問をお待ちしております。

 

 

 参考書籍

 

この世界のシステムが知りたい方は、この本をお読みくださいね。

 

 

 

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