４月２５日発売！
「こころの進化の６つの階段」
立ち読み版
あなたは、遠い国の人が、自分の潜在意識の
かなり深い部分とリンクしていることを知っていますか？
遠い国の人からのメールのやりとりで、
実は自分の心の中の、言語化されていない部分が
明確になっていきます。
この本は、そんな手法で潜在意識と現実の関係を
知ることができる内容です。
スタートから読みたい方は…こちら
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（前回から続く。ギアナの返信より）
参考までに情報を追加したいと思います。
私の母も片方の耳が聞こえず、彼女の障害を利用して仕事を続けず、
私の姉に自分の世話をさせています。姉がその役割を引き受けてくれたので、
世界に行って探検したり冒険したりできたことに、私は喜びと感謝を感じています。
姉が私の母に使われていることを、私はときどき可哀想に思うことがあります。
私は母を強い女性だと思います。彼女はとても頭がいいのです。
私と姉は決して仲良くありませんでした。できれば姉と遊んだり、話したり、
髪をとかしあったり、服を交換したりしたかったです。彼女は私を好きにならず、
私をつねって「ブタ」と呼んでいました。私の母はいつも姉を「賢い子」と呼び、
私のことは「きれいな子」と呼んでいました。
できれば、あなたのメソッドに従ってインナーチャイルドと話して、姉との関係を変えたいです。
第４章 障害の理由
（一色の返信）
こんにちは、ギアナ。あなたが追加してくれたお母さんの情報によると、
あなたの主な問題が依存であるという結論が確認できましたね。また、
あなたは独りでいることが苦にならないと言っています。これは、孤独を愛する典型的な
「中間子」の特徴で、賢人になるのに適しています。
（ギアナ）私の母も片方の耳が聞こえず、彼女の障害を利用して仕事を続けず、
私の姉に自分の世話をさせています。
思考が現実化しているこの仮想世界では「親が勝手に産んだ」もなければ、
「うっかり生まれた」ということもありません。どう生まれるかの裏に意図があるのです。
片耳だけの聴覚障害は不便ではあるものの、ある程度は聞くことができるので、
自分で動くことができますね。これは、自由がその人にとって重要であることを意味します。
邪魔はされたくない、でも、世話はされたい。そして、体の自由は奪われたくないという
心理が読み取れます。あなたはこの遺伝子、別の言葉で言うと、潜在意識の思考を持っています。
ですから、あなたのお母さんの場合、耳が聞こえないことは、お母さんの未熟な自己に
とってプラスであると同時に、それは成熟した自己にとってはマイナスです。
未熟な自己は、なにかを望んでそれが現実化したとき、実際になにが起こるかを
よく知りませんでした。物事には必ず、プラス面とマイナス面がありますが、
体験する前にはプラス面しか見えず、マイナス面がわからないのです。
実際にそれが起きたら、「こんなはずではなかった」と思うので、
「自分はこんなことを望んでいなかった」と思います。しかし、思考が現実化するのですから、
実現していることこそが、自分がずっと思考してきたことなのです。
自分のつくりだした不便さや問題点に十分に苦しんだら、少し気が変わります。
「邪魔しないで」と思っていても、他者の世話が必要なので、他者を受け入れようとします。
あなたにはわかると思いますが、あなたのお姉さんの助けを得るには、お母さんはお姉さんを
受け入れ、我慢しなければなりません。そうでなければ、お母さんは一人になるので、
自立している必要があります。言い換えれば、お母さんは他人を拒絶したカルマとして、
孤独になるわけです。ですから、人からの世話が必要な状態であることは、お母さんの利己的な
考え方を改めるための支払いのようなものなのです。
どんなことにも二つの側面があります。
あなたが見る現在の現象は、
未来の（成熟した）あなたの意図と、
過去の（未熟な）あなたの意図から成り立っています。
その交点に現在があるのです。
つまり、未来も現在を創造しています。
成熟した自己が、未熟な自己が浅はかな望みをかなえようとするのを傍観するのは、
このように未熟さを改めるための機会となるからです。これが、ネガティブに見えることを
現実化するのを許す、成熟した自己の目的です。
（ギアナ）姉が私の母に使われていることを、私はときどき可哀想に思うことがあります。
あなたがお母さんの世話をしていないことで、お姉さんに罪悪感を持つ
必要はないのです。あなたも気づいているように、お姉さんとお母さんは、
まだ依存することにしがみついています。ですから、お互いにくっついていることは、
二人にとって悪いことではないのです。お姉さんは、お母さんをあなたから
取り戻したかったのです。そして、あなたのお母さんも世話をしてくれる人が欲しいのです。
二人ともうまくいっています。
（ギアナ）私と姉は決して仲良くありませんでした。
これは、お姉さんはあなたがお母さんを奪ったと思ったので、あなたが煩わしかったことを意味しています。これは第一子にとってよくある思い込みです。第一子は二番目の子供が生まれるまで母親を独占することができたので、二番目の子供にすごく嫉妬しています。通常、この思い込みはやがて少しずつ消えていきますが、とても依存的な子供は例外です。依存し続けるためには母親をつかまえていなければならないからです。
言い換えれば、嫉妬の割合は依存の割合に比例しています。
あなたは生き方を変え、自立した生活を学ぼうとしました。あなたはお姉さんや
お母さんの生き方に責任はありません。あなたがしなければならないたった一つのことは、
二人を観察することによって、あなたがもともと持っていた古い思考を認めて、
その古い考えを完全に手放すことです。すると、いつのまにか二人の考え方が変わるでしょう。
精神世界で、「私たちはみんな神である」と聞いたことがあるかもしれません。
思考が現実を生み出すので、これは真実です。
誰も本当の意味で無力ではありません。
（つづく）
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今四章ですから、全３４章のうちのまだまだ入り口です。(;^_^A
ゴールデンウィークで、集中的に学びましょう！
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